記事一覧
インドネシアのBCA銀行の住宅ローン(KPR)金利
ジャカルタから東のチカラン方面へ延びるTol(高速道路)や、西のBSD・タンゲラン方面へ延びるTolを走る道すがら、クラスター住宅販売の広告看板がやたらと目に付きますが、価格はだいたい700juta~2.2Miliyarくらいの物件が多いということは、今のインドネシアの中間層に対してこれくらいの価格帯が一番売れ筋なんだと想像されます。
年々右肩上がりでインドネシア人の世帯所得が増えているとはいえ
インドネシア人はキャッシュフローよりストックがお好き
うちの嫁はんのお母さん(要は義母=インドネシア語でmertua)は、10年ほど前から中部ジャワのSoloで自宅の敷地の裏にkos(下宿みたいなもの)を増築して運営しており、全部で20個ほどある部屋が常時満杯とのことです。
現在御年75歳、もともと公務員の年金受給者で、未経験からkosを作ってしかも入居者で満杯にして、引退後のキャッシュフローを得ているというのは、口で言うより凄いことだと思うのです
マンゴーの木(ハルマニス)
2021年7月に果物スーパーTotal Buah Segarで買ったマンゴーの種を植えてから3年近く経ち、すくすくと成長した今ではちょっとした木の貫禄が出てきました。
このマンゴーの木はハルマニス(Harumanis)という私が一番好きな種類のもので、その中でも中部ジャワで一番甘いと言われるLiliyというブランドのものです。
私の経験上、Liliyブランドのマンゴーは百発百中で間違いなく、滅
ブカシ市内で感じる経済格差
現在私が住んでいる北ブカシのクラスター周辺は、Kota Bekasi(ブカシ市)の中でもかなり古くからの住宅と商店(toko)が密集する地域であり、穴のあいたコンクリート舗装を何度も埋め立てたデコボコ道を、3人乗り4人乗りの家族バイクや、野菜やらアクアのガロンやらを積載した三輪バイクがせわしなく行き来し、信号のない交差点では宗教的なカレンダーや人工セーム革の拭き取り布(インドネシアではkanebo
もっとみる1998年5月12日
今日は5月12日、ジャカルタの暴動から丸26年経ちました。
私がインドネシアに初めて来た1997年10月より前から、日本では山一證券や北海道拓殖銀行の経営危機が取り沙汰されており、銀行がバブル経済時に融資した企業の事業の失敗により資金回収ができないだけでなく、担保である不動産価格も下落するという不良債権回収の問題で、連鎖的な銀行の破綻と銀行同士の吸収合併などが噂されている時期でした。
ジョージ
ジャカルタの観光地としての魅力とは
インドネシアの観光地といえば「神々の住む島」バリ島や、中部ジャワの古都ジョクジャカルタなどが有名ですが、首都ジャカルタはビジネス都市なのでわざわざ観光するほどの見どころは少ないとよく言われます。
それでもジャカルタに出張してくるお客さんから1日または半日のアテンド(観光案内)を頼まれる場合、スカルノ初代大統領によって提案され1975年に完成したインドネシアの独立の象徴であるモナス(Monas=M
連動した仕組みの機能美
グリコがデロイト主導の基幹システム移行がうまくいかず、プッチンプリンなどの出荷が出来ない問題、クボタがアクセンチュア主導で更改した基幹システムで生産休止トラブルが起きるなど、SAP導入トラブルが最近目につきます。
SAP HANAだけで販購買から製造、会計まで『連動した仕組み』は機能美としてはすばらしいと思うのですが、最初の要件のとりまとめ、導入期間中のギャップ解消のための開発、切り替え時の全社
インドネシアでは別名Kamboja Jepangと呼ばれるアデニウム
アデニウムは乾燥地帯を原産としており、水をやり過ぎると肥大している幹や根がブヨブヨになり腐って枯れてしまうので、乾燥気味に育てるくらいがちょうど良いくらいで、サボテンなど多肉植物と同じく、乾いた土壌に水を撒きたいという人間の欲求を押さえる理性が試される植物です。
長年ずっとそう考えていました。
今年から水をやり過ぎると根腐れするアデニウムを、土砂降りの雨も降り注ぐ庭に直植え(じうえ)してみたと
インドネシアのパダン料理とミナンソロックのコーヒー
西スマトラ州の州都パダン(Padang)と言えばパダン料理が有名ですが、2011年のCNNトラベル(CNN Travel)の「世界でもっとも美味しい料理TOP50(World's 50 best foods)」の1位に選ばれたのが、パダン料理の代表格ルンダン(Rendang)であり、インドネシア在住日本人でインドネシア料理が苦手だという人でも、このルンダンが嫌いな人は皆無だと思われます。
私はイ
Bakso屋の御姐さんとの会話
今日のお昼はオフィス近くの中華系インドネシア人の御姐さんがオーナーらしいBakso屋で食べたのですが、この店には過去に何度も来ていて、レジでのお会計時の下手くそなインドネシア語から、自分が外国人であることも当然バレており、レバラン休み明けのせいか客が私一人だったこともあり、ここぞとばかりに話しかけられました。
「いつ日本からインドネシアに来たのか?」「きっかけは何だったのか?」「今何の仕事をして