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#47 おとこのひとに「雄」を感じるとき

こんにちは。id_butterです。

人生で最高に不幸な時に恋に落ちた話 の47話目です。
本当は今日他の記事を上げるはずだった。
だけど昼くらいから、これが頭の中をしめてしまって、あっという間に完成した。こっちを先に出せと誰かに言われている気がして、変な内容なんだけどあげることにする。
これこれの内容を前提としています。


なんども書いているけど、わたしは男のひとが苦手。
でも、ただそういうことをいうだけなのはよくないなとわかっている。
ということで反省ついでにいつもの深掘りタイムである。
レッツトライ🎵

タイトルにも書いた『おとこのひとに「雄」を感じるとき』。
一番に思いつく、それは会社でよくみた光景。
顔じゃなく常に胸と会話する男のひとだ。
自分の目の前の人がそんなんなときもあるし、遠目で見かけることもある。
胸に話しかけて、胸に頷いて、胸に言葉を返す、胸と会話するひと。
(ごめん。画を思い出して今ひとり爆笑してしまっている。実在します。)
本人も意識していないのかもしれないと思う。
そうなった瞬間以降は、そのひとがかわいいかどうかとかは全く関係ないらしく、ひたすら目の前の二つのお山にだけ集中している。
たぶん本能だと思う、操られている感じ。
女にはよくわからないので、遠目で見つけたときはどうしても気になってしまう。
そのとき、あーこのひとオスだったのか、と認識する。
基本的に、会社では男の人(特に30代以下)は去勢された後のように「男」を消しているから、目立つのかな。

でも、そのひとは特別にエロいわけじゃない。それ以外のときは普通のいいひとだったりする。言ってることも別に変じゃない。もちろん、急に触ったりしてくるわけもなく、何なら紳士的に近いようなやさしいひとでもある。
男のひとにはそういう日がある。たぶんただそれだけ。

ここまで素直だと、ちょっと可愛く感じられる余裕があればいいのだけど、基本性欲の対象にされるってことを恐怖に感じるわたしには難しい。(高校生のときから早くおばちゃんになりたいと思っていたくらい。)

ヒーラーさんと話していたとき、過去の話をたくさんしたから、流れで「男のひと怖い」って話にもなった。
そのとき彼女が言ったのは
「でもね。女のひとにはあのすごいエネルギーは想像がつかないんだよ。
 それが自分の中にあるって大変なのよ。
 女のひとにはないものだから理解はできないけど、わかってあげなさい。
 みんな大変なのよ、結局のところ。」

なるほど。
で、今考えている。

だけど、わかってるの。
わかってても、怖い。
そして、怖がらないのではなく、わたしは肯定したいのだ。
女性が女性として必要なように、男性の男性たる部分も必要で素敵なんだと思いたい、どうしても。
だから、肯定したい。
それが悪でもなく怖いものでもなくて、何なのか心底わかって納得したい。

結局、このときに感じた感覚が、答えだった。

文章は少しエロっぽく書いたけど、実はわたしがあのとき感じたのは、澄んでいて神聖とも思えるくらいキレイなエネルギーだった。
どこまでも包んでくれるような広くて大きくて優しい、だけど強くて熱い。
そして、わたしはそれを紛れもなく男性のエネルギーだと認識していて、いやじゃなかった。どころか、どこまでもそれを受け入れたかった。応えたかったし、気持ちのいいものでしかなかった。

タロットカードや聖書では「火」は男性性を表す。
本当にそうだな、と感じている。
熱くて、勢いがあって、立ちのぼるような大きくて強いエネルギー。
それが、最後にふわっと広がってあたたかくどこまでも包んでくれるような感覚に変わった。
肉体のない生のエネルギーに直接触れたときに感じたイメージとピッタリ合うのだ。
だけど、実際の男性から同じものを感じたことがない。

ここからはちょっと仮説と想像が入る。
(だって女だし感覚のみで喋るから。)

その男性のエネルギーは、「愛」だと思う。
純粋な愛、そうとしか言いようがない。
そして、エネルギーはその愛を注ぐ先をいつも探している、そんな気がする。
もともと、男のひとが持っているのは純粋な愛情で、小さい男の子がみんないう「お母さん世界一大好き」っていうアレが、正しく育ったらそれになるんじゃないか。
だけど、それはどこにいったのか。
強くて熱いものって、、、性欲しかないよね。
性欲ってたぶんもともとは愛だったんだよな、きっと。
やはり、そうなのか。

「正しく育ったら」と書いた。
正しく育たない、それは現実世界で「拒否」が起こるからだと思った。
「拒否」と「受容」、どちらが圧倒的に起こっているかと考えたら絶望的な気分になる。
「受容」が上手にできる女のひとをそもそもそんなに見かけない。
それにここはパイの数が決まっている競争下にあり、一夫一妻制にも分かる通り窮屈な世界なのだ。
そして、男のひとは拒否にとんでもなく弱く回復力も少ない気がする。
男のひとに元々備わっていたエネルギーは、女のひとの拒否によって回復が難しいほどにものすごく損なわれてしまっている。
そして、ほとんどの場合その悲しい気持ちは女のひとに知らされないまま処理されているし、「男らしく」あるために隠されている。というかそもそも本人の心の中に存在すること自体が許されてない。
回復させようもない。自覚して、自分で意識して癒さない限り。
悲しみ、それがさらに増長した怒りに変わるとき、愛が姿を変えるのかも。

扱いづらい暴走するような本人にすら制御できないような性欲は、拒否という経過を辿ってしまった傷ついた「愛」、っていう仮説。

そういう傷ついた男のひとがどれくらいいるのかわからないのだけど、たぶん想像より多いのかもしれない。だから、目の前にいる現実の男のひとたちは、自分の中の体内でうごめく熱くて大きくて行き場を失ったエネルギーを、つまり男性性を扱いかねている。
女性を拗らせて、うまく受け取れないでいるわたしと同じように。

女のひとにはない強い衝動で未知のものだから女性であるわたしには実感としては全然わからない。
だって、そんなものをわたしは体内に飼ったことがない。

それに、そもそも男のプライド的にはわかって欲しくないのだ。(たぶん)
目の前の女性に自分を強い男性だと信じてて欲しい。(たぶん)
そしてただ「あなたは素敵だよ」って囁いて欲しい。(たぶん)
だから、わたしに女のひとにできることは、目の前にいるそのひとをそのまま信じて笑顔で受け止めることだけなのだ。(たぶん)

だから、目の前のだれかには伝えられないこと、それを今書いてみた。
やばい、一瞬わたしが女神に見えちゃいませんでした?笑
(調子に乗りやすいところがあります。許してください。)
もしくは悪魔と思われたかもしれない。こんなこと書くなよ、と。

現代社会では、こういうものがとても見えにくくなっている。
もともとの在り方、それぞれに与えられた役割、与えることと受け取ること、そしてバランス。

だって、わたしも今まで知らなかった。
まあわかっていたとしても、歪んだのちの性欲をそのまま受け入れるってことはできないのだけれど。
それに、やらかしてきた。
今までのわたしが男性にいう「〇〇さんにあまり男のひとを感じない」というのは褒め言葉のつもりだった(※猛獣じゃない、有能な猛獣使いだねの意)。だけど、それでたぶん傷つけたひとがいる気がするのでこれを機にもう封印しようと思う。今までごめんなさい。
でも、これから気をつける。

そして、こんなことを考えたらわたしの傷ついた過去がちょっと癒された。
あ、降りてきた。

わたしたちは、悲しみを手放せばいつでも愛に還れる。

わたしの中の誰かは、こう伝えたかったらしい。
入口(二つのお山問題)からの高低差が半端ないな笑
おー、山だけにね。(うまくないけど思いついてしまったのでつい書いた)

日々スピリチュアルを勉強していて、こんなことを考えている。
ふわふわじゃないスピリチュアル学 をはじめたりしたのもそう。
例えばなんで男性と女性が存在しているの。
その答えが子どもを作るため、だけじゃ悲しすぎる。せっかく人間なのに。
だから、本当のことを知りたい。
そして、それを誰かと分かち合いたい。

ということで。
今日もありがとう。やっぱり変な内容だった笑
でも、わたしの中の誰かが誰かに伝えたがってるみたいなんで仕方ない。

最後まで読んでくれたあなたの目の前に広がる世界が
今日も優しくありますように。


リアルで聞きたかったこれ。




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