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アメリカ人に水利共同体論を一席(汗)

今日は朝早くからお客さんがあり
バタバタしていると
外から店を覗いている外国人がいるので
「どうぞ見学出来ますよ」と招き入れ
話をするとアメリカ人で
「東京の高校で英語を教えています」とのこと
「夏休みなのでアメリカからお父さんを呼んで
一緒に旅をしているのです」とか😍
そこで私の悪いクセが出て
「日本人とは何かを説明出来る言葉がありますよ」と
日本人=水利共同体論を一席😅
稲作は源流の水を公平に分け合わなければならない事
上流と下流、右岸と左岸の対立を克服するために
千年かかって、水路を本流から支流へ血管のように伸ばした事
自己中心ではなく、常に他の田んぼに気を配る必要がある事
それぞれが受け持ちの水路があり管理しなければならない事
など、天水農業の麦作とは違う事を説明し
その中で日本人の
「お互いさま、おかげさま」の相互依存の精神が出来た事
日本人の個は、共同体の中で責任を果たして一人前になる事
源流の山や森に感謝し敬う事を説明し
「日本の神社には森がありますが西洋の教会には森はないでしょう」
と言って
「私と同じ水の分配を天皇陛下も研究しておられるので
私の説に反対する事はエンペラーに逆らう事になりますぞ」
というと二人共大笑い😍
「日本の47都道府県をまわって、鳥取県が最後でしたが
最後が一番素晴らしかったです」と大喜びでした😍
「新幹線から水田を見る時は、水源は何処か、誰が田を拓いたのか
藩主か豪農かを思って見てくださいよ」
と見送りましたが
放ったらかしになったお客さんには
大変ご迷惑をおかけしました😅

ジャケットの写真は
私のコレクションとアメリカのコレクターを説明しているところで
鏡の中には放ったらかし(スキンケアマスク中)のお客さんが映ってます😅

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