見出し画像

変わっていいんだよ。

解剖学者である養老孟司は、「変わっていくこと。それが学ぶこと、知るということです。」と話していました。

自分が変化できなくても、周りの環境はそれに関係なく、変化し進歩していきます。

現代生まれ現代育ちの私たちにとっては、生まれた時から今の世の中が普通だった。

緑も多くなく、土も少ない、闇も少ない世界・・・・・・

だけど、文明は進み、みんななに不自由なく暮らしている。

そういう世界しか知らないから、その価値を考えたことはなかった。

昔と今と、どちらが幸せなのか、豊かなのか、よく話題には上るけど、実際のところどうなのか?

その答えは、たぶんでないと思う。

時とともに、変わらないものなどなく、人の暮らしも、自然のあり方も、人の有り様も、幸せも豊かさも、この世に存在するすべてのものは、同じ状態を保つことなく移り変わっていき、永久不変なものなどない。

でも、苦しみも哀しみも、物事のたった一面にしか過ぎない。

現実は、楽しいばかりでもないし、つらいばかりでもない。

その気になれば、考え方ひとつで世界は変わる。

自分の考えや常識で、自分を縛る必要はないんじゃないかなと。

経験してそこから学びがあれば、自然と変化する必要性もでてくる。

時間と共に、自分がどれだけ変化できているかを考えてみよう。

だって、よく人は、価値観の違いと言うけど、価値観って、ひとつしかないと、それはもはや価値観ですらないから。

価値観は、違っていいんだよね。

不一致が当たり前。

いろんな価値観とくらべてこそ、価値観なんだと、そう思う。

自分の価値観も、別の価値観と比べてみて初めて価値観たると言えるし、良く分かるんだと思う。

孤独や寂しさというものをすでに知っている自分と他人。

失う時がいつか来る事も知っている自分と他人。

優しいものは、とても怖い時ってありませんか?

静寂や無言なんかより、叱られなかったり、穏便で無難な雑談をされたりする方が心をえぐられたりするからなあ~

寄りそうことや本音でぶつかり合うことを避けられると非常に寂しいと思うときもあったり・・・・・・

どんなに言葉を交わし合っても、二人の人間がお互いに分かり合っているという証明は不可能です。

だから、寂しいと思ったっていいんだよ。

自分の目は、自分を直接みることはできない。

自分をよく見るためには、違う場所から見なきゃダメってこと。

現代社会のあくたにまみれて感覚を麻痺させ、それが時代だからと、そんなセリフひとつですべてを片付けたくない。

もっと人間らしくありたいと。

今のこの世界はあまりにも乾いていて、カサカサだけど、人と人をつなぐ情を、鬱陶しいと思いたくない。

人生は長くて、世界は果てしなく広い。

そして、曹洞宗の僧侶である鈴木俊隆老師も「心が空っぽなら、何が起こっても大丈夫。何でも受け入れられるから。初心者の心には可能性が溢れているが、熟練者の心にはそれが少ない。」と話されていたけど、今までの常識や先入観を一度忘れて、初心に戻って考えてみる。

私たちが知っている世界も常識も、こ~~~~~~~~んな小指の先ぐらいの小さくて狭い世界だと気がつければ、謙虚な気持ちになれるよね(^^)

常に、謙虚さを忘れずに、初心者だからこそできる、自由で可能性のある発想を、強みとして活かしていければ、自分の考え方や行動とは違う人の立場になって、物事をとらえてみれるから。

だったら、不調和なものが最も美しい調和を作るのだと気楽に考えて、そして、肩の力を抜いて行こう♪って思わない?

そんな思いになれる?様なBGMには、スピッツの「さわって・変わって」なんかがイイかな(´艸`)

スピッツ「さわって・変わって」
https://www.youtube.com/watch?v=-l5yolGZox4

この曲の別な解釈にお気づきの方は、コメント欄にでも書いてみて(´艸`)って、書いてみたけど・・・・・・

今年は社会全体を見据えて、底抜けに明るい曲は歌いづらい年だったけれど、いつの時代も、毎日も、ポジティブとネガティブが交錯するのだとしたら、この曲の歌詞のように、来年は、更に、立ち停まってられないな(^^)

中島みゆき「荒野より」
https://www.youtube.com/watch?v=ia1HWtcQLwQ

♪僕は走っているだろう 君と走っているだろう

あいだにどんな距離があっても

僕は笑っているだろう 君と笑っているだろう

あいだにどんな時が流れても♪

この曲は、TBSの開局60周年記念の集大成として、半年以上をかけて撮影された民放発の大河ドラマ「南極大陸」の主題歌ですが、戦後最大の国家プロジェクトとして、前人未到の南極大陸に挑む人々の姿や、彼らと運命を共にする樺太犬との絆などを描いており、逆境に挑む力こそが人間を飛翔させるることを教えてくれます。

逆境は自分を一気に成長させるチャンスだと考えみる。

弱気になって逃げようとしたら、絶対に状況に負けてしまうから、逆に、挑む心意気で!

苦しい時は前向きになるのは難しいけれど、気持ち次第で状況は変わるし、悪い方向に意識が向きそうになったら、無理やりでも向きを転換してみる。

弱気にならなければ、必ず突破口はあるし、良い方向に進むと考え、毎日を過ごして行きたいよ、ね(^^)

今どの方向に意識が向いていますか?

この記事が参加している募集

#最近の学び

181,685件

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?