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【しんどい癇癪】靴下との戦い


ようこそ、おうち療育、学びの世界へ
幼児心理アドバイザーのよよです



小さな出来事から
大きな癇癪になって…

困ることってありませんか

たとえば靴下を履いたときに
かかとやつま先がゴワついている
いつもと履き心地が違っている


その違和感が受け入れられずに
癇癪を起してしまったりイライラして全てが嫌になってしまったり


今回はそんな
たかが「靴下」
されど「靴下」
についての対策です!


いや、靴下、大事ですからね

履かないとクサイ、クサイですから


さて、まず、幼児期であれば、外的要因を減らすことで回避できることもありますよね

単に本人が好きな靴下のみを
揃えておくとか

日常的な対策は
それでも良いのかもしれません

でもね、
足のサイズってどんどん大きくなるし
お気に入りの靴下のサイズ違いが
毎回簡単に見つかるとも限りません


さらに習い事や発表会などで
指定の靴下を履くこともあります


どんな靴下でも「ちょっと気になるけど、ま、いっか」と


毎日のことなので
慣れさせてあげたいところ!

おうち療育としてできることは
まず足裏の感覚過敏になってる点を
いろんな感触で刺激して
過敏さの先に起こることを
体感してもらいます

違和感の経験
そしてその違和感の先に
何か不安や心配なことは起きない
という積み上げをするのです

受け付けられない違和感からの
乗り越えですね


具体的に
ゲームで取り組む方法を2点と
裏ワザ的な方法を1点
書いていきたいと思います!



【スモールステップその1】

①おうちに簡単な障害物コースをつくる
②いろんな靴下を用意する
(パパやママの靴下もあえてつかって)
③靴下にポイントを付ける
 (苦手な靴下を高ポイントにする)
④コースをいろんな靴下で
 ゴールできたらチャレンジ成功

嫌がる場合には今日は
何ポイントゲット!として
前回のポイント
今回のポイント
少しずつレベルアップしてることを
経験させながらが楽しいと思います



【スモールステップその②】
①感覚がさまざまなものを用意します
 たとえば
  粘土
  スライム
  ジップロックに入れた水
  片栗粉を水で溶いたもの
  足ツボのような土台
②素足で色々踏んでみる
③次に目をつぶって踏んでみて
 踏んだものが何だったかを当てる

おうちやベランダや庭先で
場所を変えて取り組むのもオススメです!


【裏ワザ!その③】
ポジティブな知識を教える
なにかというとズバリ、足ツボです
靴下の凸凹が刺激すると
それは身体が喜ぶということ

①靴下を履いたときに違和感を訴えてきたら、かかとやつま先の違和感のあるところを子どもから教えてもらう
②その箇所が身体のどこにつながっていて、どう良い効果を及ぼすか伝える

実際に足ツボの図を見ながら説明するのがオススメです

足ツボなら全体が身体に関係しているため必ず違和感を感じているいずれかの箇所がツボに該当します!

さらに足ツボを押すと
男の子なら強くなれそうだね!
女の子なら綺麗になっちゃうかも!

と気持ちを切り替えさせるために
ポジティブな視点を教えてあげるのもいいと思います

ちなみに足ツボマッサージの発祥は
なななんんと約5,000年前だそうですよ、奥さん!

足が「第2の心臓」とよばれる理由は、
足が血液を送り出すポンプの役割をしているからですって

だから足に敏感なのは決しておかしなことではなくて、身体の大切なところとたくさんつながっている

そんな足を刺激すると体中がみるみる元気になるのかもね!
足の刺激は身体の栄養や充電になるから
◯◯ちゃんの力でたくさん踏んであげてね

と教えてあげてください。

はじめは違和感を感じるかもしれないけどエイエイって足で踏んづけて過ごしているとしだいに慣れて気にならなくなっていくからね、大丈夫だよと伝えてあげてくださいね!


たかが靴下、されど靴下

靴下に丁寧なステップを踏む必要って?

靴下ごときに癇癪なんて起こさないでよ…なんでウチの子ってこんな小さなことでこうなっちゃうの…と落ち込んでる方、ちょっと待ってくださいね


小さな出来事ってその名の通り
他人からみたらアリンコ並に小さい事なんですよね

つまり大人から見たら小さいんですよ

それってなぜなのか・・・
大人は大きい世界を知っているから
小さな出来事に感じるんですね

でも子どもはその世界しかしらない

足という小さなスポットのなかで
必死に戦っていて、不快を全身で表してくるなんてすごいエネルギーの持ち主だなぁとも言えるんです


視野を広げたり
考え方を変えたり
その先を乗り越えられると知らなかったり。

ま、いっかとなれる心だって
「いまはなくて当然」
でも
「いつか必ず超える力を持っています」


余談ですが、赤ちゃんの足の裏の外側を、ややとがったものでかかとから足のつま先まで刺激すると、足の親指が外側に曲がって他の指が扇状に広がる反射動作があります。

これはバビンスキー反射といって原始反射になります

生後1~2年程度で消失する反応ですが

足裏はこういった原始反射を持っていることからも

敏感になりやすい特殊な箇所なのかなと個人的には感じています

だからというわけではないですが
決してその違和感を否定しないでくださいね!

その子の感じる感情は
その子のものです!

不快を感じる感情は受け止めつつ
その先にどうするかを
一緒にコミュニケーションをとりながら
乗り越えていけたら最高ですよね

又、年齢が低いうちから、芝生や泥等のさまざまな感覚を素足で感じる経験をたくさんすることをオススメします
(ただし安全性にはくれずれもお気をつけください!)

今日も子育ての愛の輪が繋がりますように(^-^)

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