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チェンソー考

週末は養蜂作業をやりながら、数十年放棄されていた杉林と竹林を整備してブルーベリー園を作っています。今年からユンボが入って造成したおかげでようやく全体像が見えてきました。今日からいよいよ杉の伐採作業が始まりました。

チェンソーを使った作業はいうまでもなく危険を伴い、私も数年前に事故で知り合いを亡くしています。特に慣れて来た頃が一番事故が起こりやすいため、木の特性を良く理解した上で、慎重に作業をしなければなりません。よくある事故は以下の通りです。

①目標の方向に木が倒れず、逃げ遅れて木の下敷きになる。

②木が倒れる際に周辺の木の枝にかかって、枝が折れ、頭や身体に直撃する。

③脚立に乗って枝を伐採する際にキックバックが起こり、バランス崩して脚立から落下するまたは、落下した枝が脚立に直撃して脚立が倒れる。

④目線よりも、高い場所にある枝を切っている時にキックバックが起こり、チェンソーの刃が顔面や身体に当たって大怪我をする。

⑤やってはいけないと分かっていながら必要に迫られて斜め切りや玉切りを行い、事故になる。

※③は自身で経験済み。④は友人が経験済み

また、木の特性だけでなく、チェンソーそのものの構造を理解して、日頃からしっかりとメンテナンスをしなければ思わぬ事故に繋がるため、自分で機械のメンテナンスや刃の目立てができなければ、基本的には作業をやらない方が良いです(自戒を込めて)

ところで、脚立上での作業や木に登って枝打ちする際はエンジン式のチェンソーよりも小さくて軽い充電式のチェンソーが便利だと最近気がつきました。しかしながら知り合いの庭師はチェンソーに頼らず、ノコギリ一本で作業していますし、道具が増えると出費もかさむので、慎重に検討したいと思います^_^


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