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コーチングスキルのことを考えてみる。

「コーチングスキルのことを考えてみる。」

遠くを狙うなら、弓矢を使う。

刺身を造るなら、刺身包丁を使う。

木を切るなら、斧を使う。

目的に応じて、使う手段(道具)を選ぶ。

人は、それを当たり前に行なっている。

このことを、コミュニケーションに置き換えてみると、どうだろう?

人の話を最後まで聴くなら、“傾聴“をする。

人を認めたいなら、″承認″をする。

何かを確認したいなら、″質問″をする。

感じたことを伝えたいなら、″フィードバック″をする。

お願いをしたいなら、″リクエスト″をする。

いわゆる、傾聴、承認、質問、フィードバック、リクエストなどコーチングスキルと言われているものも、

それぞれの目的に応じて、適切なスキルを使い分けることができたり、

自分がどのスキルを使っているのかを意識するだけで、

コミニュケーションスキルというのは、格段と上がる。

最後まで話を聞いた方が良い場面、つまり、″傾聴″した方が良いのに、

ついつい、興味本位で自分の聞きたいことを聞いてしまう、つまり、″質問″してしまう。

そんなことって、意外と多く、普段のコミニュケーション場面であると思う。

実は、私自身も、コーチングを学んで、コーチングスキルとして、傾聴やらを学ぶ前は、

そんなことを繰り返していた。

斧で、刺身を造る。

そんな感じにもなりかねない。

でも、コーチングスキルとして学ぶことにより、

刺身包丁で、刺身を造れるようになった。

その刺身包丁だって、一種類ではなく、その魚に合わせて、いくつか持ち合わせておくと、個別化にも対応できるよね。

傾聴というスキルで考えても、傾聴の仕方を、人によって変えていく必要は出てくる。

じっと、聴いた方が良い人もいれば、

共感しながら、盛り上げながら、聴いた方が良い人もいる。

スキルを学んで、大切なことは、そのスキルを実践すること。

実践してみると、うまくいくこと、うまくいかないことなど、体験が残る。

そして、その体験を次に、どう活かして経験として蓄えて、スキルを向上させていくか、

このことを繰り返すことが大事。

もう一つ大切なのが、自分のスキルを磨くばかりでなく、

スキルを使ってもらうことなんだよね。

傾聴も、人の話を傾聴して自分のスキルを磨くのには限界がある。

そんな時、自分の話を傾聴してもらう。

その体験が、自分にとって貴重な体験となる。

そうすると、より、スキルに磨きがかかる。

スキルって、そうやって、まずは、そのスキル自体の仕組みを知って、自分で使ってみて、人に使ってもらって、、、

その、繰り返しで、通り一辺倒の使い方でないことを知って、、、

その繰り返しなんだろうな。

そうやって、スキルを磨いていき、適切なタイミングで、適切なスキルを自然と使えるようになる。

自分で、何を目的として、何を目標として、何の手段(スキル)を使うか、これからも意識していきたいな。

そのために、まずはどんなスキルがあって、どんな効果があるかを知ることから始めると良いよね。

そうすると、知らず知らずのうちに、コミニュケーションの質が変わってくる気がしている。

あと、自戒の念で、

「よっしゃぁ!この場面は、このスキルやで!!どうや!どうや!」

そんな風にならないように気をつけよう。

そういうのって、相手に伝わっちゃうからね。

、、、言語化してスッキリ☆☆

ちなみに、私が最初コーチングを学んだ理由の一つに、コーチングスキルを知ってコミニュケーション能力を向上させてかった、そんなことがありました。

そうしたら、自己基盤(ファウンデーション)の存在を知ってしまい、スキルも大事だけど、そもそも自分がどうありたいか、そこなんだと気がつき、

結果として、スキルを身につけることも、楽しめている、今日この頃。

今日も、自分と向き合うのと、せっかく今言語化したから、

「どや!どや!傾聴やで!」

と、鼻息荒くならない一日を意識して、ナチュラル傾聴を実践しよう🌈

さぁ、本日もガンバルンバ💪

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