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休職中期 「やりたいこと」の理由を考えてみた

こんにちは。だるだるダルメシアンです。
適応障害と診断され、1ヶ月半お休みをいただいています。

自分に素直になってみよう、と思い、
「やりたいこと」について考えてみました。

「やりたいこと」を探す、みたいな本を読んだりするくらい、私はあまりやりたいことが思いつかないタイプです。
仕事も「置かれた場所で咲く」タイプで、自分からこういうことをしたい!があまりないままにここまで来ました。

やりたいことリストみたいなの作ったりしましたが、
これは一時的に思ってるだけでは?
みたいなのも多かったりしてあまり納得感がない。

そんな中で唯一、ずっと変わらずトップにある「やりたいこと」について考えてみました。


私のやりたいこと


私が「やりたいことは?」と聞かれると一番最初に思い浮かぶのは
「海外に住みたい」
です。

私は学生時代に2か国での居住経験があるのですが、
それもあってか、「やりたいこと」と聞かれると「海外移住」と答えていました。

これはまったく嘘ではないし、今も思っていることですが、
改めて「なぜ」と深く考えたことはなかったので、これを機に考えてみました。

留学時代が楽しかった理由


大学時代に9ヶ月ほど留学をしていました。
その時の私は「生き生きしていた」と思います。

住む場所も
取る授業も
週末に何をするのかも
全部全部、誰かと比較するでもなく、誰かに合わせるわけでもなく、自分で納得して決めていました。

自分の心に素直に生きていて、
ふと街中でイベントのポスターを見つけたら、次の日の予定を変更したり。
誰に言われたわけでもなく自分からバイト探しをしてみたり。

それらの動機は、一つも「認められる」ためではなく、自分の好奇心を満たすためでした。

なぜ今はこんなに「認められること」を求めているのに、
あの時の私は違ったんだろう

でた結論は、
新しい自分になれるから。

言い換えると、
取り繕う必要がない、ありのままの私でいられるから
でした。

「ありのままの私」でいられた理由


①誰も私を知らない
誰も私を知らないところからのスタートです。
私が今までと全然違う風に装ったって、それが「新しい私」。
結局は、留学中だって自分の性格が変わったりするわけではなかったけれど、このマインドが大事だったんだと思います。

②9ヶ月しかない
期限つきである、
それはさまざまな選択をする上で大きい要因だったと思います。
日本にいると、明日も来年も、この先もずっと当たり前に続いている気がしてしまう。

今やらなくても次の機会があるかな
来年もまたあるかな

と先延ばしにしてしまうけど、期限があることで是が非でもやりたい!!という気持ちになるのだと気づきました。

だからこそ、チャンスは逃したくなかったし、
後悔している時間だってもったいなかった。

「今」この瞬間を生きていたのだと思います。

③自分に言い訳ができる
"言い訳"というと悪く聞こえそうですが、「まあしょうがないよね」が多い、という意味です。

英語で全てが通じるわけじゃない
だから、
授業がついていけなくても今はしょうがないよね、わかるようにがんばろう

いろんな国の人がいるんだからいろんな考えがあって当然
だから、
あの人と100%わかりあえなくてもしょうがないよね、バックグラウンドが違うんだもん

日本で、母国語が日本語だと、
「だいたいみんなもこう思ってるよね」とか、
「日本語はできるんだから、今できていないのは能力のせいだ」とか、
なんか言い訳がしづらくて、できて当たり前、に苦しんでいる気がします。

本当は、
人間なんだからたとえ日本人でもみんな違うはずなのに。
日本語ができても、だからなんでもできるわけではないのに。

こういう考えが、
「自分はもっとできるはずなのに」を生み出していて、
もっとできる人を羨んでしまうのかなぁと。

海外移住したい本当の理由


今までなんとなく「憧れ」に思っていた海外移住願望の正体は、
自分軸で生きていきたい でした。

勝手に取り繕おうとする自分でもなくて、
その自分とのギャップに苦しむのでもなくて、
自分の決めたことに納得して、ありのままの自分を好きでいる

それが、留学で体験できたから、でした。

私の願望って、結局はここだったのか〜って、
今の休職のテーマにもつながってきて、
個人的にはとっても腑に落ちています。

移住したら期限つきじゃないし、
誰も私を知らないってわけでもなくなるし、
言語だっていつかは最初よりは上手くなるのだろうけれど、
「みんな違うよね」の文化は生きやすい気がします。

ひとまず海外移住したい夢は並行で持ちつつ、
本当の願望は「自分軸で生きること」だと改めてわかったので、
日本にいても、どこにいてもそれができるように、
自分軸で生きることを目指していこうと思います!