【日記】ダイクツアーに自分の記憶を思い起こす
おはようございます。音楽家、チューバ奏者、指揮者、金管バンドディレクターの河野一之です。
雨の後の晴れが大好きな河野です。
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【日記】ダイクツアーに自分の記憶を思い起こす
英国イングランドの強豪バンド、英国最大手金管バンド情報サイトである4barsrestによる世界ランキング(2014, 10/1更新)では現在世界ランキング4位につけているBlack Dyke Bandが5年振りの来日ツアーをされるということで、この1週間日本の金管バンド業界はダイク一色でした。
SNSを見渡しても皆さま本当に楽しそうにダイクのことや、彼等のツアー、演奏会のご感想などを投稿されていて、見ているこっちも幸せになるような素晴らしい投稿ばかりでした。
今回僕もツアー千秋楽のすみだトリフォニー公演を聞かせてもらいました。日本のバンドを聴いていてももちろんそうですが、やっぱり金管バンドっていいなぁって思うとても素晴らしい演奏でした。
また多くの方がSNSの投稿でも仰っていらっしゃいましたが、会場で出会う全国のバンズマンとの再会や新たな出会いが本当に嬉しく、たくさんのお声がけも頂き本当にありがたかったです。みなさま、本当にありがとうございました!
さて、トリフォニーホールでのMCでもお話がありましたが、今回ダイクは土曜日に来日され、翌土曜日に千秋楽、17:00ぐらいに終わりその後そのまま空港へ行ったそうです。(なぜか作られているDyke Bassesと河野のチャットグループがあり、そこでの会話で教えてもらいました)
約1週間で6公演、1回の公演ではだいたい12,3曲演奏し、ソリストたちも全てのプログラムを演奏しながらその中で自分の協奏曲を演奏します!
さらにせっかく来たからと観光もして、恐らく首脳陣は業界の方々と懇親会もこなしてと忙しかったはずです。
演奏を聞かせて頂きながら蘇ってきた記憶はCory在籍時に行かせてもらったオーストラリア横断ツアー14日間12公演の記憶でした。
【Cory Band】オーストラリア横断ツアー14日間12公演
イギリスのウェールズからオーストラリアのパースに向かい、その後オーストラリアを横断しながら各地でコンサートをし、最後はシドニーでコンサート
まずウェールズからオーストラリアは本当に地球の裏側に行くようなものなので確か当時Door to Doorで片道24時間かかったのを覚えています。
よくチューバが無くならなかったよなって記憶と、何度寝てもずっと飛行機、さらにドバイで乗り換えを行ったのですがお金持ちの国で空港の巨大な置き時計がロレックス、トイレの水が全てお湯でモワモワしているのに驚いたのを覚えています。あとアラビア語全く分かりませんでした。
そんな24時間の旅ののち、着いたのはオーストラリア西部の美しいビーチが有名なパース(Perth)、夜に着いたので軽く飲んでとっとと寝て、翌日は桟橋からクジラを見てゆっくりし夜には早速コンサートです。
そこから大体以下のようなスケジュールで14日間が進みました。
朝
移動
午後
フリー
夜
コンサート、その後は移動もしくは宿泊
午後はフリーなことが多いので観光をしたり、ホテルでゆっくりしたりし、その後毎晩ガッツリコンサートです。
さらにこの中にイレギュラーにラジオ放送への金五での出演(なぜかFirst EbのSimonがめんどくさがり河野が出動、いい経験でした)
オーストラリア在住ウェールズ人コミュニティのパーティーに参列したりとスケジュールは良い意味でパンパンです。
8月に行ったのですが、コーリーのみんなと冬のオーストラリアで泳いだのは良い思い出です。(イギリスは寒いし、暗いのでイギリス人にとっては冬のオーストラリアだろうが青い海、白い砂浜、スーパーいい天気は最高なのです。)
このようなスケジュールだったので、すっごい楽しいんですがとにかく忙しく体力的に大変なので、今回のダイクのみなさんも本当に頑張ったんだろうなと勝手に共感しておりました。
今日はこれからダイクの指揮者Nick氏が母校の金管バンドを振られるということで、勉強のためにリハーサルを見学させて頂きに行ってきます。
河野もチューバに指揮に、企画運営にプライベートにと全てより良くするために勉強頑張ってきます!
というわけでTeam Dykeの皆さまお疲れ様でした、そして世界、日本各地からお集まりになられていたバンズマンの皆様お会いでき、そしてお声がけ頂き誠にありがとうございました!次回はぜひ飲みいきましょう!
Thank you
Kazz