【年末年始】沖縄 石垣島 グランヴィリオリゾートヴィラガーデン トラベルノート|振り返り✈️羽田-石垣1名往復28,675円旅の記録
今回は書き溜めたトラベルノートの20話目。
2023年12月年末年始に沖縄の石垣島に妻と旅行に行ったときの話を記録していきます。
石垣島には、以前から多くの友人たちから「本当に素晴らしい場所だよ」「行ったら人生観が変わるかも」と絶賛されていました。そんな話を聞くたびに、「いつか行ってみたい」と強く思い続け、若い頃からずっと心に描いていた憧れの地でした。
少し前にnoteに、妻の父と一緒に石垣島を訪れた思い出を記しましたが、今回振り返っているのは、その前に初めて訪れた時の旅行記です。初めて足を踏み入れた石垣島の魅力は、想像以上でした。美しい自然、独特のゆったりとした空気感、訪れる人々を温かく迎えてくれる雰囲気に、一瞬で心を奪われたのを覚えています。
その後、もう一度石垣島に行く機会があり、再訪してみたものの、「時間が全然足りない」と感じずにはいられませんでした。ダイビングをしたかったし、有名な焼肉店の食事ももっと堪能したかった。さらに、波照間島をはじめとする周辺の島々にも足を伸ばしてみたかったのです。石垣島自体でも、もっとゆっくりとした時間を過ごしたかったし、できることなら竹富島や西表島等の周辺の島々自体にも泊まりたかったと感じています。
最近石垣島を含め、連続で5回も沖縄を訪れており、さまざまなスポットを楽しんでいます。国内に、こんなにもリフレッシュできる場所があることに感謝せずにはいられません。海外リゾートのような解放感がありつつも、日本語が通じる安心感も加わって、異国では味わえないような気楽さがあるのです。
もちろん、海外にもそれぞれの魅力がありますし、これからも積極的に新しい場所を訪れたいと考えていますが、それでも石垣島をはじめ沖縄全体から感じる特別な場所が日本にあることに、今改めて幸せに思います。この島々を訪れるたび、ゆっくりと流れる時間や、豊かな自然に触れ、また日常へと戻る力をもらっています。
ちなみに、サムネイルで使った画像は石垣島ではじめて味わった石垣牛の焼肉店で撮った写真を使いました。それでは本編をどうぞ。
2023年12月28日(木) 予約変更でグレードUP!石垣旅の始まり
今年は、自分も妻も仕事納めの日に有休を取ったので、初日は平日スタートの4泊5日の旅行となった。出発前にもいろいろと準備や変更があったので、備忘録も兼ねて前提として少し書き留めておこうと思う。
【旅行前日までの流れ】
今回、6月18日に購入した石垣行きの航空券の安さも驚きだった。2人分で57,350円という価格に、最初は「エラーチケット?」と疑うほどだったが、唯一の難点は座席指定ができないタイプのチケットだったこと。でも、今回の旅で特に大きかったのは、直前での宿泊先の変更だった。
当初、9月18日の時点で、いくつかの宿泊先を検討し、最終的に楽天で「グランヴィリオリゾート石垣島」のオーシャンビューツインを4泊204,290円(税込)で予約していた。しかし、その後、妻が旅行の2週間前になっても宿泊料金の動向をチェックしていたおかげで、価格が大きく変動していることに気づき、教えてくれたのだ。キャンセルが無料であることを確認し、念のため石垣島全体の宿泊料金を見直してみることにした。
その結果、街中にあって評判も良く、清潔感がある「アートホテル」
という候補も浮上したが、なんと元の「グランヴィリオリゾート石垣島」のさらに上位クラスである「ヴィラガーデン」の部屋が、アゴダで約7万円も安い126,696円で出ているのを発見。すぐに楽天の予約をキャンセルし、アゴダで新たに予約を取り直した。そして、往復のホテル送迎の予約もしていたため、ホテルに連絡してキャンセルや予約の変更がきちんと処理されているか再確認しておいた。結果的に、部屋のグレードが上がったうえに大幅な節約もできたので、妻に感謝。
そうこうしているうちに旅行前日がやってきた。航空券は24時間前からウェブチェックインが可能で、その際に座席指定もできるので、仕事が終わってからアクセスしてチェックインしてみたところ、奇跡的に隣同士の2席を確保できた。もともと座席指定ができない超激安チケットだったため、僕も妻も思いがけないラッキーに喜んだ。
帰宅すると、妻はいつも通り在宅ワークで夜遅くまで忙しくしていた。パッキングは明日にして、とりあえず物置からキャリーケースを出して玄関に置き、旅行前日は早めに就寝した。
旅行当日の朝は、これから4泊も家を空けることになるので、冷蔵庫に残っていた傷みそうな食材を使って昼食にすることにした。クリスマス用に買っておいたバゲットやイチゴ、残っていたコーンポタージュスープに加え、ナス、人参、白菜、卵などがあったので、それらを活用することに。
まず、ナスと人参を炒めて具にし、オムレツを作った。そして、バゲットと卵を使ってフレンチトーストを作り、スライスしたイチゴをのせてデザート風に。白菜はコーンポタージュに入れて火にかけ、温かいスープとして仕上げた。量が多く一度には食べきれなかったので、フレンチトーストは4つに切り分け、アルミホイルとラップで包んで羽田のサクララウンジでいただくことにした。
昼食を終えてパッキングも無事完了。家を出て羽田空港へ向かった。平日ということもあり、周囲には通勤中のサラリーマンも多く、なんとなく旅立ちへの気持ちが高まるのを感じた。モノレールで羽田空港に到着し、サクララウンジではビールや一杯ずつ淹れるコーヒーを楽しみつつ、自作のイチゴのせフレンチトーストを味わい、旅の始まりを満喫した。
ラウンジで過ごしている間に、石垣島で楽しみにしている焼肉屋「マルおやじの店」を、明日の夕食に妻が予約してくれた。今やグーグルマップから直接予約ができ、空き時間も一覧で確認できるので、驚くほど簡単に予約が完了。本当に予約できたのかと少し不安になるくらいスムーズだった。
ほどよい時間になり、ラウンジ内の階段を降りて搭乗ゲートへ向かうと、なんとゲートはすぐ目の前。予定通りに羽田を出発し、無事に石垣空港に到着した。到着時の天候は、事前に調べた通り、あいにくの土砂降り。新しい空港で、フードコートもあって多くの人が滞在しているため、思ったよりも賑わっていて活気があった。宮古空港のような他の地方空港とは雰囲気が異なり、規模は異なるが、那覇空港や千歳空港のような賑わいに近い印象を受けた。
外は雨ながら気温は高く、さすがにダウンジャケットは暑すぎるので、ダウンジャケットはバッグにしまった。さらに、足元も濡れても大丈夫なようにビーチサンダルに履き替えて準備を整えた。
到着が遅いこともあり、しっかりとした夕食は取れないだろうと考え、事前に調べておいた空港内の「ミルミル」(石垣で有名なジェラートとハンバーガーのお店)でハンバーガー2つと、味見用にジェラート1つをテイクアウトすることにした。
ジェラートはその場で食べ、ハンバーガーはホテルの部屋でいただく予定だ。さらに、ファミリーマートでさんぴん茶やコーヒー、お菓子なども買い込み、送迎バスの乗り場へ向かった。
バスは指定された場所に停まっており、すぐに見つけることができた。私たちが宿泊する「グランヴィリオリゾート石垣島」はルートイン系列のホテルで、石垣にはもう1つ「ルートイン グランティア石垣」という街中のビジネスホテルもある。
そのため、送迎バスは両方の宿泊客を乗せており、そこそこ混み合っていた。
バスの停車順は「空港→①ルートイン グランティア石垣→②グランヴィリオリゾート石垣島 ヴィラガーデン→③グランヴィリオリゾート石垣島 オーシャンウイング」となっており、私たちは②の「ヴィラガーデン棟」で降りることになっている。
到着後、チェックインカウンターに案内されたが、フロントの飲み放題サービスは19時までだったので残念ながら間に合わず。このサービスは、19時までならフロント周辺でオリオンビールや一杯ずつ淹れるコーヒーを楽しめるのだが、楽しみは翌日以降にお預け。
部屋の冷蔵庫にはウェルカムドリンクとしてオリオンビールの缶やさんぴん茶が用意されていることは事前に知っていたので、それを楽しむことにした。
チェックイン手続き中、フロントのスタッフからいくつか独特の注意事項を聞き、少し驚いた。以下、覚書として記しておく。
部屋のお風呂について
浴室のお湯は高温で出るので、水とお湯を混ぜて温度調整しながら湯を張るようにと説明があった。普通の造りのようだが、念入りに注意する必要があるようだ。浴室の造り
バリアフリー構造のため、お湯が脱衣エリアにまで流れ出ることがあるので注意とのこと。しかし実際は、浴槽周りに溝があり、脱衣所との間には段差があったので、想像したより一般的な造りに感じた。朝食会場の利用について
妻がオーシャンウイング側の朝食会場も利用できるか尋ねると、「ヴィラガーデン側の朝食の方が良い。オーシャンウイングでも食べられるが、差額の返金はできない」との返答。後から確認したところ、オーシャンウイングの宿泊客がヴィラガーデンの朝食を利用する場合は800円を追加で支払うシステムだが、逆のケースでは返金はないとのこと。ちなみにオーシャンウイングの宿泊客はヴィラガーデンの温泉も利用できないようだ。周囲の宿泊客について
部屋に向かうカート移動中、妻が「静かそうな場所で良かった」と話すと、フロントスタッフは「今いる宿泊客はおとなしい方ばかりなので安心してください」と返答。過去に騒音トラブルがあり、事前に配慮しているのかもしれないと感じた。
その他、余談だが、妻が楽しみにしていた岩盤浴は故障中で利用不可。さらに、空港で履き替えたクロックスのサンダルの鼻緒が切れるというハプニングも。宮古島で妻のクロックスが壊れたことに続き、今回も鼻緒が切れたため、「もうクロックスは買わない」と二人で確認。
12月31日の夜にはマグロの解体ショー付き特別ブッフェがあるとのことで、予約が埋まりつつあると聞き、早速予約。さらに、エコ清掃の利用で1000円の館内利用券も2枚受け取った。
部屋まではカートで移動し、フロントから歩くと5分ほどの距離。荷解き中に妻が「衣類の一部が濡れている」と気づき、雨のせいで布製のバッグが水を通してしまったようだ。いつもの洗濯ロープを張り、濡れた服を干して事なきを得たが、次回からビニール袋で衣類を保護する必要があると再確認した。
その後、妻が大浴場の様子を見に行ったが、混雑がひどく今日は諦めざるを得ないとのこと。手にはブルーシールのチョコアイスバーを2本持って戻ってきたので、フロント前のソファでアイスを食べて部屋へ徒歩で戻ることに。結局、大浴場には入れなかったので、部屋風呂でゆったり過ごすことにし、先に妻を風呂に入れた。
空腹を満たすため、空港で買ってきたミルミルバーガーを温めて食べ、一息ついた後に自分も風呂に入った。風呂上がりにはウェルカムドリンクのビールを飲み、妻もバーガーを少しだけ味見。残りはビールと一緒に自分がいただいた。外はまだ雨が降り続いているが、翌日以降の楽しみに期待しながら就寝した。
2023年12月29日(金) 雨でも満喫!川平湾と石垣牛焼肉の一日
朝起きると、曇ってはいたものの雨は上がっていた。妻が起きるまで、周辺を少し散策しようと思い、部屋を出て歩き始めた。私たちの部屋は3階の建物の一番奥にあり、昨夜は暗くて雨も降っていたため、フロントまでの道のりはほとんど見えなかった。今朝改めて確認してみると、フロントに向かう際には近くのエレベーターに乗るよりも、3階の廊下を奥まで歩き、フロントに最も近い最後のエレベーターに乗る方が便利で、雨の日でも濡れずに済むことがわかった。
帰りは宿泊棟を左手に見ながら道沿いに進むと、右手には綺麗な水景が広がっていた。
夜にはライトアップされてさらに美しくなるだろうと思う。少し歩くと建物の切れ目に小さな階段があり、そこを抜けると自分たちの部屋に一番近いエレベーター脇に出た。そこからエレベーターで3階に上がり、部屋に戻ると、妻もちょうど音に気づいて起きてきた。
ちょうど良い時間だったので、二人で朝食会場へ向かうことに。途中、フロント前にあるドトールの一杯挽きのコーヒーを飲みながら朝食会場へ。会場は80品目以上のブッフェ形式で、和洋中や島の素材を活かした郷土料理、ライブキッチン、スイーツなども豊富に揃っており、目移りするほどの品揃え。小分けにされた料理が多く、少しずつ多くの種類を試せるのが嬉しい。仕切りのあるプレートも用意されていて便利だったが、例によって妻はフルーツを中心に取り、私も気づけばたくさんの料理を少しずつ並べてしまい、思わず豪華な朝食プレートになった。
朝食後の散策を終え、いよいよ石垣島観光へ。まずはオーシャンウイング周辺をゆっくり歩きながら撮影や、温泉の下見をしてから、予定を組み立てることに。
ちょうど晴れ間が出てきたのもあって、以前から気になっていた有名な川平湾へ路線バスで行くことに決めた。フロントで10%オフのグラスボート割引券もゲットし、バス停へ向かう途中で小銭を持って出発。定刻通りにバスに乗り、窓から石垣島の景色を楽しみながら川平湾へ向かった。
バスで整理券を取って料金表を見ると、意外に片道でも料金が高く、1日乗車券があればお得なことに気づいた。ちょうど他の外国人乗客が1日券を購入していたので私たちも購入。これで往復が格安になり、さらに夜の焼肉屋への移動にも使えることが分かった。
川平湾に近づくと、曇り空からぽつぽつと水滴が感じられ始めた。降車後、まずはトイレを探して観光エリアにある清潔な施設へ向かう。ついでに土産物店で、ビーチサンダルがわりに「島ぞうり」を購入し、記念に小さなシーサーの置物もゲット。妻が気に入ってくれそうなシュシュも見つけたので、ちょっとしたプレゼントにすることにした。ところが、土産物を見ている間に急に激しい雨が降り始め、しばし雨宿り。小降りになったところで傘を差し、ビーチまで進んで川平湾の絶景を眺めた。晴れていればもっと美しいだろうと思いつつ、やはり雨でもわかる川平湾の真っ青な海は圧巻だった。
次に、グラスボートに乗ることにし、割引券でチケットを購入。ビーチに降りてから船に乗り込むと、海中は雨でも影響がなく、美しいサンゴやカラフルな魚たちが楽しめた。特にウミガメには感動し、妻がスマホで動画を撮ってくれて何とか記念に残せた。
ボートを降りた後は、少し体が冷えたのでタクシーで帰ることも検討したが、タクシーが見つからず、雨もやんだため帰りのバスを待つことに。妻が寒そうだったので近くの店で代わりのズボンを購入し、バス停へ向かった。
帰りのバスも定刻通りに到着し、1日乗車券で乗車。途中の旅行前に検討した「アートホテル」などを眺めつつ、1時間ほどでバスターミナルに到着。
焼肉屋「マルおやじの店」に向かう途中、注文を受けてから揚げるサータアンダギーの店「サーターアンダギー本舗」を見つけ、妻が食べたそうにしていたが、焼肉を楽しむためお預けに。
ユーグレナモールを横目にしながら10分ほど歩いて到着し、心配していた予約も無事確認された。店内は居心地よく、こじゃれた雰囲気で常連客もいそうな感じ。フレンドリーな店員さんが、帰りのタクシーも道で拾えばすぐとのことで安心して食事に集中できた。
おすすめの6000円コースを頼み、久しぶりの焼肉にテンションが上がる。石垣牛がメインで、新鮮な肉やオリオンビールも満喫。味もさすが絶品で、大満足のディナーとなった。
帰りはユーグレナモールで妻の職場用に泡盛ゼリーを買い、通りに出るとすぐにタクシーが見つかった。
ホテルまでの帰りも手軽で、充実した1日の疲れも吹き飛んだ。部屋に戻り、二人で部屋風呂に浸かってリラックスし、濃い一日の余韻を楽しみながら就寝した。
2023年12月30日(土) 星空ツアー断念…石垣郷土料理で満喫の夜
ゆっくり目を覚まし、8時30分頃に朝食会場へ。
今日のテーマは「昨日とは違うものを食べよう」と決めていたが、ついついお皿が並び、またテーブルが料理で埋め尽くされる結果に。たっぷりと朝食を楽しんだ後、バスの時間に合わせてバス停へ向かった。
定刻通りにバスターミナルへ到着。昨日見つけた揚げたてサータアンダギーを食べるつもりだったが、二人とも満腹すぎて手を伸ばす気にはなれず、そのままユーグレナモールへ向かう。お土産屋を巡り、前から気になっていた石垣市公設市場にも立ち寄り、結局お土産は昨日泡盛ゼリーを買った店で、友人たち用のタオルや小さなシーサーの置物を追加で購入した。
その後、「ゆらてぃく市場」へ移動し、妻が厳選した3個入りのスターフルーツを購入。
帰りのバスにも間に合い、1日乗車券をしっかり活用してホテルに戻った。妻が星空ツアーに興味を示したので、ツアーデスクへ確認に行ったが、残念ながら5日まで予約が満席とのこと。星空も見られなさそうな天気だったため、代わりに最終日の午前中にマングローブツアーを申し込むことに。
途中、ヴィラガーデンのフロントでスターフルーツをカットするためのナイフを借りようとしたところ、なんとシェフがレストランの空いている時間にフロントへ持参すれば切ってくれるとのこと。妻は喜び、そのまま部屋で休憩。午後はオーシャンウイングの大浴場でゆっくりする計画だったので、準備を整えてお風呂へ。自分は30分ほどで部屋に戻り、ソファでうたた寝。妻は2時間ほどゆっくり過ごし、部屋に戻ったとき、チャイムが鳴って急いで起きた。スターフルーツが届いた。戻った妻と二人でカットしてもらったスターフルーツを食べた。
その後、部屋でまったりしながら夕飯をどうするか話し合った。予約は取っていなかったが、近くの「舟蔵の里」という地元レストランに予約の電話をかけた。
しかし、メニューの懐石内容をホームページで確認してから改めて電話してほしいと言われやや面倒になり、ホテル内の郷土料理レストラン「舟蔵」に行くことに。幸い予約も取れて、食事に向かった。
レストランでは三枚肉の炙りや紫芋のポテトサラダ、泡盛などを注文。
エコ清掃でもらった2000円分の館内利用券を使いお得に食事もできた。味も大満足で、沖縄料理の美味しさを改めて実感した。最後にヴィラガーデン側の大浴場でさっと身体を温め、部屋に戻って二人で就寝。
2023年12月31日(日) 石垣で年越し!そば食べ比べと紅白の夜
今日はホテルで1日ゆっくり過ごす予定で、8時半頃に朝食会場へ向かった。ホテルからは年末年始の混雑を避けるために分散利用の案内が出ていたおかげか、待たされることもなく、ゆっくりと朝食を楽しむことができデザートもしっかり食べた。
朝食後、部屋でくつろいでから大浴場へ向かう。大浴場でゆっくりし、無料のドリンクやアイス、
午後にはビールなどを楽しみながら周辺を散策。夜には年越しそばが振る舞われる予定で、私たちがいるヴィラガーデンでは塩ベースの海老天入りそばが提供されていた。
美味しいだしを味わいながら食べていると、妻が「オーシャンウイングの方は別な味のおそばかも?きっとスープも違うかもよ」と、面白そうな予想を立てたので、ビーチへ行くついでにオーシャンウイングの年越しそばも試してみることにした。オーシャンウイングで年越しそばを頼んでみると、妻の言った通り、醤油ベースのきつねそばだった。
二人で笑い合いながら、年越しイベントを少し覗いた後、屋上の「スターダストテラス」にも行ってみた。ここにはビーチベッドが4つ並んでいて、星空を眺めながら寝転べる仕様で、晴れていれば最高の夜空を楽しめそうだと感じた。
夕食は妻の提案でブッフェではなく焼肉に行くことになり、ホテル内の焼肉レストラン「琉華」を予約。予約時間になるとホテルの移動車で向かい、到着後、店の前で記念写真を撮ってから入店。
落ち着いた雰囲気で、石垣牛とアグー豚のセット、ビビンバ、オリオンビールなどをアラカルトで注文した。
石垣牛はさっぱりとしていて、昨日の「マルおやじの店」とはまた違った美味しさがあり、どちらかと言えばこちらの方が好みに合うかもしれないと思った。アグー豚もとても美味しく、お代わりを検討したが、満腹で断念。お会計は二人で8000円強。大満足のディナーだった。
食後は敷地内を通ってオーシャンウイングへ向かい、沖縄民謡のイベントを楽しみ、獅子舞も見物。
寒さを感じたのでヴィラガーデンへ戻る移動車に乗り、部屋で身体を温めた後、テレビで紅白歌合戦を見ながらゆったりと年越しを待った。ちょうど年越しの瞬間には、街の方で上がった花火も見ることができ、良い締めくくりの年末になった。
部屋に戻り、明日のチェックアウトとマングローブツアーに備えて目覚ましをセットして就寝。名残惜しいが、明日は最終日。
2024年1月1日(月) 年始の石垣島旅、マングローブ探検と新年の幕開け
あけましておめでとう。今年もどんな年になるのか楽しみだ。外は曇りで初日の出は望めそうになかったが、テレビをつけると羽鳥慎一モーニングショーの特番で富士山頂からの初日の出を中継していた。羽鳥さんが「テロップを消すので、テレビ画面をスマホで撮影してください」と盛んにアナウンスしていたので、記念に画面を撮影してみた。
予定通り7時30分頃に朝食会場へ。フロントではふるまい酒のサービスもあって新年の雰囲気に満ちていた。今日は最終日のため、控えめに好きなものだけを選んで朝食を楽しんだ。4日間の朝食で最も軽めだったかもしれないが、心から満足できる食事だった。
朝食後、部屋に戻ってパッキングし、フロントでチェックアウト。10時20分に出発予定のマングローブツアーの送迎車が少し早めに到着しており、トイレを済ませてから乗り込む。他にもインターコンチから参加する感じの良い夫婦が1組おり、到着後に荷物を鍵付きの棚に預け、カヌーの漕ぎ方について簡単なレクチャーを受けた。
ツアーには私たちと先ほどの夫婦の他に、現地で合流した6人家族も加わり、インストラクターについていく形でマングローブの川を進んでいく。
以前パラオでカヌーツアーを体験したことがあったが、少し不安だったもののすぐに慣れて、テレビで見たことのあるような広大なマングローブの中を爽快に進んでいった。
とても気持ちの良い時間で、あっという間に1時間半が過ぎ、もっと遊んでいたいと思うほど楽しいツアーだった。
ツアー終了後、インターコンチ組の夫婦と気軽に会話を交わしながらホテルへ戻る。予定の13時より少し遅れて13時20分頃に到着。フロントで預けてあった荷物から着替えを取り出し、16時発の空港行バスまで時間があるので、オーシャンウイングの大浴場へ向かう途中で「鳥居」が設置され、おみくじも引けるミニ神社ができているのを発見。二人でおみくじを引き、私は「吉」、妻は「小吉」とまずまず。こっそりもう一度引いたら「大吉」が出て、嬉しい新年の気分に。お参りを済ませてから大浴場でゆっくり温まり、15時40分にフロント前で妻と合流。最後のオリオンビールを飲み干し、16時発の空港行バスに乗り込んだ。
空港ではコンビニで軽くご飯を買って座席を確保し、しばらくゆっくりと過ごした。混み合う中、早めに座れて正解だった。飛行機の時間が近づいてきたので、保安検査場を通過し、売店でポーク玉子おにぎりと「おにささ」を購入した。ちょうどその頃、石川県で震度7の地震が起きたことをLINEの通知で知り、後で聞いた話では、その地震の影響でゴールデンタイムのテレビ特番がすべて中断されていたという。
飛行機は予定通り出発し、22時頃に羽田空港に到着。帰宅したのは23時を少し回った頃だった。今回は天候に恵まれない日もあったが、全体的な満足度は非常に高かった。特にホテルのスタッフやサービス、料理のクオリティとコストパフォーマンスが素晴らしく、すぐにでもまた石垣島旅行を計画したいと思える最高の年末年始旅行だった。
旅の費用
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