マガジンのカバー画像

都築郷夫(つゞき·くにを)の詩と歌と句iii

24
こゝから有料となる予定。まあ貧乏詩人へのカンパと思つて下さい。マガジン1冊note24部分!讀み放題¥300-です。
兎に角note買はれるより、お安くなつてゐる、これに尽きます‼️
¥300
運営しているクリエイター

#Poetry

都築郷夫 ちよつとはみだ詩・❲番外篇5❳ 附・詩人の為のワードローブ集

都築郷夫 ちよつとはみだ詩・❲番外篇5❳ 附・詩人の為のワードローブ集

わたしはキノコを栽培してみようと思い立った。椎茸の栽培はいちばんかんたんだ。種菌のついたくさびを椎や栗やクヌギのボサに打ち込んでおけば、次の年の春には必ずシイタケがニョキニョキ首を出してくる。(杉浦明平)

もっとみる
都築郷夫 ちよつとはみだ詩・❲廿九❳ 附・詩人の為のワードローブ集

都築郷夫 ちよつとはみだ詩・❲廿九❳ 附・詩人の為のワードローブ集

''味は心なり''と言われておりますが、ほんとうにそのとおりでございます。お料理をつくることによって心を練り、いかにおいしくつくるかで工夫をこらし、美しい盛りつけを考えることによって美意識を養います。こんな素敵な修行の方法が他にございますでしょうか。(米田祖栄尼)

もっとみる
都築郷夫 ちよつとはみだ詩・❲廿参❳ 附・詩人の為のワードローブ集

都築郷夫 ちよつとはみだ詩・❲廿参❳ 附・詩人の為のワードローブ集

二人の思いはしばし声もなく相並んで往き、やがて遠く離れたところで、ふたたび言葉の中に浮かびあがつた。それでも、思いはなおも無言のまま手に手をとり、すべてがすでに語られたかのようだった。(「愛の完成」ロベルト·ムジール - 古井由吉訳)

もっとみる
都築郷夫 ちよつとはみだ詩・❲廿弐❳ 附・詩人の為のワードローブ集

都築郷夫 ちよつとはみだ詩・❲廿弐❳ 附・詩人の為のワードローブ集

自治というのは本来豪族が下人や家臣を統率して村をつくることではなく、村民個々の人格と力量がみとめられて、その協議によって村の運営のなされるものである。(宮本常一『伊勢参宮』)

もっとみる