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おわかれはモーツァルト
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おわかれはモーツァルト

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いよいよ今日で4月も終わり。中旬まで真夏日を経験したせいで、3月初めの気温に戻ると寒さが倍も身体に沁みる気がします。

読んだ本の紹介

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出版社:宝島社
発売日:2021年12月18日
単行本:305ページ
内容:I インタント アドリブ 〜あまり自由ではなく〜
    Ⅱアンコーラ アマレーヴォレ 〜一層苦しげに〜
        Ⅲモルト ドレンテ 〜非常に痛ましげに〜
        Ⅳドラティコ アジタート 〜劇的に引っ掻き回す〜
        Ⅴクイエート コーダ 〜静かなる終わり〜

この本を読んだ理由

著者の中山七里氏が「このミステリーがすごい」大賞された受賞作が好きで、時折この音楽をモチーフにしたシリーズを読ませてもらっています。

あらすじ

2016年11月。盲目ながら2010年のショパンコンクールで2位を受賞したピアニスト・榊場隆平はクラシック界の話題を独占し人気を集めていた。しかし、「榊場の盲目は、自身の付加価値を上げるための芝居ではないか」と絡んでいたフリーライターが銃殺され、榊場が犯人として疑われてしまう。事件は深夜、照明の落ちた室内で起きた。そんな状況下で殺人ができるのは、容疑者のうち、生来暗闇の中で暮らしてきた榊場だけだと警察は言うのだ。窮地に追いやられた榊場だったが、そんな彼のもとに、榊場と同様ショパンコンクールのファイナルに名を連ねたあの男が駆けつける――! 

Amazon内容紹介抜粋

感想

このシリーズを読む時に、作品に登場するクラシックの曲をかけながら読むと、一層登場人物たちの気持ちに自分が寄っていけるように感じます。
音楽に詳しくない私でも、心地よくミステリーを読ませてくれるので、今回も大きなどんでん返しはないものの気持ちよく読み終えました。
さらに現実でも先のショパンコンクールで日本人が2人入賞するという快挙がなされたばかりであり、数年前に両耳全聾氏の詐欺事件もあって、作品がグッと身近だった気がします。

「今この瞬間にも辛い境遇に泣いている人がいる。人間関係に疲れ果てて乾いてしまった人がいる。漠然と不安や不満に苛まれて苛立つ人がいる。音楽というのはそういう人たちを慰め、背中を押すものです。あなたには音楽を奏でる才能があり、奏でる使命がある。ミューズに愛される人間には愛されるだけの使命と義務が課せられるんです。そう思いませんか」

本文p214-215

岬洋介が全盲ピアニストの榊場隆平にかけたこの言葉が、こんな時期だからこそ心に響きました。

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やったー!今日は大吉!
バーバ
地方の田舎町に住む専業主婦です。30年余り勤務し鬱病を発病、病気と寄り添いながら好きな本、映画、音楽などを夫と2人で楽しんでいます。