父になる

1児(娘)の父です。将来子どもが大きくなったときに見せてあげたいと思って、育児をするな…

父になる

1児(娘)の父です。将来子どもが大きくなったときに見せてあげたいと思って、育児をするなかで感じたこと、考えたことを書きます。

最近の記事

子どもが生まれて僕は強くなった

元々僕は引っ込みがちの性格で、内面では色々思いつつも、表に出さない性格だった。大きな決定をするのも苦手な方だ。でも子どもが生まれたら自分のそういう性格が少し変わってきているように思う。 大きな変化としては家を買った。人生で一番大きな買い物。妻は僕と違って決まれば意思の固い人なので、その後押しもあった。かつて自分が家を買うことなど想像もできなかったけど、買った。 もう一つは、嫌いな同僚と一緒のチームにならないよう上司に伝えることができた。今まではどんなにストレスが溜まっても

    • 赤ちゃんの言葉(2) ママとマンマ

      子どもが「発音」に近いことができるようになってきた。「マンマン、ンマ〜」などと口にするようになったのだ。やはり最初に口にするのは「マ(ma)」の音だった。このように発音するときに子どもが何を考えているかは分からないが、ちょっと困った風に言うので何かを欲しているのだろうと思う。 さて、『乳児が発音しやすいのは ma だから、「ママ」と最初に言うようになるんだ』というのはよく聞く話である。我が子もそのうち「ママ」と言えるようになるだろう。 しかしふと、これは日本語の「(お)ま

      • 子どもの成長とキリンの首は非連続か

        生後6ヶ月を過ぎ、我が子は毎日ものすごいスピードで成長している。足を掴むことができるようになり、その足先を口まで持っていけるようになり、寝返りができるようになり、そこからまた仰向けに戻れるようになった。首だけのブリッジも頻繁にやるようになった。 こうやって書くと「徐々に連続的に成長している」ように思われるかもしれないが、親の実感としては「突如できるようになった」印象が強い。寝返りができる/できない、というのは一進一退だ。出来たり出来なかったりを繰り返すので「ちゃんとできる」

        • 赤ちゃんの言葉(1)

          子供が5ヶ月になった。日々表情が増えていき、最近は本当によく笑うようになってこちらの幸福感が半端ない。だからとにかく楽しいことをしようと音のなるおもちゃで遊んだり、絵本を読んだりしている。 しかし絵本を読み聞かせていて、どうも違和感がある。僕も妻も関西弁を話す。一方で僕は東京にも5年以上住んだことがある。流石にしばらく東京にいた時は一定程度標準語になっていたが、ある種の「母語」としての関西弁を大事にしたいと思っている。それなのに、絵本が基本的に標準語で書かれているため、絵本

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          初めての寝返り

          昨日子どもが初めて寝返りをした。ちょうどおじいちゃん、おばあちゃんが見ている前で、くるりと体を捻って寝返りした。ここ数日、あと少しでできる状態だったが、その「あと少し」に1週間程度はかかるかと思っていたのに、予想よりも早くできるようになって驚いた。1日1日、目まぐるしいほどに成長している。 寝返りした子を見ながら思っていたのは、これは3次元的認識を持つことなんだろう、ということ。仰向けに寝るしかなかった時も当然ながら高さを認識していただろうが、自ら視点を地面から(ほんの少し

          初めての寝返り

          音楽を再発見する

          先日、お食い初めをした。僕が育った家はそういう行事を全くやらない家だったので新鮮だった。お食い初めはその子が一生食事に困らないように、という願いをこめるらしい。この飽食の時代に食事に困る心配ってのもの何だろうなと思いつつ、格差が広がり食事に困る人もいるというニュースを見ると、やはり願いとしては今でも成立するんだろうな。 さて、子供が生まれてから、聴く音楽が変わった。というより昔聴いていた音楽を改めて聴き直すようになった。 ここ数年、いやおそらく10年近くのヘビーローテーシ

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          親も成長する、はず

          子供が産まれて3ヶ月経った。子供の成長(体重3kg→6kg)には驚くばかりだが、親の方も変化がある。これまで僕は日中仕事なので子供の面倒を見るのは朝と夕方以降だけだった。ゴールデンウィークは1日中一緒に、しかもそれが1週間ずっと続くという初めての経験。 そこで自分でも考え方が変わったなと思うことがある。GW前は子供が泣く理由を1秒でも早く排除してやりたいと思っていたが、ずっと一緒にいるとそれが無理なことで様子見ながら少しずつ気分を変えなきゃいけないって思うようになったこと。

          親も成長する、はず

          朝の子供は抜群に可愛い

          なぜか、朝は機嫌が良いようだ。アーとかウーとか「クーイング」と呼ばれる声を出すようになった。朝は特にその回数が多く、親の顔を見ながら(親の主観だが)楽しそうにお喋りしてくれる。最高に可愛い。 昼〜夕方はどうもグズり気味。おっぱい飲んで寝たかなと思ったらすぐに泣き始めてまたおっぱい、の繰り返し。泣いている時間が割と長い。泣き声の音量が大きくなってきたので、そのうちしんどくなってくるだろうか。 そういえば、予防接種をした。コロナのせいで親は一人しか病室に入れず。僕は付いて行っ

          朝の子供は抜群に可愛い

          父になって父のことを考える

          今日、娘のおむつを替えたら新しいおむつを敷いたところでうんちをした。目の前でされるのは初めてだったので嬉しく思いながら、またおむつを替えた。そしたら次はまたおむつを巻く前におしっこをした。なんとおむつ2枚を一瞬で捨てる羽目になった。うんちをしても、おしっこをしても、娘の一挙一動がかわいい。そんな日常を妻と笑って過ごしている。 ----- さて、こんな感じで子育ての日常をnoteを書こうと思ったのだが、やはりそもそも僕がどんな父親になるのか、いま現在どんなイメージを抱いてい

          父になって父のことを考える

          父になった日

          2021年2月中旬、長女が産まれついに父になった。アラフォーでの第一子は少し遅かったと言って良いだろう。このnoteは父になって徒然と思うことを書いていくつもり。特に目的を定めることもなく、子供が将来大きくなったときに見たら面白いかも?ぐらいで始める。なので1ヶ月で終わるかもしれないし、細々と思い出したときに書くかもしれない。張り切り過ぎると続かない性格なので、このぐらいのスタンスが良いだろう。 さて、出産当日はとても風の強い日だった。予定日から1週間以上遅れており、前日か

          父になった日