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鑑賞作品記録

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鑑賞した映画、本の感想記録
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2020年7月の記事一覧

「女子ーズ」

「女子ーズ」

女子ーズ を鑑賞
2014年公開 福田雄一 監督作品

最近重めの映画が多かったので
笑えるコメディ映画を観たかった

監督は「銀魂」や「今日から俺は!!」で有名な福田雄一
さすがコメディの奇才、手放しで笑わせてくれる

選ばれた女子から結成された、戦隊ヒーロー「女子ーズ」が片手間で地球を守る
そのメンバーは今も一線で活躍する有名女優の方々だ

掛け合いの間合いも良く、テンポが良い
女子ーズの中で

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「悪人」

「悪人」

悪人 を鑑賞
2010年公開 李相日 監督作品

ズシン、とくる映画だ

以前、同監督の「怒り」を観た時もそうだったのだが、本当にズシンとくる
「怒り」を観た時に絶対にいつかこの映画も見ようと思っていた

終始不穏な雰囲気で、序盤から常にいつかどこかで何かが始まってしまいそうだった
絶えず流れる緊張感が伝わる
そんな中で、罪を犯してしまう男性とその男性を愛してしまう女性

どう表現すればいいのか分

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「ICHI」

「ICHI」

ICHI を鑑賞
2008年公開 曽利文彦 監督作品

前情報なくただ何となく観てみようかなと思ってだったので、
「座頭市」の女性リメイク版だということを後から知った

といってもその「座頭市」も観たことが無いので別に何ということもないのだが

主演の綾瀬はるかは瞽女と呼ばれる盲目の女性という難しい役柄だったと思うが
イメージに無い、笑顔を見せない孤独で強い女性の姿を見た

加えて、アクションのイ

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「恋は雨上がりのように」

「恋は雨上がりのように」

恋は雨上がりのように を鑑賞
2018年公開 永井聡 監督作品

眉月じゅんによる同名漫画の実写映画である

正直、中高校生の恋愛を描いた漫画の実写化はどうしてもむず痒くなり、苦手だ
しかし最近偶然なのだがこの漫画の情報などを目にする機会が多く、
内容やキャスト的にもそんなに甘ったるくはないかなと思い、鑑賞を決めた

実際、甘い恋愛映画というよりは、爽やかに日常が描かれている
高校生の恋愛や青春を

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「検察側の罪人」

「検察側の罪人」

検察側の罪人 を鑑賞
2018年公開 原田眞人 監督作品

原作は雫井脩介の同名小説である

検察官にフォーカスを当て、社会問題や政権問題にも通ずるものが描かれていた
難しい内容であり、情報量が多い
自分自身の理解力や知識量が乏しいせいだが、
きっとまだまだ気付いていない伏線などが多数盛り込まれているのだろう

木村拓哉演じるベテラン検察官の最上
二宮和也演じる駆け出し検察官の沖野
2人のすれ違う

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