転職無双コラム【転職エージェントをうまく活用しよう!】
こんにちは!ヒロです。
今回は転職活動を始めた方、これからしようとされている方に向けてお話をしていきたいと思います。
まず悩むのは、何から始めればいいの?転職サイトを使えばいいの?という所だと思います。そんな転職駆け出しの方へ向けた内容にしていきたいと思います。合わせて過去に書いて下記の【企業の選び方】の記事もそのフェーズの方には参考になると思いますので是非参考にしてみてください!
まず転職ビジネスについて理解しよう
私としては、まず転職エージェントや転職サイトを使う前に、その転職を支援することを仕事としている人たちが、どのようなビジネスモデルで仕事をしているのかを理解するべきだと思います。
なぜか?
転職には数々の方法論があります。
では、その中でどの方法が自分に合っているのか?その中からどの方法を選択するのか?ということを周りの意見に惑わされることなく、自分で考えてちゃんと選択していくためには相手を知る必要があるからです。
私の記事も含めて、世の中のたくさんの転職の方法論は真実でもあり、真実でないこともあります。
なぜかというと、それぞれ境遇や経歴、性格は人それぞれことなるため、その情報を提供した人の環境が必ずしも万人に当てはまるわけではないからです。
だからこそ、ネットの情報を鵜呑みにした結果失敗してしまった、、ということがないよう、自分が責任を持つべき、自分の人生だからこそ、自分でしっかり判断する土俵を整えるため、”転職のビジネスモデル”をしっかりと理解していきましょう!!
転職のビジネスモデル
まず転職先を探すにはいくつか方法があります。
1、ヘッドハンティングを受ける
2、転職エージェントに登録し紹介を受ける
3、ダイレクトリクルーティング型のサービスを使う
4、SNSなどマッチングサービスを使う
5、直接応募、または友人から紹介してもらう
採用する側でない私たちには同じに見えますが、採用する側からみるとかかる”コスト”が全く違います。
上から順番にかかるコストが高いです。ヘッドハンティングが最も採用単価が高く、直接応募や紹介が一番費用が安いです。
例えば年収1000万円の人を採用した場合、転職エージェント経由だと1人約300万円(つまり年収の約3割)を企業はエージェント企業に支払うことになります。直接応募の場合は0円です。
ここまで費用が異なるともしあなたが採用担当者だとしたら、状況に応じて使い分けをするのではないでしょうか?
例えば、放っておいても人が集まるようなポジションは、お金がかかる方法は活用しないでしょうし、普通の募集では採用できないような特殊な職種や非常に重要なポジションはヘッドハンティングや転職エージェントを使います。
なぜなら本当に優秀な人材は今の会社でも十分に活躍していますし、知り合いづてでいい会社に就職してしまったりするため市場にでてこないからです。
つまりここで一番認識していただいていただきたいのは、『とりあえず転職エージェントに登録をして紹介された企業の中から自分に合ったものを受ける』という転職活動をしてしまう方が多いのですが、世の中にはそれ以外にも非常に多くのポジションがあります。
そのことを理解し、自己分析や業界研究の中で、エージェント紹介の案件以外にも気になる業界や企業があれば、直接応募等含めて、検討すべきだということです。
それぞれの応募手段のメリットとデメリット
そういわれても、どう使い分ければいいかわからない…というからもいると思いますので応募方法別でのメリットとデメリットについて書いていきたいと思います。
転職先を探す5つの方法を提示しましたが、大きくグループ分けをすると
①直接応募・伝手(つて)での紹介等の自己応募
②転職エージェント経由
この2つに分けられると思います。この2つに分けてメリットとデメリットを見ていきます。
①直接応募・伝手での紹介
(メリット)
・直接応募
直接応募のメリットは、書類通過率が高い点です。特に、転職サイトで企業からオファーメールが来たり、転職フォーラムなどで人事と直接話をしてから応募する場合にその傾向が強く、多少レジュメの出来が不十分でも、まずは一次面接で話をしましょうとなるケースが多々あります。
・伝手での紹介
伝手のメリットは、どの手段よりも内定率が高い点です。企業は、関係者の紹介ならば能力や信用面でのリスクが低いと考えますから、選考が甘くなり内定の可能性も高まります。
(デメリット)
・直接応募
直接応募は書類通過率が高いのですが、その後の選考プロセスを誰の助けも借りずに自力で乗り切る必要があります。働きながら企業のことを調べ、ニーズを想像し、面接対策を立てるのは非常に大変です。また、それらのピントが合っているのか、ずれているのかが自分ひとりでは分からないので、せっかく書類選考を通過しても、面接での通過率が下がりがちです。
・伝手での紹介
伝手のデメリットは、通常の選考プロセスを経ずに転職できてしまう点です。スキルセットなどが転職先にマッチしていれば良いのですが、そうではない場合に悲劇が起こります。現場のマネージャは使えない人材を押し付けられたと不満を持ち、腫れ物に触るように接してきます。転職者自身もパフォーマンスが出せないし、紹介してくれた人の顔を立てるために辞めるに辞められない、という苦しい状況に陥ります。
採用選考は面倒なプロセスですが、企業と転職希望者のアンマッチを最小限に食い止めるための安全装置でもあります。選考の結果、希望の企業で不採用になったら悲しいですが、見方を変えれば、合わない企業に転職してつらい状況になるのを未然に防げたともいえます。その安全装置を取り払うことは、転職活動そのものにおいては有利に働きますが、その後のことを考えるとリスクの高い行為と言えると思います。
②転職エージェント経由
(メリット)
メリットは大きく3つあります。
1つ目の転職活動のプロセスを効率的・効果的に進められるです。
課題を解決するためには、その道の専門家を訪ねるのが最も効率的かつ効果的な方法です。専門家は深い専門知識と数多くの事例を持っているため、課題に対して適切に対応できる可能性が高いです。
2つ目はひとりでは得られない情報を入手できるです。
転職活動では、得られる情報の量が就職活動のときより圧倒的に少なくなります。中途採用は通年で行われているケースが多く、どの企業もそれほど時間と予算を投下しないからです。その点エージェントは、ネットでは収集できないリアルな情報を持っています。企業の人事や役職者と一定の頻度でコミュニケーションを取っていますし、転職希望者との面談で企業の実情もいろいろと聞いています。こういった情報は転職希望者ひとりでは得られないものが多く、量も質も圧倒的に異なりますので、利用しない手はありません。
3つ目のメリットは第3者の視点で意見をもらえるです。
エージェントは業界のことを良く知っていますので、今後どうすべきかを具体的にできますし、カウンセラーの機能も持ち合わせていますので、身内には話しづらいことも相談できます。親しい人だと言いにくい意見も、第三者として客観的に話してくれます。時には耳が痛いことも言われるかもしれませんが、面接で落とされるよりも、その前にアドバイスを聞いておく方がトータルでは有益です。
(デメリット)
上で書いたように多くの紹介料がかかるため、書類審査が厳しくなることがあります。特にここ最近はコロナで採用人数を絞るところも出てきていますので、即戦力になると感じられる人でないと、書類が通らず、面接にすらたどりつけないなんてことも往々にしてあります。
またエージェントのあたりはずれがあることも要注意です。本当に人を見てその人の今後のキャリアを考えて寄り添ってくれるエージェントの方もたくさんいらっしゃいますが、自分の実績欲しさに、比較的志望条件に近い受かりやすい企業をひたすらに紹介したり、ほとんど面接や職務経歴書などにアドバイスもせず、どんどん応募だけさせて受かったらラッキーぐらいのスタンスでくるエージェントもいます。
以上が簡単ですが、それぞれのメリットとデメリットです。両方の特性をしっかりと理解し、色々と使い分けをしていきましょう!
参考サイト:https://www.atmarkit.co.jp/ait/articles/1310/08/news161.html
ちなみに…
余談ですが、私の転職の際に転職エージェントの質の違いを大きく感じたエピソードがあります。
最初とある大手のエージェントを活用していたのですが、そのエージェントは調子がよく、ヒロさんならいけますよ!どんどん応募しましょうと言われ希望していた条件に近い企業へどんどん応募、しかし書類の通過率は3/15ほどでした。専門商社から畑違いのIT業界へのジョブチェンジを目指していたので、厳しいとは思っていましたが少し凹んでいました。。
そんな折にAMBIという転職サイト経由で出会った他社の中小規模のエージェントと面談をしてその状況や応募企業についてを話したところ、ヒロさんのスペックなら、落ちたうちのいくつかの企業なら書類選考は全然通せますよ!と言われました。
しかし、基本転職採用では一度書類でも選考に落ちた会社は1年は再応募できず、企業によっては2年は再応募を受けないところもあるとのことで、さらに凹みました。。
そんな中でも1社顔が利く企業があるので、そこには、一度落ちてはいるけど、いい人材だから受けさせてほしいとPRしてみますね!と言っていただき、結局その企業は書類通過、最終面接まで進むことができ、自信に結びつきました。
最終私はビズリーチ経由の直接応募でGAFAの1社に内定をもらい入社することになるのですが、そのエージェントさんには関係のない直接応募でも色々アドバイスをいただいた上、エージェント経由では1社内定を獲得することができ、そのエージェントとは今でも仲良くさせてもらい、飲みにいったりしています。
以上のように転職エージェント会社は大手、中小規模でそれぞれいいところは異なりますが、結局は人に左右される部分も大きいので、そこは念頭におき、しっかりパートナーにふさわしいかも見極めるようにしていきましょう!
より詳細な見極め方やおススメの転職サイト等については別の記事でご説明できればと思います。
長文となりましたが読んでいただきありがとうございました!
スキ・コメント・フォローいただければありがたいです。
ではまた!
この記事が参加している募集
この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?