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まるで戦国SLG!?“槍に生首”など『鎌倉殿』超えも感じる演出に超興奮。第1回「どうする桶狭間」雑感【どうする家康】

ついに始まりました、2023年NHK大河ドラマ『どうする家康』。スケジュールの関係でリアルタイムでは見れず、録画で楽しんでみたのですが。

すでにSNSでは批判やら絶賛やら、話題の嵐。やっぱり去年の『鎌倉殿の13人』があれだけ大盛り上がりのまま幕を閉じたわけですから、「もっと見たかった」みたいな嘆きの声や「新作大河に慣れない」「1年がんばって見続けられるんだろうか」「ノリがついていけない」みたいな不安や批判が出るのも当然というかむしろ自然の摂理ではありますが。

ぶっちゃけ、オマエは見てみてどうだったの??という雑感をつらつらと書き綴っていきます。ちょっと評論家チックや批判寄りの意見も出て来るやもしれませんが、寛大な心でご覧ください。

(※以下、ネタバレ注意)

『鎌倉殿』で耐性が付いた?オープニングからワクワクしすぎィ!

まず正直に言いますけど、僕は大好きですね、今回の大河。

オープニングのアニメーションやテーマ曲からすでに、「ここから伝説が始まる」っていうワクワク感がありましたし。

まあ1回目なので、まだいろいろ判断できない部分も多いですけど……ただ、こっから地獄が続くということは史実としてはわかっている上で、1回目でいきなり「桶狭間の戦い」をやってこれくらい茶化してくれると、「ああ、初見から心を折りにきてる感じはしないな」と安心できるところはあります。

いや、僕だけでしょうか?もう1話目で「うわぁ……地獄すぎる……松潤カワイソウ……萬斎いきなり死ぬのきつい……もう先が辛くて見てらんない……」なんて思っちゃった人います???

『鎌倉殿』でかなり耐性できちゃったのかな、僕……。

とりあえず、三谷幸喜ですら「公暁が実朝の生首持ち歩く」っていうシーン自重したのに、古沢良太、ふつうに「信長の槍に今川義元の首ぶら下げる」シーンやって「こえええええ」ってなりました。グロ耐性ない方はあそこで心折れたりすんのかも??でも、ほぼカブトで表情まで見えるわけじゃないし。だいぶグレーではあると思いますが。

合戦シーンはまるで戦国シミュレーションゲーム!大河2年連続の、あのキャストにも期待!?

あと、1話目から三谷大河でやれんかったこともいろいろやってると思うんだけどな。合戦シーンとかも若干泥臭くはあるけど「米を守れええ」してるところなんて「ミッション:米を守る」なんて、なんか戦国無双系のゲームやってるみたいで楽しかったですし。

まあ、でもここで離脱しちゃう人がいるのはしょうがない。というか、「1話目でガッツリ心掴む」っていうのは本当、難しいんですよ、と改めて思います。

とりあえず「第1回、見たけどこの先見続けられるかどうか気になってる」って方は、第3回で判断したらいいんじゃないですかね。よく言うやん、連続ものの面白さは3話目で決まるって。

ちなみに『鎌倉殿』の第3回は「挙兵は慎重に」。以仁王役の木村昴が出てきて挙兵を誘われ突っぱねるものの、後白河法皇こと西田敏行から直々に挙兵を促されていよいよ挙兵へGO!する展開でした。やっぱり「こりゃあ続きが気になるぜ!」ってモチベーションを促してくれる話でしたね。

(ちなみにちなみに。『どうする家康』にも今後、木村昴が登場。まさかの大河2連チャンとか草)

紀行まで松重さんとか卑怯すぎる!!頼むからグルメレポはやらんでくれよw

極めつけは、まさか紀行も松重豊ナレーションでした。しかもプラモデルとか大河に関係ないネタまで出して。

そのうちご当地メシとか出てきてガチの孤独のグルメやりだすかも笑(テレ東に怒られる……)

どうでもいいけど、松潤は紀行にも毎回出るんですかね。あそこも大河出演のギャラ内で収まってるんすかね……(まじで視聴者側にはどうでもいい話です)

その他諸々。SNSでディスられてるあそこはどうなんだ?

馬のCGは「あのアングルをリアルで撮影すると危険だとか予算が」とか、SNSでいろいろ推測コメントあったのまでは見ましたけど、僕も率直に「うん、CGやね笑」って感じで見てましたね……。

脚本のテンポ感はいいですよ。ていうか古沢ドラマのノリなんで。特に、大森南朋の「エビすくいの!」「エビすくいの!」「エビすくいの!」って、なんであれ3回も言わせるんだwwww最高です。

しかも初見で「エビすくいの」とか言われても意味わかんなくて、僕も元康(家康)同様、ポカンとしてましたね……あとでエビすくい踊りしててようやくわかって……わかったところで「うわぁ、しょーもなwwww」みたいにジワジワ感がありました。

とりあえずこのノリに耐えられない人は『コンフィデンスマンJP』や『リーガルハイ』、『鈴木先生』などをご覧ください。見終わるころには、クセになってるはず……(完全に沼への入り口ですw)

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