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横浜スタジアムの青星寮カレー

6月28日は仕事帰りに横浜スタジアムへ。結果からいうとホームランが5本も飛び出す最高の観戦試合になった。

この日は雨が降る予報だったけど、なんとか天気も保ってくれた。
僕が唯一ユニフォームを所持している今永投手が先発。
去年に明治神宮で自信なさそうに投げているのを見たのが最後で、今年の気迫溢れる投球はまだ現地で観られていない。
だから、なんとしても観に行かなければならなかった。使命感。

初夏のナイターはまだ明るい中で到着できるのが好きだ。
ちなみにこの写真を撮って席に落ち着いた直後、広島の選手にホームランを打たれてしまった。

しかしその後に筒香のホームランで追いつき、ソトのホームランで勝ち越し、ロペスにも2本目のホームランが飛び出し、さらに筒香も2本目のホームランを打ち、推しの宮﨑もタイムリーを放つなど、気づけば13点も入る試合となった。

ホームランは何回見ても飽きない。白球がスタンドインする瞬間はテンションが急激に上がるので最高だ。(特にリードしていれば尚更)

そして、自分の好きな投手のユニフォームを着て、その投手に勝ちがつく試合を見られるのは至福のひととき。

今年のカレー65食目も食べられた。ベイスターズの寮で提供されているカレーのレシピを再現した、青星寮カレーだ。

マイルドな口当たりでシンプルな味つけ。まったくクセがない。具の量も十分で、牛肉も柔らかく煮込まれている。
元々が「寮で暮らす選手たちが、夜食とかで毎日食べても飽きないように」というコンセプトで考案されたから、これくらいオーソドックスなほうが良いのだろう。

このカレーを食べている間にも点が追加された。大差で代打登場した乙坂がフォアボールで出塁したのが印象深かった。

勝った後はヒーローインタビュー。ロペス、筒香、ソトというホームランバッターが揃い踏み。
そのあと、ヒーローの選手たちがリリーフカーに乗りグラウンドを一周してファンに声援を浴びるのだけど、広島のファンも少し残っていた。

ここで結構面白い瞬間を目撃することになる。

筒香が乗ったリリーフカーが広島ファンのエリアを通過するとき、結構な数の広島ファンが筒香に手を振ったのだ。
そしたら、筒香はきちんと広島ファンにも手を振り返していて、ああ、なんかすごくいいな・・と思った。球場の時間を最後まで楽しみきる広島ファンと、それに応える筒香選手。

とても素敵な気持ちになって、金曜日の賑やかな横浜戦に揺られ、僕は家に帰ったのだった。

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