成長しないと死ぬ環境
いつも西野亮廣エンタメ研究所のオンラインサロンでは勉強をさせてもらっているんだけど↓
いつだったかの記事もとても面白かった。内容の口外は有料コンテンツゆえ秘密なのだけれどもその記事に関する話。
河野は基本的にはYESマンで、
何か依頼や相談がきてもまずは「やります」または「良いね〜」と言います。それは小さい頃から母親に何か要望を伝えた時にそういう風に返してもらっていたからだと思う。彼女はNoとは言わない、もう少しこういうのはどう?とか提案ぐらいだった。Thank you mum!
なので留学の話が来た時も世界一にブラスバンドであるコーリーバンドの入団の話が来た時も指揮者の仕事をもらった時もやったことがなかったり吹いたことがない楽器の仕事が来た時も基本はYES
そこからどうするか考える
「経験がない」
「知らない」
「自信がない」
は僕の中でNoという理由にはならない、というかそういう風にした。
コーリーに入団し最初の三ヶ月、毎リハーサルの後「やめる」ということしか考えられなかった。バンドと自分のレベルの差が完璧に違かったからだ。
緊張と恐怖に身体は思うように動かないし、自己嫌悪でいっぱい
いつもリハーサルが終わった後は自室のシャワー室で自責の念と共に体育座りでシャワーに打たれ続けた
本当はやめることもできた。でもあの留学中、大見得切ってウェールズまで飛びみんながみんな得られるチャンスではない世界最強のバンドの席をもらった
辞めれば負け犬、進むは地獄
つまり、ここが"成長しないと死ぬ”環境であった。
これまでの人生で一番練習を行い、常時自分の苦手とするところを考え分析し徹底的に改善をし毎週2回のリハーサル、欧州各地で行われるコンサートで毎回負けながら血反吐吐いてやってた
そして2012年3月、入団から三ヶ月後のウェールズ地区大会
課題曲はThe Devil and The Deep Blue Sea / Derek Bourgeois
奇しくも邦題は「絶体絶命」w
行きの車中、本番直前もずーーーーっと緊張の中練習
そして演奏が終わり、結果発表
我々コーリーバンドはダントツ一位
その瞬間にバンドに居ても良いんだと自分が自分を許せた。
というわけで、もし無理矢理にでも成長したかったり、大きく飛躍したい場合はそういう環境に突っ込んでいってしまうのが一番早いです。
英語学ぶんならその国に行ってしまえ!とかいうでしょ?
もしインターネット環境なし、日本人が他にいないという外国の環境にいたら言葉とか風習すぐおぼえると思わない?だってじゃなきゃマジで死んじゃうから。
やってみなきゃわからないという言葉が好きすぎて失敗も多いんだけど、その代わり血反吐吐きつつホームランも打ってきた。
きついけど、人にはなかなか経験できない経験値が入るよ。おすすめ、できるかなぁ。まぁよかったことしか思い出せないからおすすめする。
今日はそんな話
ご読了ありがとうございました。
Japan United Brass Project
この記事が参加している募集
サポートして頂いた支援は全て金管楽器や金管バンドの奏法の研究、音楽を使ったエンターテイメントの発展に使用させていただきます。