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デジタル世界に生き、普遍な青春に恋する

昨日note事務局からこんなお知らせがありました。

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読んでくださった皆さん、ありがとうございます。これからもよろしくお願いします。

さて、昨日はアイドルグループNewsのメンバーで直木賞候補作家となった、加藤シゲアキさんの作品を読みました。本作は今年の本屋大賞の候補作品にもなっています。

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高校生限定のマッチングアプリ「オルタネート」が必須となった現代。東京のとある高校を舞台に、若者たちの運命が、鮮やかに加速していく。全国配信の料理コンテストで巻き起こった“悲劇”の後遺症に思い悩む蓉。母との軋轢により、“絶対真実の愛”を求め続ける「オルタネート」信奉者の凪津。高校を中退し、“亡霊の街”から逃れるように、音楽家の集うシェアハウスへと潜り込んだ尚志。恋とは、友情とは、家族とは。そして、人と“繋がる”とは何か。デジタルな世界と未分化な感情が織りなす物語の果てに、三人を待ち受ける未来とは一体―。“あの頃”の煌めき、そして新たな旅立ちを端正かつエモーショナルな筆致で紡ぐ、新時代の青春小説。(「BOOKデータベースより)

全国高校生料理コンテスト「ワンポーション」での優勝を目指している新見蓉(にいみ・いるる)
オルタネートを真奉し、遺伝子レベルで相性のいい男子との出会いを求める伴凪津(ばん・なづ)
大阪の高校中退してもなお、音楽の道が諦められず、かつてのバンド仲間を追い求める楤丘尚志(たらおか・なおし)

この3人を中心として、物語は進みます。

初めて著者の作品を読ませてもらったのですが、登場人物がとても丁寧に描かれているというのが第一印象でした。また「オルタネード」という高校生限定のマッチングアプリが表題になっていますが、このマッチングアプリに縛られることなく、高校生の若さゆえに追い求める人間関係の理想が瑞々しく描かれてあって、シニアの私が読んでも爽やかさに好感が持てました。

「変わりたいなら新しいものに期待しないで。今、動くべきでしょ。誰かが、何かを変えてくれるなんて、そんな都合のいい未来がやってくる保証なんてない。願ってばかりじゃ何も変わらない。」

これで本屋大賞候補作10作品を全て読み終えました。私として推し作品はありますが、それは大賞発表の楽しみとしたいと思います。


今日も最後まで読んでいただき、ありがとうございました。今日という1日があなたにとってかけがえのない1日となりますように。

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