見出し画像

心に聞いてみたいことありますか?

心に聞きたい質問。

よい答えを引き出すには、よい質問をすると良い、こんな風に言われていますが、ご存知ですか?

答えが出てこないとき、答えがピンとこないときは聞き方を変えてみるとよい、という意味です。

質問をすると、私たちの脳は自然と答えを探そうとするようにできています。

スマートな答えが欲しいときには、スマートな聞き方、スマートな質問をするとよい、というような具合。

私が一番大事だと思う質問は、「What do you really want?」。

自分がどうしたいか、何が欲しいか、という質問です。

つまり、たとえば何かあったとき、迷うとき、何をすればいいかわからないときに自分に一番聞いてみたいのは、自分が本当にどうしたいか、何が欲しいのか、心がどう言っているか、を自分に聞いてみること。

というのも、一般的に、何かあったり迷ったりするとき、人はつい「どうするべきか」「何をしたらよいか」の答えを探そうとします。

この答えの探し方ですぐ答えの出てくる人はあまりいません。

心が葛藤するようなことが湧き上がってきます。

ラッキーにも、なるほど、と思うような答えにでくわすこともあるけれど、ピンとくる答えにはそうそう出会わない。

だからみんないろいろな人に「どうするべきだと思う?」とか、「私はどうしたらいいでしょうか?」と聞いて回ってみたりします。

また誰かが言う答えをすり合わせて、自分をなんとかその答えで納得させようとすることすらないでしょうか。

それで納得できるならいいけれど、最終的に仕方がないから、とか、皆がそう言っているから、と我慢したりすることもあるでしょう。

でも、そんなときに「私は一体どうしたいんだろう?」「何が欲しいんだろう?」と聞いてみます。

そして、本当に正直な気持ちと心を覗き込む勇気もちょっと必要です。

さらに、答えがすぐわからなかったとしても、「もし答えを知っているとしたら、どんな答え方をするだろう?」とさらに一歩踏み込んでみる。

それでも出てこなくても、考える時間を増やす。

考え続ける努力をする。

すると、たいていの方は何かしらの答えが出てきます。

これって不思議。

それが今の段階で理想の答えとは限らなくても、自分の心が望んでいることを無視し続けることは本来なら無理なはず。

自分の心を無視するのも、否定するのも、本当ならしなくてもよいはず。

いつから私たちは自分の心が望むことを無視して誰かのいう答えを正当化してそれを自分のものとなるよう努力をし始めたのでしょう。

いつから私たちは、自分自身の答えを信頼しなくなったのか・・・・・・

成功哲学者であるナポレオン・ヒルは、「人生の歩みは、自分自身の心から始まり、自分自身の心で終わるのです。」と言っていましたが、体調と同じように、考え方もその時の状況によって変わってくるのだけれど、考え方がネガティブにならないように、予防して修正していくためにも、自分がいまどういう考え方をして、物の見方をしているのか?をチェックしてみることが大切です。

たとえ誰かの意見や答えを参考にしたとしても、結局自分の中で答えを出すのは、いつでも自分自身です。

これを誰かにやってもらってしまうと、せっかくの自分自身が選ぶパワーや、自分の人生への責任や自由も手放してしまうことになるかも。

そしてうまくいけばいいけれど、そうでないときには誰かを責めたり、誰かのせいにしたりするかも。

誰かのせいにするのは、面白くないですよね。

選ぶ自由と、その選んだことへの責任はいつでも一対でやってきますが、だからこそ楽しいともいえます。

迷って答えの出ないときは、一度静かなところで自分の心に、「私はどうしたいんだろう?」と聞いてみるクセをつけてみてください。

道に迷うことを苦にしない様に。

間違うことや、迷うことを恐れていると、新たな一歩を踏み出すことはできないから、ね。

どの路でも足の向く方へゆけば、必ずそこに見るべく、聞くべく、感ずべき獲物があると国木田独歩が言っていたとおり、どんなことでも経験すれば、そこから学び、新たな道が開けると考えてみてください。

良いことも悪いことも、実際に自分で経験しなければ、成長できないから。

また、迷ったときには 原点に立ち返ってみることが必要で、原点とは自分の本心。

つまり、自分の本心に聞いてみことなんですね。

いろんなことが影響して、思い通りにいかないこともあるかもしれないけれど、自分の本心、原点を忘れずに、自分の気持ちに正直に動いて行ける様に、自分の本心がどうなのか、素直な気持ちで立ち返ってみてください、ね。

この記事が参加している募集

最近の学び

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?