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#ドイツ

レバークーゼンvsバイエルンミュンヘン:敵に適応させるか否か?

レバークーゼンvsバイエルンミュンヘン:敵に適応させるか否か?

ドイツ・ブンデスリーガ前半戦、レバークーゼンは翌シーズンのチャンピオンズリーグ出場圏内を手にするチームのひとつとしてその名を上げていた。その姿は、ピッチ内外でチームをまとめることが出来なかったロジャー・シュミットが指揮をとっていた昨シーズンとは見違えるものであり、これはバイエルンの予測していたレベルではなかった。

ダイヤモンド型のピッチ:新たなドイツ式トレーニングメソッド

ダイヤモンド型のピッチ:新たなドイツ式トレーニングメソッド

2009年、トーマス・トゥヘルが指導者として初めて指揮をとったマインツ05、その初練習日は選手たちを震え上がらせるものであった。絶えずボールをサイドへと供給し、とにかくゴール前にセンタリングを上げるそのプレースタイルは、生産的だとは到底いえないものだったからである。バイエルンをルーツに持つ彼は、自身のフィロソフィーを基にしたこのプレースタイルを実現する以前に、こなさなければならない多くのタスクがあ

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ドイツ vs イングランド 〜サウスゲートの新しい図式〜

ドイツ vs イングランド 〜サウスゲートの新しい図式〜

国際親善試合では新しいシステム、選手、シチュエーションを試す場であり、最終的な勝敗は重要視せず、監督として継続してチームを成長させるための試合分析が重要である。ましてやイングランドの“永続的な”サウスゲート監督の最初の試合なら尚更である。

英国の監督はドイツの定番的1-4-2-3-1システムに対して、1-3-4-2-1システムで様々な試行を実行した。