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インドネシアでは別名Kamboja Jepangと呼ばれるアデニウム

アデニウムは乾燥地帯を原産としており、水をやり過ぎると肥大している幹や根がブヨブヨになり腐って枯れてしまうので、乾燥気味に育てるくらいがちょうど良いくらいで、サボテンなど多肉植物と同じく、乾いた土壌に水を撒きたいという人間の欲求を押さえる理性が試される植物です。

長年ずっとそう考えていました。

今年から水をやり過ぎると根腐れするアデニウムを、土砂降りの雨も降り注ぐ庭に直植え(じうえ)してみたところ、鉢植えしていた頃とは比較にならないくらい健康に生育しています。つまり水のやり過ぎが悪いのではなく、水捌けさえ良ければむしろ日当たりの良い屋外のほうが適した環境なのかもしれません。