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イギリスで暮らし始めてはや25年。看護師として働きながらイギリス人夫と大学生になる一人…

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イギリスで暮らし始めてはや25年。看護師として働きながらイギリス人夫と大学生になる一人息子と3人で楽しく生活しています。趣味は合気道とゴルフです。

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「ベイトマンニュース」スコットランドへの移住⑦スコットランドに家を買う

イギリスの家が売れてしまったので、急遽スコットランドに行って、その土地を感じ、売りに出ている家を実際に見に行ってみることにしました。ターゲットはスコットランドの東側。ゴルフの発祥地であるセントアンドリュースがあるファイフ地方とその北側にあるアンガス地方です。 実際に行ってみて、正直どちらの地方も好きでしたね。まずは大きく、やっぱりスコットランド、好きですね。広がる自然と、漂うゆっくりとした雰囲気が好きやなぁ、としみじみ思いました。どちらの地方でも楽しく暮らせると思います。ど

    • 「ベイトマンニュース」スコットランド生活㊿遂に購入キッチンアイランド

      我が家のキッチンはL字型です。 ほんまはキッチンとダイニングの間にある壁をぶち抜いて、オープンキッチンにすることを夢見ていましたが、いろんな理由が重なって、結局その夢を諦めて独立したL字キッチンとして今まできました。 それはそれでいいキッチンなんですよ。広々してるし、庭に面して窓があって明るい。 でも、でも、私は(キッチンのスペースが狭くなったとしても)キッチンアイランドが欲しい、とずっと思っていたんです。 私にとってキッチンは、もちろん料理をする場所なんだけど、プラスちょ

      • 「ベイトマンニュース」ほどほどが一番②

        前回お金もゴルフも夫婦仲も「ほどほどが一番」だと(自分に言い聞かせるように)書きました。笑。 考えてみると、そういった自分が置かれている環境や才能、人間関係以外のことでも、やはり「ほどほどが一番」なんじゃないか、と思うことがあります。 実は私、かなりの「自然派」なんですよ。 洗剤、シャンプー、化粧品など、人工的なものを積極的に使いたくない。 食べるものもプロセスフードや買ってくる出来合いのものよりも、できれば自分で作りたい。 なぜかというとアレルギー体質だからです。すぐにか

        • 「ベイトマンニュース」ほどほどが一番①

          今年も楽しみにしていたUSオープンというゴルフのメジャーの大会が始まりました。今年はアメリカのパインハーストという、とにかくめっちゃ難しいコースでの開催となり、最初から予想外のどんでん返しが起こりそうな予感です。 それでもこういう大会でプレーする世界のトップゴルファーたちは、ほんまにびっくりするほどゴルフが上手で(あたりまえか。笑。)、私ら庶民のアマチュアゴルファーからは考えられないほどの素晴らしい技術で、こういう超難しいコースもスイスイとプレーしていくんですね。 ほんまに

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        「ベイトマンニュース」スコットランドへの移住⑦スコットランドに家を買う

          「ベイトマンニュース」日本の食文化が世界を救う⁈

          先日日本に里帰りして、日本の美味しい料理を堪能してきました。甥っ子の結婚式では、見た目も見事に美しい、おめでたい懐石料理を頂き、和歌山の海辺の温泉に行って新鮮なお刺身や鯛しゃぶを堪能し、私が神戸で一番美味しいと思っているお出汁のお店で大将渾身のこだわりのコースを頂いて、改めて日本の食べ物はほんまに素晴らしい、としみじみ実感しましたね。 イギリスには美味しい料理が少ない、というのは有名な話ですが、イギリス在住27年の私からすれば、イギリスにも美味しいものがたくさんある。違うの

          「ベイトマンニュース」日本の食文化が世界を救う⁈

          「ベイトマンニュース」甥っ子の素敵な結婚式

          私には姉の子供たちである甥っ子と姪っ子が1人ずついます。この度甥っ子の結婚式があったので、ちょっとだけ日本に里帰りしてきました。 甥っ子は今年28歳。大学院卒業後にエンジニアとして働き始めて2年目になります。大学時代からお付き合いしていた奥さんとは、実は昨年入籍していたんだけど、コロナ後で式場の予約が全く取れず、実際の式が今になりました。 ここからは叔母バカ炸裂で言いますが、甥っ子はほんまにいい奴なんですよ。優しくて正義感が強くて、友達思いで家族思い。繊細な所もあるけど、ち

          「ベイトマンニュース」甥っ子の素敵な結婚式

          「ベイトマンニュース」値段で価値を判断する?

          「値段が高いものは価値がある」 これはほんまのことやろか。でも考えてみると人は値段の高さでその価値を判断する、というのは普通のことやと思います。多くの人にとって「高級であること」「ブランド」というのはその質を判断するうえで大事なことであり、いいものを持っていることがステイタスというのか、満足感を与えてくれるのは事実やと思います。 私自身も年齢を重ねるに従って、数はそんなにいらんから、いいものを、長く使えるような質のいいものを、大切に使っていきたい、と思うようになってきました

          「ベイトマンニュース」値段で価値を判断する?

          「ベイトマンニュース」イギリスとスコットランドの家の違い

          前回スコットランドの家の外壁のペンキ塗りについて書きました。 スコットランドでは家の外壁を塗り替える、というのは普通に行われていることなんですが、私たちが長年暮らしていたイギリスでは、(窓枠のペンキ塗りは数年に一度行っていたけれど、)外壁のペンキを塗りかえる、ということはなかったですね。っちゅうか、イギリスの家は煉瓦造りだったので、外壁にペンキを塗る必要もなかったわけです。 そう、イギリスの家は煉瓦づくりがほとんどです。 一方スコットランドの家は、レンダーという砂壁と石造り

          「ベイトマンニュース」イギリスとスコットランドの家の違い

          「ベイトマンニュース」スコットランド生活㊾アルギー退治

          スコットランドの我が家は築10数年の一戸建てです。 大きな声では言えないんですが、実は私たち、この家を購入する前に実際に見たのは一度切り。しかもその時は雨だったし、その時点ではほぼほぼ別の家を購入しようと決めてしまっていたので、適当にサラ~っと見ただけやったんですよ。もちろん購入前には家のレポートとか、間取りとか、書類関係はじっくり見ましたよ。高いお買い物ですからね。そやけど慎重に、慎重に、何度も内見を重ねて・・・ではなく、一度見ただけでパッと感覚で決めてしまったんですね。

          「ベイトマンニュース」スコットランド生活㊾アルギー退治

          「ベイトマンニュース」Be Good To Feel Good

          「気持ちよく過ごすために 気持ちのいい人でいる」 「気持ちのいい人だから 気持ちよく過ごせる」 「鶏が先か 卵が先か」みたいなこの言葉。あたりまえのことかもしれないけど、真実を突いていて、なかなか意識してできない事やと思うんです。 これは自宅から患者さんを病院に連れて来た、移送サービスのおじさんがニコニコしながら私に言った言葉です。 常に気持ちのいい人でいることは、簡単なことではないです。 特にしんどかったり、腹立たしいことがあったり、悲しい事があるともうあかん。(特に身

          「ベイトマンニュース」Be Good To Feel Good

          「ベイトマンニュース」ノルマに支配されると見えなくなる大事なこと。

          先日病院でのトレーニングでこんな人に出会いました。 彼女はまだ30代前半の若い介護士さん。病棟で働き始めてまだ6か月の新人さんです。以前は普通の会社員でしたが、「医療の現場で働き、人を助けたい。」と強い意志を持って転職してきた、子育て真っ最中のかわいらしい人です。 子育て中の彼女は、夜勤メインで働いているそうです。そんな彼女が言います。「最近はチームの中で浮いている気がする。落ちこぼれのレッテルを貼られている。」え?どうして?と聞くと、こんな理由でした。 イギリスの病院では

          「ベイトマンニュース」ノルマに支配されると見えなくなる大事なこと。

          「ベイトマンニュース」スコットランド生活㊽スコットランドの初冬越え

          私たちがスコットランドに移住してきたのは、昨年の1月の末のことです。 そう。引っ越してきたときは冬の真っ只中でした。それでも1月の終わりというのは、あちこちに春の気配が見え始め、気持ちが前向きになるいい時期なんです。(寒いけど)毎日少しずつ日が長くなってきている。(まだ寒いけど)スノードロップとかクロッカスなどの花があちこちに咲き始める。(ほんまにまだ寒いんやけど)農家が農地を耕し始める。 春がすぐそこだ!と嬉しくなる時期なんですね。 ということで昨年は半分だけスコットラン

          「ベイトマンニュース」スコットランド生活㊽スコットランドの初冬越え

          「ベイトマンニュース」スコットランド生活㊼家づくり・庭づくり

          スコットランドに移住して1年とちょい。私たちが暮らしているのは築10数年の一戸建てです。 実は私がめちゃくちゃ憧れるのは「古い家」なんですよ。築数百年の、屋根に苔が生えているような、太い梁があちこちにあるような、味のある古い家。 だけどそういう家に暮らすのはほんまに大変なことも想像できます。メインテナンス、掃除、暮らしにくさ、寒さなど、お金も手間もかかるやろうなぁ。特に歳をとってから古い家で暮らすのは危険度も増すやろし。 ロケーションも周りに何もない、辺鄙な田舎に憧れます。で

          「ベイトマンニュース」スコットランド生活㊼家づくり・庭づくり

          「ベイトマンニュース」人間が本来持つ力を信じる。

          放射線科で働き始めて改めて思うのは、「人間が本来持っている自然治癒力は(自分が思っているよりもずっと、ずっと、)素晴らしい」ということです。 骨折した患者さんが、ほんの数日後にレントゲンを撮りにくると、もうすでに骨がひっつき始めていて、その速さにはほんまにびっくりさせられます。 私は今までずっと病院で働いてきました。病院というのは基本西洋医学が中心で、悪い所を探し、その部分を切り取ったり薬などで治療をする、または症状に対する対症療法という、悪くなっている部分と現れている症状

          「ベイトマンニュース」人間が本来持つ力を信じる。

          「ベイトマンニュース」身についた事は、離れている時間が長くても再開できる。

          最近になって、新しく始めた事があります。いや、新しく始めたわけではないですね。正確には、およそ30年ぶりに再び始めたことがあるんです。 なんとそれは「バイオリン」です。実は私は小さい頃からバイオリンを習っていて、かなり長い間、そうですね。高校を卒業するまでのおよそ10年間、先生についてバイオリンを習っていました。 まぁ特別才能があったわけではなく、ものすごく練習したわけでもなく、結局はダラダラと「続けた」だけの習い事になってしまい、働き始めてからはずっとバイオリンを弾くことも

          「ベイトマンニュース」身についた事は、離れている時間が長くても再開できる。

          「ベイトマンニュース」友達はいつの間にかできている。

          先日4人の友達が遥々イギリスから遊びに来てくれました。彼女たちは以前働いていた病院で、一緒に働いていた同僚なんです。 私たちが働いていた乳がん検診は小さなチームで、私が担当していたアシスタントは4人だけ。私はそこでコロナ禍を含む4年間働いていました。 同僚は40代が2人、50代が1人、そして60代が1人。全員イギリス人で、それぞれクセはある(私自身を含む。笑)ものの、皆人として親切でいい人たちです。 私がそこで働いていた4年間は、更年期でコロナ禍で、一人息子が巣立つ、という身

          「ベイトマンニュース」友達はいつの間にかできている。