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やりたいこと or やれること?

今朝、何気なくつけたテレビに、俳優の菅田将暉さんが映っていた。
アナウンサーが話題の人と対談する番組の1コーナーの場面。

「仕事をどういうふうに選んでやっていくか?」について
菅田さんは最初に聞かれた。

そこで大事にしているのは、

「質より量。やりたいことよりもやれることをたくさんやる」

菅田将暉のインタビューより

菅田さんなりの考えがあって発した言葉なんだけれども、
この言葉を目にして聞いて、その真意はなんだろう?と考えた。

最初、自分の中で抱いたのは違和感で、
やりたいことを突き詰めていって行動した方が楽しいんじゃないかなーと。
自分が向かっていきたい道なんだから気持ちがワクワクするし。
逆に自分がやれることばかりだと退屈じゃない?

こんなふうに、「やりたいことが原動力」だと思っていた。
やりたいことがあるからこそ、それに合わせてどういう仕事をやりたいのか選んでいく強い指針になる。
だから、「やりたいことがある」っていう気持ちを持っている人はすごい。

でも、やりたいことがあまりない人にとってはどうだろう?とも考えた。
こういう立場の人にも菅田さんは考えて発言していたんじゃないかなって。

自分の想像と感触から推測するに、
やりたいことがないと思う人って、
自分にはやりたいことがないから、自分はダメなんだ。とか、
やりたいことがあるかないかを基準に自分を悲観的に見たり、自分の良し悪しを判断してないだろうか?

もしそういう似たような状況になっている人がいるならば、
今こそ菅田さんが言う、「やれることをたくさんやる」を指針に掲げて行動を起こすチャンスがまだある。

自分が思うに、今回の仕事をどうやって選んでいくかに限らず、
「やりたいこと」から何か判断するのも、「やれること」から目を向けるのも、どちらかが正しいはない
どちらにも真意があり、人によって向き不向きがあるだけなんだと。

だから、どちらか一方ですべてを決めるようなことはもったいないなぁ。
「自分にはこっちが合ってるのかもなぁ」というぐらいにまずは考えて、
行動に移す足掛かりにしていけば良いんだと思う。

読んでいただきありがとうございました。




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