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バスケ選手を育む

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ミニバスケットボールから始まり、バスケットボールに熱中するお子さんを持つ方へ情報をお届けします。 スポーツを通じて子どもを育む上で大切な事は、どのスポーツにおいても同じで、まず「…
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2019年7月の記事一覧

キツイ練習の正体は…

キツイ練習の正体は…

選手をしている方で、練習が終わった瞬間に次の日の練習に対して憂鬱な気持ちを抱いた事はありませんか?

私も学生時代は特に、ランメニューを終えた後に次の日のランメニューにビビる…憂鬱な気分を抱いていました。
といっても、手を抜いた事はありません。

これは「キツイ練習」を単純に嫌がる…という事ではありません。

指導者としてキツイ練習に取り組んでほしいポイントはと言うと、

・メンタル面の強化
・コ

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一流のメンタリティを身につける

一流のメンタリティを身につける

今回はスポーツを通じて育むメンタル面について少し書いていきます。
スポーツは心・技・体この3つの要素から成り立っています。
しかし、ジュニアスポーツのメンタル面の強化や指導に対して日本は全般的に世界と比較したときに科学的なアプローチが遅れているという指摘もあります。

ただ、何と言ってもどのように自分自身と向き合って行くかという部分が大切になってきます。
メンタルトレーニングをする上で常に意識しな

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大人の「指示待ち」選手になってない?

大人の「指示待ち」選手になってない?

「安全管理は選手の務め」正しいリスク回避が選手を育む

日本の気候の特性、特に関東圏は6月末、7月から梅雨のシーズンを迎えて、9月の中旬頃まで高温多湿の環境下におかれます。

気温が高くなり始める7月は雨季の為、湿度も高く、スポーツを行うには十分な注意が必要です。
スポーツに従事してゆくと「何が危険で何が安全か」といったハード面、ソフト面のリスク回避など、スポートを取り巻く環境に対して関心を持ちま

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子どもに教えたいリーダー論①

子どもに教えたいリーダー論①

前書き私が指導しているバスケクラブチーム(小学1年生〜小学6年生)では、週に1回の座学の時間があります。座学の時間では、バスケットの理論や戦術の理解を進める時間として活動をしていましたが、今年度は様々な研修を開いて「学校では学ぶことができない科目」についての学習を展開しています。

今年度の大きな課題の1つとして「リーダーシップ研修」に取り組んでいます。これはジュニアアスリートを育むという観点から

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怪我が続く・・・あなたのお子さんは大丈夫??

怪我が続く・・・あなたのお子さんは大丈夫??

1、怪我が多い・・・その原因は?捻挫、突き指、骨折・・・スポーツ傷害、怪我はバスケットにはつきものですよね。
怪我をすることにはまず理由があるのです。成長期だったり、体調が良くなかったり、ウォーミングアップが不十分であったり、栄養不足、疲労が溜まっていたり・・・
どれも怪我に繋がる要因の一つになってしまいます。

怪我が続く子というのは、その問題点(体のトラブル)を解決できないまま競技に復帰したり

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