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【適応障害・うつ】最近読んでいる本(8) #82

2022年9月末に適応障害、うつと診断され、2022年10月から現在に至るまで休職しています。3月末に退職予定です。


3月上旬に引っ越しがあってその前後の期間は読めない時期もありましたが、やっと落ち着いてきたのでちょっとずつ本を読み進めることが出来ています。

読んだ本のストックがたまってきたので感想を書き残したいと思います。

精神科医が教える すりへらない心のつくり方  
保坂 隆(著)

↑頑張りすぎる人へ向けた本なのかなと思って読んでいたら、いろんな視点の話が出てきて、内容をうまく飲み込めない部分が多々ありました。しかし、頑張りすぎていたり、自分に自信がなかったりする人向けの言葉やアドバイスも書いてあり、そういった部分はとても参考になりました。同じような内容の本が多い中でも少々辛口で、はっきりと言い切っているところが多かったので、ハッとさせられる箇所がたくさんありました。どちらかというとうつで悩む人向けというよりビジネス向けだと感じました。挿絵がかわいいです。

んだ豚だ! コメを捨てた男−−平田牧場主新田嘉一
佐藤 亮子 (著)

↑日本でも有数の大規模養豚企業である山形県の平田牧場の歴史が知りたくて読みました。古い本ですが、とても読みやすく書かれていました。新田嘉一さんの半生と平田牧場がこれまでにどんな歴史を作り上げてきたかについて書かれています。豚の育種や改良、平田牧場で飼育していた見蘭牛のことも書かれており、とても興味深かったです。新田さんがこれまでの畜産にどれだけ貢献して、日本の農業を動かしてきたかを知ることができ、とても勉強になる一冊でした。

ちょっとした“ちがい”がわかる いきもの英単語
清水 建二 (著)

↑似ている動物たちを分けながら英語でどう表現されるかわかりやすく書かれており、理解しやすかったです。動物の名詞、単語を使ったことわざやイディオムなど、全く知らない文法がたくさん紹介されており、その語源も知れてとても面白かったし勉強になりました。見開きにあるイラストがかわいらしく、読むのがどんどん楽しくなる一冊でした。

さよならインターネット
家入 一真 (著)

↑インターネットが普及し、誰とでも繋がれる世の中になりましたが、人々はそこで大切なものを見落としているということに言及し、家入さんご自身の半生での活動を踏まえて今後どうあるべきかについても語られていました。家入さんのこれまでの動きは前作「こんな僕でも社長になれた」を読んで知っていたので、その後の動きや考えなどが知れたのも面白かったし、引き込まれる世界観でした。

眠る前に1分間ください。明日、かならず「良いこと」が起こります。
植西 聰 (著)

↑見開きで1つのテーマについて書かれており、すぐ読める内容なので、寝る前に読むにはぴったりな本でした。今がどんなに辛くても、自分次第で未来を明るいものにできるという考え方が書かれており、言葉のもつエネルギーによって、考え方、捉え方次第では自分の未来が左右されるという内容にもハッとさせられました。かわいいイラストも含めて癒されるし、勇気づけられるので、お守りのようにしてまた読みたいなぁと思いました。

これって本当に「繊細さん」?と思ったら読む本 HSPとトラウマのちがいを精神科医と語る
武田 友紀 (著), 名越 康文 (著)

↑「繊細さんの本」で有名な武田さんと名越 康文先生の対談の中で、HSPとトラウマの違いについて説明されています。先天的なHSPという気質なのか、環境要因による後天的なトラウマが原因でのうつや生きづらさなのか、どちらかよく理解していないと治るはずのものがよくなることがない、ということに気づかされました。後半はカウンセリングをする側の立場での話が多かったですが、人の力や助けなしでトラウマと向き合うこと、乗り越えることは難しいことにも改めて気づかされました。これを読んで、私はどちらの要素も持ち合わせているなぁと改めて思いました。

モトムラタツヒコの読書の絵日記
モトムラタツヒコ (著)

↑丁寧にかつ綺麗なイラストで本の紹介がされており、著者が読んだ感想も書かれています。イラストを添えて、どれもいろんなエピソードを織り交ぜつつ、読みたくなるような感想文が書かれていました。読書記録として絵日記をつけているということでしたが、自分もこのような記録が付けられたらいいなぁと思いながら読み進められました。きれいな絵と素敵な文章に惹かれたし、この本を読んで読みたい本も増えました。

こんな感じの内容になっています
絵が素敵です


飼い喰い 三匹の豚とわたし
内澤 旬子 (著)

私の中では間違いなく今年のベスト本。めちゃくちゃ面白かった。
 豚の飼育管理のことも全く知らない著者が、自分で豚3頭を育てて、と畜し、食べるまでの奮闘記。個人的になじみのある場所と養豚の内容がたくさん記載されており、当時のブランドや生産者の様子、豚価などについて知ることができて大変興味深かったです。著者も知識のないところから豚を飼っているので、全く知らない人も十分楽しめる内容になっています。
 どこで豚を飼ったのかと思ったら家の軒先で、自分でDIYをしながら奮闘していたことに驚きました。飼った豚のことも素敵なイラストとともに細かに書き分けられており、著者の気持ちや動きも面白く軽快に書かれていたのもあり、最後までぐっと引き込まれたまま読むことができました。ぜひまた読みたいです。


他にも読んだ本がありますが、書ききれないので次回また紹介したいと思います。

以下他に読んだ本と、読んでいる本とこれから読む本。

↓読んだ本。

↓読んでいる本

↓これから読む本


これ以外にもいくつか本を借りてきたりしています。

前回の投稿で皆さんにおススメの本を教えていただきましたが、それらの本も手に入り次第順次読んでいく予定です。

皆さんに教えていただいた本は読みたい本ばかりだったので、しっかりメモしております!

ここに今回書いていない本もしっかり読む予定ですので、読んだらまた感想を書いていこうと思っています。

読みたい本ばかりで体が追いつきません(笑)

読みたい本がたくさんあるということは楽しみが増えて良いことですね。

また次回、書ききれなかった分と新しく読んだ本を記録していきたいと思います。

※今回Amazonのリンクを貼ろうとしましたが、本の写真や表紙が表示されなかったです。前回はできていたのに、謎です。


ここまで読んでいただき、ありがとうございました。

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