杏光ェ:発達凸凹の兄弟の日常

小学生の3歳差兄弟は特別支援学級で同級生。 手がかかる子どもたちとの日常のなかで母もひ…

杏光ェ:発達凸凹の兄弟の日常

小学生の3歳差兄弟は特別支援学級で同級生。 手がかかる子どもたちとの日常のなかで母もひとりの〈人〉として心豊かに過ごせることに気づけたらそんなに大変に思わなくなった日々の記録。

最近の記事

出来る事ならやってみよう!~特別支援学級で同級生の息子たちの夏休み~

わが家の息子たちは三歳差兄弟であり、 ADHDとASDを併せ持つ発達凸凹BOY。 それでいて、特別支援学級で同級生をしている。 学校の勉強は好きじゃないし、苦手だし、 学校は行ってもいいけど、自由に過ごしたい。 という、親としてはなんとも理解しがたい考え。 2人ともそんな考えだから、時折途方に暮れてしまう。 まぁ、それでも 毎日学校に行こうとしている心は 大いにほめたいところで。 そんな彼らにも夏休みはやってきた。 そして、もう終わってしまった。 勉強が好きじゃない

    • 息子たちの新しい日々~特別支援学級同級生の3歳差兄弟~

      新学期が始まって早くも2か月がたとうとしている。 特別支援学級で同級生をしているわが息子たちも、 自然の流れで新しいことを受け入れながら、 毎日を送ることができている。 そう思うと、なんかたくましい。 だけど安易に「受け入れている」というと ほんとのところそうではないのかもしれない。 というのも、毎日平穏に暮らしていながらも なんだか微妙なズレが生じているのかも?と思う節があるから。 感情が乱れるとき、そういうときこそ 『言葉』で表現してくれたらいいのに。 それがなぜか他

      • 前のめりの、新学期。特別支援学級の息子たちの様子。

        「進級おめでとう」 黒板の左端に書かれた文字は、ちょっと見慣れない字体。 だけど、 新学期初日の、微妙に慌ただしくてむず痒いような、それでいてちょっとした緊張感の中で、いつもの特別学級の担任の先生が時折ひょっこり顔を出して、 「おはようございます!」と声をかけに来てくれる。 2クラスある特別支援学級には新6年生が4人いる。そのため、おそらく新6年生のサポートにも入るであろう特別学級担任の先生、それでいて、交流学級の新6年生の前年度の担任は退職したため、新任式&始業式前に声か

        • 考え方を変えると「これで良かったんだ」と思えることが幸せにつながっている

          小学生の息子が学校に行ったあと電話が鳴るのは、本当に困っている時。 そんな時の担任の先生の声。 息子本人と話していれば親子の話になってしまうところも 不思議とヒーリング効果があるようで妙に落ち着いて話ができる。 今日は今年最後のプール授業の日。 夏休み明けは 「学校のプールは嫌い。だから入りたくない」と言っていた小2の次男に、 「最後なんだから」とプールバッグを持つよう声をかけていた今朝の登校時。 何をどう話しても「いらない」の一点張り、 そこまで頑なに拒否するんだから

        出来る事ならやってみよう!~特別支援学級で同級生の息子たちの夏休み~

          発達凸凹兄弟の夏休み。今日は午後から宿題Timeだけど、それぞれが決めた開始時間になっても始めない。とうとう母ふて寝。30分くらいして目を覚ますと小5長男はノート8ページやった、と。小2次男は宿題こそはやってなかったけど、着替えは済んでいた。口うるさく言わなくてもやれるじゃん♪

          発達凸凹兄弟の夏休み。今日は午後から宿題Timeだけど、それぞれが決めた開始時間になっても始めない。とうとう母ふて寝。30分くらいして目を覚ますと小5長男はノート8ページやった、と。小2次男は宿題こそはやってなかったけど、着替えは済んでいた。口うるさく言わなくてもやれるじゃん♪

          ご機嫌くん。それだけでかあちゃんもご機嫌さん。

          「かあちゃん!何かやることない!?」 何処にも出かける予定のない日曜日。午後に突然、小4長男がソワソワしはじめて。 午前中は3つ下の弟とYouTube。それから、弟が遊ぶSwitchの「あつ森」鑑賞し、午後になり、自分も「あつ森」するんだろうな、と思っていたけど、 「4時になったら始める。その前に今日の分の宿題をするから、だいたい3時か3時半ころに勉強するよ」 そうね、自分で段取りを立てられたらその時間割でやってごらん^^ なんて話していたのに、 今日の分の宿題は

          ご機嫌くん。それだけでかあちゃんもご機嫌さん。

          子どもが子どもらしくあることは自然なこと。

          わが家の子どもたち、 小4の長男と、小1の次男は2人そろって ADHDとASD(自閉症スペクトラム)を併せ持つ発達凸凹。 それがわかったのは 長男は小1の秋、次男は小1の夏休み前。 やっぱり学校に行くようになると、今までと勝手が違って、 〈自由のきかない毎日が合わない性分〉が顔を出してきたようで じわじわと息子たちの心が悲鳴を上げたんだな、とは 今となって思えるところ。 幼児期は、どこにでもいるような男児で 好奇心旺盛で落ち着きなく、 元気の加減ができないヤンチャな子、

          子どもが子どもらしくあることは自然なこと。

          〈あつ森〉から知る、本当のわが子。

          わが家の小4と小1の息子たち、 毎日毎日〈あつ森〉ばっかり。 〈あつ森〉しかないわけではない。他のゲームソフトもある。 それなのに、毎日毎日〈あつ森〉。 島の住民は小4の長男と小1の次男、あとは動物たち。 そんなに面白いなら母ちゃんだってやりたくなったぞ! と、息子たちにおねだりしたら、 新たにアカウントを作ってくれ、 キャラクターまでも作ってくれた。 次男がゲームするときに私も参加させてもらい、 やりながら一緒にやり方を教えてもらったのだけど。 何せ、母、 久々

          〈あつ森〉から知る、本当のわが子。

          好きなことを極めし、若者よ

          若者。 わが家で言うと、小学生の息子たち。 これからの未来を背負っていくであろう若者たち。 夢と希望に満ちあふれている。 わが家の子どもたちを「若者」と認識すると、 いつもの息子たちでも 輝いて見えてくるから不思議だ。 叶えられるかわからないけれど、 ムフフとなるような願望は大人になっても持っててもらいたい。 実際のところ、大人になって 「ムフフ」とする想像力が乏しくなってしまった母として、 心が若い子ども時代だからこそ、 息子たちには夢と希望は持ち続けていてほしいと願

          好きなことを極めし、若者よ

          3歳差小学生兄弟、クラスメイトになる

          わが家には小4と小1の男子兄弟がいる。 当然のことながら4年生と1年生の教室があって、それぞれ毎日過ごしている。 と言いたいところだけど、小4長男は4月から情緒特別支援学級に編入したので、今までの同級生とは別々になり、ごく少数の学級のメンバーになった。 予兆はあったけど、1日ほとんど塞ぎこんでしまっていた小3時代からがらりと変わって、毎日いきいきとして学校に通う長男の口から出た言葉は、 「オレには学校に行く理由がある」 劇的な変化は本当に見違えるほど。本来の姿に戻っ

          3歳差小学生兄弟、クラスメイトになる

          言霊が引き寄せる?

          小1次男をスイミングへ送迎。 間に合うギリギリの時間で行動しているため、 到着時には駐車スペースがない状態。 必ずといっていいほど毎回 「クルマ停めるところないかもー」 と言ってるのは 〈スイミングの見学してあげられないかもしれない〉 を含む、 わたしは見学しなくてもいいかな、の気持ちと、 なんでクルマが置けないんだよ、と残念に思う気持ちに保険をかけている、とか、 お母ちゃんが見てなくても頑張ってきてね、の想いがあったりするのだけど。 だけど、いつものセリフなのに今日に

          泣く子も黙る〈なまはげ母ちゃん〉のつもりだったけど。

          なまはげ母ちゃんと言っても、 怒鳴って怒り炸裂の恐ろしい神の化身、 いや、悪魔の使いか、 子どものすることなすこと、 イライラがピークに達して エネルギーを発散させるその恐ろしい姿は 人様にはお見せできないほどの形相で 家の中を闊歩していたなまはげのようなお母ちゃんだった、わたし。 なまはげよりも 般若よりも エンマ様でもかなわないほど その形相は恐ろしいものだったと思う。 外では穏やか、 悪目立ちもしないで無難にやり過ごしている。 それが、一歩家に入ると、 不思議な

          泣く子も黙る〈なまはげ母ちゃん〉のつもりだったけど。

          虹の前には雨がある。子どもといつかの晴れを待つのもいい。

          今日も昼前に一本の電話… が、あったようなスマホの表示。ピカッ。 そうしてるうちに留守電のアイコンがパッ。 まずは、、 折り返す前に留守電のメッセージを確認。 優しそうだけどせっかちな話し方の女性の声。 これは次男の担任の先生の声、だけど、 正直、もう聞き飽きた。。。 携帯電話のくせに 居留守したくなる気持ち、 この際、目をつぶってフタをしよう。 「これから迎えに行きます」 1、2時間目は頑張ってた、 だけど今日の天気と同じようにだんだん荒れ模様だったそう。 同級

          虹の前には雨がある。子どもといつかの晴れを待つのもいい。