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『ミニマリスト、41歳で4000万円貯める そのきっかけはシンプルに暮らすことでした。』を読んで


『ミニマリスト、41歳で4000万円貯める そのきっかけはシンプルに暮らすことでした。』

そのタイトルに、
その金額に、
「すごい…!」と、おののき、
初めて見かけた時はスルーしてしまった本だ。

自分とはあまりにも違うので、
手に取る気持ちにならなかったのだ。

今回なぜ読んだのかというと、
年齢がちょうど自分と同じ
(初めて見かけた時はまだその年齢ではなかったと記憶している)だという、
わかりやすい単純な理由で、
以前より親近感と興味を持ったからだ。

読んでみて、よかった。

ただ節約するとか投資するとか、そういう
がちがちに気合いの入ったお金の話かと思って、
敬遠して今まで読まなかったのが、
もったいないくらい、読みやすくて、
共感できる内容だった。
著者の身近な数々のエピソードが微笑ましかった。

自分らしく、自分の生活に向き合えばいい。

読んだ後に、自分を温かく肯定することができた。

本文から抜粋。

世間ではお金の話をするのははしたないこと、という意識もありますが、お金の話をすることは決して悪いことではありません。
お金は暮らしそのもの。生き様そのものです。お金の使い方には、その人のポリシーや、生き様が表れると思います。
書店やネットにはいわゆるマネー術の情報があふれています。でも、それを鵜呑みにする必要はまったくないと私は思っています。自分にできることを自分がやりたいスタイルで、丁寧に続けることが大事なのではないでしょうか。



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