この実、なんの実?
福島県は果物も有名です🍎
私達は現在、県の農業普及所の方と同行させていただき、果樹の生育調査を行っています。
4月の芽の状態から観察を始め、花を咲かせたのち、今は将来"実"になる部分が膨らんできている様子が観察できます。
ここで、果物の成長途中の様子をお楽しみください。
りんごは、1つの芽から5〜6個の花が咲きます。最初に咲く中心の花(実)を中心花(中心果)といい、成長が早く栄養も充実している中心果を残し、周りの側果を摘果するのが基本です。りんごは「他家結実」といって自分の花粉では受粉しないため、周りに多品種のりんごを植え、多くの場合、ハチを利用して受粉作業が行われます。
桃の実は、かわいい桃尻の線が今からでも見れますね。桃も摘蕾や摘果によって、実る果実の数を減らしていきます。桃は、植え付けしたばかりの1本枝において、後から出た基部に近い枝の方が強くなる性質があります。第1主枝と第2主枝のバランスをとるため、1年遅れの強くない枝を第1主枝候補にし、角度を変えて誘引していきます。
私達の知らない、様々な果樹栽培の知識やコツがあることが分かりました。さらに、私達が食べている果物は、摘果などによって選ばれし、甘くて美しい美味しい実だということを知りました。
ここからは、続けていくつかの実を紹介していきます。
以上、会津に育つ果物たちの成長記録でした。
夏になれば色々な果物が楽しめますね!
どこの農家さんも、愛情を持って手間をかけて育てておられ、ひとつひとつの花や実が愛おしく感じてきました。
果物は消化もよく、美味しい甘さで朝ごはんにもぴったり!
福島の果物が味わえる季節が待ち遠しいです。
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