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独立して2年。自分を見失ったからこそ、必要だった「セルフマネジメント」スキル習得の時間

上場ベンチャー企業での執行役員から、独立し、Mazeru Share株式会社の代表として、2年。経営者として歩み始めた松倉さん。メンズプロダクション「Soft Drink」では、バチェラーでもある、小柳津林太郎氏や、黄皓氏などもマネジメントしている。 順風満帆であるように見える一方で、「この先何を目指すか」「何を大切にするのか」見つめ直す時間が必要だった。と語る。本プログラムの受講について聞いた。

松倉 寛之 さん

プロフィール
2010年にトレンダーズ株式会社に入社。その後マザーズ上場を果たし、最年少で執行役員に就任。2022年に独立し、「Mazeru Share株式会社」を創業。マーケティング支援やライブコマース事業、メンズ美容タレントを中心としたプロダクション「Soft Drink」を展開。小柳津林太郎氏や、黄皓氏といったバチェラー出演者などのマネジメントを行っている。

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独立という目標達成。一方で見えなくなった自分のこれから。

ー本プログラム 受講前はどういうご状況でしたか?


独立して約2年間が経ち、自分ができることの範囲はこれくらいなんだな、ということがある程度わかってきたタイミングでした。そこから今後のことを考えていく中で、「このままなんとなくやってくんだっけ?」と湧いてくる想いがあったんですよね。実績は積み重なっていくのに、自分自身が本当に進みたい方向にいけないまま、毎日目の前のことと格闘しているという感じです。
私の目標は、「独立して経営者になること」でした。実家が自営業だったこと、20代からさまざまな経営者の方を見てきたことで、憧れを抱いていました。それが叶ったことで、次に目指すところがなくなり、今後に向けた目標を見失っていました。

忙しくてできてなかった、目標設定と理想像の構築

ー本プログラムと出会ったきっかけを教えてください。

 2022年夏頃に、前職の先輩から高橋さんをご紹介いただいたことが出会いのきっかけでした。その後、高橋さんからこのプログラムを聞いたことがプログラム実施のきっかけになります。

ーなぜ受講してみようという気持ちになったのですか?

 理由としては大きく二つあります。一つは信頼している高橋さんからのご紹介だったので、やってみようということ。もう一つは、自分にとって今こそ、「目標を見つめ直す」ということをしっかりやるタイミングだと思ったからでした。
 目標設定は重要ですが、目の前のプロジェクトに追われていると、緊急性は低くなります。多くの経営者はそうかもしれませんが、緊急度のウェイトが重い方を優先し続けてしまう。そうじゃないと売上がたたず苦しくなるから。一方でそうし続けていると、手付かずになっていくのは自分自身のことで、やがてそれが山積みになっていく。私は考えや意見もわりとはっきりしている方だと思っていますが、その山の内部は一体なんなのか理解はできていなかったと思います。自分の内面を可視化して、ゴールを設定して…というのが仕事面でもすごく大事だというのは理解はしていましたが、忙しくて取り組む時間がなかったですね。言い訳なんですけど。経営者って言い訳が死ぬほど増え続ける職業だと思っているので。

無意識だった自己犠牲を変えたことで生まれた自分の時間

ー実際に受講してみて、いかがでしたか?

 プログラムを受けてよかったなと思います。一番よかったのは、元々悩んでいた考えを整理できたこと。自分の内面を整理し、余白が生まれました。それもセッションで話せたことにより、自分自身のことを整理できたのがとてもよかったです。

ー整理してみて変化したことはどのようなことですか?

 一番変わったのは時間の使い方です。セッションの中で、毎日飲みに行っていることで「時間がなくなっている」ことや、「パフォーマンスが低下」していることがわかりました。どうしてそうなっているのかを深掘りしていくと、人の誘いを断ることがものすごく苦手な自分に気がつきました。「嫌われちゃったらどうしよう」と考えてしまうんですね。なので、誘われたらとにかく忙しくても予定を入れてしまっていました。
 私は、会食とかで人の話をきいてる時ってお酒が進んじゃうタイプなんですよね。飲んでカラオケ行って、2時、3時くらいに家に帰って、無意識に缶ビールを開けてそのまま寝落ちする。朝になって奥さんに「どうしたの」って起こされる。で、仕事に行くけど、当然100%元気なわけもなく…。

 そうした状況もあったので、高橋さんと話して、「まず一回お誘いを断ってみること」にしました。でも実際には自分が恐れてたことなんて全然起こらなかった。誘いを断ったからといって嫌われることなんて、全然なかったんです。それ以来自分自身で夜の時間の使い方をコントロールできるようになりました。
 
 こうして変われた理由は、自分自身がどういう自分でいたいかと、高橋さんとセッションで話した中で、「自己犠牲が大きすぎる」ことに気がついたからでした。自分自身が誘いを断ったら、相手からマイナスな印象を持たれることにばかり目がいき、自分自身の時間を大切にできていませんでした。

「ジャーナリング」と「朝の散歩」で変化した、1日のパフォーマンス

 また、朝の習慣を変えるセッションもあり、朝散歩することをはじめて、毎日歩いてる時に「あ、あれやろう。これもやろう」ってアイデアも生まれてくるようになりました。エネルギーがちゃんとある状態で1日が始まってるので。不毛な飲み会も楽しいんですけど、コンディションが良いに越したことはないなと思いました。

ープログラム終了後も実践していることはありますか?

 プログラムで作った目標や時間の使い方などは実践していますが、プラスして、プログラム内でやり続けることになる、ジャーナリングは実践しています。毎日自分自身の体調や状況を把握するための習慣として、自分を整理する時間を取れています。

立ち止まって見えた、「セルフイメージ」と今後への想いとは?

ー今持っているセルフイメージについて教えてください。

 「なかなか会えない人」です。今まではどちらかというと私は「フットワークの軽い、いつでも会える人」だったと思うんです。それはもちろんこれからも大事にしたい要素ではありますが、私自身の今なりたい自分像とは少し違う感じがするんですよね。「自分自身の信念を持っているかっこいい大人」だからこそ、人との時間も仕事の時間も大切にしているようなイメージを持たれたらいいなと思っています。

ー他にはありますか?

 あとは、「本当にやりたいことに向き合い続けていきたい」ということです。
 学生時代にサークルを立ち上げたんですが、「山手線一周歩く」とか「無人島で鬼ごっこ」とか、とにかくユニークなことを企画してやってみるサークルでした。立ち上げ当初は4人だった人数も今は150人くらいの規模になっているようです。そのような「0→1」を創るのは大変ですが、昔から好きなんです。なので、今後もやりたいと思ったことに突き進めるような人でいたいですね。
 また、「コンフォートゾーン」で満足することをやめていきたいと思います。目の前のことをこなしていくと、それだけでできることが増えていきます。気づけばそれが「頑張ればできてしまう」コンフォートゾーンになっていく。「本当は違う挑戦をしたいけど、まぁいいか」と自分を置いてけぼりにしても生きていけるようになる。その時に、自分自身の経験を増やしていくための選択をできるようになりたいと思います。

目指したいのは、心を動かす機会をつくり続ける人

ー今後の目標はありますか?

 イケてる大人になりたいですね。私のイケてる大人像ってのが何かというと、男性にも女性にもモテていて、家族も大事にしてる人。あと仕事でも、趣味でもなんでもいいけどずっと恋をしてる人。私はさらなるイケてる大人になるためにも、心が動く瞬間を作ることを自分のミッションとしています。
「Mazeru Share」も、誰かと出会うタイミングや、ものを買う時、人種も年齢も性別も関係なく、心が動く瞬間を作りたくて設立した会社です。いくつか事業に取り組んでいる中でメインとしているのは「メンズ美容の改革」です。今私は「Soft Drink」という自分が代表をしている会社でメンズプロダクションにも取り組んでいます。創りたい未来は、飲み会で、ソフトドリンクを気軽に頼めるように、メンズもメイクを気軽にできるようになること。飲み会でソフトドリンクを注文しても、男性がメイクしていても別にいいじゃないですか。世の中に新しい当たり前を作りにいく。そういうことをやっていきたいです。

セルフマネジメントを習得して、自己犠牲から脱却してほしい

ーどんな方にこのプログラムをおすすめしたいですか?

 そうですね。自分を殺して走り続けてる人にこそ受けてほしいです。
例えば、若くして偉くなったビジネスマンって会社からの期待がありますよね。成長するのが当たり前だよな、って重圧とか。成長したら次はクライアントからの期待。マネージャーになるとメンバーができるとそのメンバーからの期待。パートナーができるとその人からも。360°全方位へ期待に答えようとすると私みたいにゾンビになるんですよ。そういう人ですね。
 ゾンビとして死にながら生きていてもそれなりに充実はしていたんですけど、もう一回自分の中にやりたいことあるんじゃないの?って立ち止まってほしい。そして、自分自身の生活を見直して、何が大事なのかと整理した上で、結果的にいいパフォーマンスを発揮できるので、余白をうまく作れるようになってほしいですね。
 プログラムを通して、自分を整理することをたくさんするので、どんどん整理できてくるようになります。頑張り続けている人にこそ自分との対話をしてほしいと思うので、そういう方にぜひ受けてほしいです。

インタビュー終了後、松倉さんとBeat代表高橋

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