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ドラムを叩きながら感じる心地よさ

中学・高校を通してなんか大きな声で言えない雰囲気あったけど、実は合唱コンクールが結構好きだった。

声が綺麗に重なった時の不思議な感じが好きだった。
ハモるってことなのかな。
妙に心が踊る気がした。
そしてなぜかいつもパートリーダーだった(汗)

基本的に歌うのは好き
カラオケには行かないけど、大声で歌いながら運転するのが好き

だから大人になって数年間だけどオペレッタをやっていた時は、あのハモる感じが増幅していてワクワクしたっけ。
なんかゾワっとするほどのあの感じ

面白いよね。人の感覚って。
そういう感覚って忘れないし、あるときふっと思い出したりする。


ドラムの手足バラバラが揃った時のハーモニーったら

先週の水曜日はレッスン日でした。

前回のレッスンから2週間空いてしまったんだけど、宿題は一つだけ。
Bメロのスリップビートを右手アップダウン奏法をしっかりやること。

スピッツの「アケホノ」は、8ビートなんだけどスリップビートやハーフタイムフィールといった曲想を変えるメロディが入っているので、変化したときにも右手は意識せずにアップダウンを刻めるようになることが課題。

前回はそんなアップダウン奏法に取り組みつつ、当事者になってやってみたからこそ見えてくるものがあるよね?感じられることがあるよね?というような話をしました(そうだっけ?)

レッスン開始はいつもの通りチェンジアップから。手馴しを終えてさっそく楽譜1ページ目のBメロの8小節、そこをまず叩いてと言われた。

ー(先生)かなりいいんだけど、この部分(8小節の最後の2小節)はアップダウンじゃなくって8分音符になっちゃってるし、左手も裏拍表拍と連続8分音はしっかり叩いてほしい。だからちょっとここだけやってみて。

そ~言われてその2小節だけやろうと思っても、あれ?2小節だけ叩くのって結構むずかしい。

やってみてと言われてやろうとしてるけど出来ない自分を観察してみる。

ほ、ほう。

そうか、なるほど、
自分がどんなふうにいつも感覚としてリズムをとっているのか自覚した。
それは8小節とまではいかなくても、少なくとも4小節以上でくくってるんだなって。

発見💡
面白い。

その2小節はいきなり手足がバラバラに入るので特にそこから始めるのはむずかしい。

それでなくても反射的には動けないのに。

さあどうする。

こうなったらひとつひとつだ。

先生は、私が試行錯誤するのをじっと待っててくれるので、まず右手だけアップダウンでライドシンバルを叩いた。次に右足のバスドラだけを足してみた。そして左手のスネアとフロアタムだけを叩く。

組み合わせを替えて繰り返す。

俯瞰合成の時間の浮遊感

どのパーツも意識しなくても叩けるようになれば自然と合成する。
そして意識しなくても良くなる時は意識してない時に訪れる。

なんてこと意識しながらドラム叩いてる自分が楽しい!

いやいや本当にドラムって奥深い。

そして瞬間的に、ハーモニーがやってくる。(でも行っちゃうけどね)

➖(先生)いいですね、合ってきましたね。そんな感じで次回までやってきてください。出来てしまえば当たり前になりますからね。

大人のイロハは、時間がかかるけど、いろんな発見があって面白い!

レッスンがいいのは、地道な努力の結果をみてもらえること。
先生、褒めるの上手いからな。

やっぱりレッスンは楽しいな。

今日もお付き合いくださりありがとうございました。


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