いまの時期、蜂場周辺のコトネアスターが開花中です。コトネアスターはミツバチが来る事になっていますが、実際にやって来るのは専らハナアブで、ミツバチの姿は見えません。 コトネアスターにはたくさんの品種があり、秋に赤い実がたくさん付くので、庭に欲しい植物の一つですが、そう言いながら何年も植えていません。どこに何の品種を植えれば良いのかイメージが定まらないからです。いっその事コトネアスターの実を食べた鳥が我が家の庭に種を落としてくれれば良いのですが。 小学生の時、自由に絵を描きな
知り合いからポポーの成木を7本いただける事になり、蜂場に移植しました。普段使わない筋肉を使ったせいか若干筋肉痛です。 ポポーについてMEMO ①北米東部が原産 ②果肉はマンゴーとバナナを足して2で割ったような味で、「森のカスタードクリーム」と呼ばれている。 ③完熟したポポーをアイスクリームに乗せると美味しい。 ④熱帯果樹でありながら耐寒性が高い。 ⑤自家不和合性で、異なる品種を植えないと実付きが悪いが、実生であればそこは特に問題ない(らしい) ⑥雌性先熟。先ずめしべが成熟
40歳過ぎたあたり(長女が小学校に入学したあたり)から、何となく家庭内に居場所がなくなってゆく感覚が芽生え始め、その感覚は年々強くなり、いまではトイレと屋根裏部屋が自分の唯一の居場所となってしまった感があります。 私には人生で後悔している事が2つあります。 一つは小学一年生の時の初恋の女の子に自分の気持ちを伝えてないまま転校してしまった事と、家を作った時に自分専用の書斎を作らなかった事です。長男には日々「好きな女の子には素直に自分の気持ちを伝えろ」「大人になって家を持つよう
ベルギー出身のハードテクノDJで、いまや飛ぶ鳥を落とす勢いのアメリーレンズが4年ぶりに来日します。ライブは渋谷で1日だけのオールナイトのロングセットとなりますが、間違いなく素晴らしいライブになるはずで、自分が置かれている状況を考えなければめちゃくちゃ行きたいです。 ところで、ベルギーと言えば、ワッフルやビールだけでなく、養蜂も歴史があり、「青い鳥」や「蜜蜂の生活」を書いたノーベル賞作家のメーテルリンクもベルギー出身です。メーテルリンクの「蜜蜂の生活」は私の大好きな本の一つで
ある事がきっかけとなり、昨年の年末から、毎晩息子(中一)に勉強を教えています。いままで自分の仕事で精一杯で、父親らしい事は何一つしてきませんでしたので、それなりに真剣に取り組む事にしました。 私は学生時代に4年間進学塾の教師をやっていて、中学生と高校生に国語を教えていました。国語というのは市販の問題集を解いたり、文法を覚えれば出来るようになるものでもなく、日頃から何かについて考えて、それを言語化してゆく習慣を持つ事が何より大事だと思います。 息子に国語を教える前に、学校で
昨日は来月16歳になる娘の誕生日プレゼントを買いに行きました。最近は友達と東京に遊びに行ったり、夜遊びをするようにようになったので、日常的に使いまわせるブレスレットを買いに行った次第です。 普段20代の女性と会話する事がほとんどない私は、ちょっとした非日常感を楽しみたい気持ちになり、対応してくれた店員さんとアクセリーやジュエリーについてあれこれ話をして、税込で15000円くらいのシンプルなシルバーのブレスレットを買いました。 ところで、世の中には、高価なブランド品やダイヤ
中一の息子と一緒に教科書英語を勉強するようになって約1ヵ月が経ちましたが、父子ともども全くモチベーションが上がりません。何か大事なところがすっぽ抜けている気がしてなりません。これはいけません。 いろいろと考えた末に、英語特有のリンキング(連結)と、裏拍から入る練習に息子が好きなリンキンパークのマイクシノダのラップを教材に使う事にしました。これで息子のモチベーションは爆上がり(?)です。 やり方はとりあえず細かい文法や意味などは無視して、とにかく裏拍を感じる事と、何となく連
週末は養蜂作業をやりながら、数十年放棄されていた杉林と竹林を整備してブルーベリー園を作っています。今年からユンボが入って造成したおかげでようやく全体像が見えてきました。今日からいよいよ杉の伐採作業が始まりました。 チェンソーを使った作業はいうまでもなく危険を伴い、私も数年前に事故で知り合いを亡くしています。特に慣れて来た頃が一番事故が起こりやすいため、木の特性を良く理解した上で、慎重に作業をしなければなりません。よくある事故は以下の通りです。 ①目標の方向に木が倒れず、逃
勉強を全くやらない中一の息子を何とかすべく勉強を教えるようになって1ヶ月弱が経過しました。つくづく「息子に勉強を教える事は容易ではないな」と痛感しております。どうしても感情が先立ってしまうからです。いつ我が家のリビングの壁に穴が開くか心配で仕方ありません。 いままで「なぜ世間の親は子供を塾に行かせたがるのか」今ひとつ理解出来ませんでしたが、要するに「親が子に勉強を教えるのは無理だから」だとわかりました。お金さえあれば、誰か優秀な教師を見つけて丸投げしたいです。 ところで、
一月も半ばになりました。毎年一月には「今年の目標」を立てて、ノートや手帳に書き留めていましたが、最近は手帳を持ち歩く事もなくなり、スマホのアプリに登録してたまに眺めては、決心が揺らいでいる自分を戒める毎日です。 涙があるだろう 今年も 涙ながらの歌があるだろう 固めたこぶしがあるだろう 大笑いがあるだろう 今年も あくびをするだろう 今年も 短い旅に出るだろう そして帰ってくるだろう 農夫は野に 数学者は書斎に 眠れぬ夜があるだろう だが愛するだろう 今年も 自分より小さ
先日ジェフベックさんが亡くなりました。髄膜炎との事。ご冥福をお祈りします。 私が初めてジェフベック(以下敬称略)の音楽に触れたのは中学生の時、FMラジオで聴いた「People get ready」でした。まだ中学生だったので小遣いでレコードを買う事も出来ず、ラジオからmaxellのカセットテープに録音してソニーのウォークマンに入れ、テープの巻き戻しは手動で行い(カセットテープに鉛筆を突っ込んでグルグル回す)、乾電池を節約しながら毎日聴いていた事を覚えています。 当時はこの
もうかなり前になりますが、脱サラして養蜂業をやり始めた時、収穫したハチミツは地元のイベントで売っていた事があります。適当に巣箱を置いて、その上にエンジ色の布を敷いて、ハチミツを並べていました。商品ポップは特に作らず、段ボールの裏に「朝焼けを朝の歌とし 夕焼けを夕べの歌とす」とマジックで書いて、ポップ代わりにハチミツの隣に立てかけていました。 この言葉は三好達治の「鴎」という詩の一節です。たまたま三好達治が好きな人がいて、それがきっかけで自分のお客さんになってくれたらと思って
息子が学校で使っている国語の教科書に金子みすゞの「ふしぎ」という詩が載っていました。平易で読みやすく、さまざまな技法が一通り取り入れられているので、テスト問題も作りやすい(?)詩です。教科書ガイドには「4連の口語定型詩」と説明がされていました。 教師向けの指導要領を読んでみると、金子みすゞのこの詩を元ネタにした自分流の口語定型詩を生徒に作らせるとあり、それではと即興で作ってみました。 ふしぎ(50代バージョン) わたしはふしぎでたまらない 歳を取る毎に一年が どんどん短
この冬は息子(中一)に勉強の仕方を教えなければならなくなりました(あまり気が乗りませんが)。息子の勉強の仕方を見ていたら以下の問題がある事が分かってきた次第です。 ①ただ教科書を眺めている ②教科書を見ながら問題集の穴埋めをしている ③✖️になった問題をそのまま放置している 勉強の本質は「わからない事がわかる」「解けなかった問題が解けるようになる」事で、中学生や高校生くらいであれば、一冊の本を何度も反復すれば基本的な問題はたいていは解けるようになると思います。いろいろと手
昨日は八重洲ブックセンターで子供のクリスマスプレゼントを買いました。本は単行本ではなく、文庫本にしました。文庫本は裏表紙にあらすじが書いてあり、また、サイズも小さいのでいつも鞄に入れて持ち歩く事が出来て便利です。また、ブックカバーは別にしてもらいました。八重洲ブックセンターのブックカバーは好きです。 息子(中一)用 ボッコちゃん(星新一) きみの友だち(重松清) カエルの楽園(百田尚樹) 娘(高一)用 カラフル(森絵都) 西の魔女が死んだ(梨木香歩) アルジャーノンに花束
毎週土曜日は有志が集まって里山整備をやっています。今日は私の友人3人と山に入って、いつものように竹やアオキ、アラカシなどの伐採作業をやりました。 里山整備は先ずざっくりと今日やるべきゴールを設定し、ある程度仕事の役割を決めたら、後は誰かが指示を出すわけでもなく、個々が自分の仕事を見つけ、自由に活動します。しばらく時間が経つと、そこにいるメンバー同士が影響し合って呼吸が一つになり、一つの流れが出来て、共時性や相乗効果が生まれてゆきます。 共時性や相乗効果を生み出す4箇条