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池井戸潤「ハヤブサ消防団」

読んだ本の紹介

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出版社:集英社
発売日:2022年9月10日第1刷発行
単行本:474ページ
内容:地方の小さな町を舞台にした、池井戸作品初の“田園”小説として、「小説すばる」連載中から話題を呼んだ珠玉のミステリ。

この本を読んだ理由

池井戸潤氏の作品というと、ドラマや映画と映像化された作品が多く、私も何作か観ていますが、実は著書としては直木賞を受賞した「下町ロケット」しか読んでいません。
しかし、上記の内容にもあるように今作品は雑誌「すばる」掲載時から初の地方の町で起こる事件をもとにした作品として注目されていたので、書籍化されたのを機に読んでみようと手に取りました。

あらすじ

ミステリ作家vs連続放火犯
のどかな集落を揺るがす闘い!
東京での暮らしに見切りをつけ、亡き父の故郷であるハヤブサ地区に移り住んだミステリ作家の三馬太郎。地元の人の誘いで居酒屋を訪れた太郎は、消防団に勧誘される。迷った末に入団を決意した太郎だったが、やがてのどかな集落でひそかに進行していた事件の存在を知る───。連続放火事件に隠された真実とは?

書籍帯紹介文より

感想

私の住むような田舎の町の事情をよく物語の中に投影させてあって、人との付き合い、地元の役目などまさに本当に近いものが多々あり、さらには田舎だからこそもしかしたらと思わせる事件が、興味深くて面白くて、読み休むのも惜しく、あっという間に読み終えてしまいました。

ミステリーなので、詳細は書けないのが辛いところです。

都会に住む方には想像できない人間関係も丁寧に描いてありますので、移住を考えておられる方にも参考になるかもしれません。

池井戸作品ファンだけでなく、多くの方に読んでいただきたい作品です。

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