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【BadCats Weeklyまとめ】4月2日〜12日号

“コトバと戯れる読みものウェブ”こと、BadCats Weeklyの編集長とら猫です。当サイトでは言葉そのものが持つ、心を揺さぶる力を世に伝えるべく、様々なライターさんにエッセイやレビューを書いてもらっています。

始まりましたね、オリンピック。もともとスポーツをやるのは嫌いですが、見るのは好きなほうなので、オリンピックもそこそこ楽しめるタイプでしたが、今回ばかりは複雑な感情に駆られてしまいます。政治が主導する世界的イベントの醜悪な部分を、嫌というほど露骨に見せつけられ、感情が素直に観戦することを拒んでいますね。とにかく何事もなく終わることを願ってやみません、はい。

それでは気を取り直して、BadCats Weeklyに最近掲載された記事を、まとめて振り返っていきましょう!

“ジャンル複合ライティング業者”こと、葛西祝さんの洞察が毎回光る、連載エッセイの新作。

三子の魂百までもとはよく言ったもので、人間の性格といったものは、そう簡単に変えられるものではありません。四十代を過ぎてから特に感じるのは、そういった幼少の頃の体験というのは、すべて血肉となって今も自分の基盤の中に息づいていて、結局はそこに収斂するのだなということ。知識はもちろん増えましたが、心の本質はまるで変わっていないように感じられるのです。

葛西祝さんがIGNジャパンに寄稿した、話題のオープンワールドアドベンチャー『パラダイス・キラー』の記事も面白いですよ!

noteでもおなじみのみくりや佐代子さんによる、映画『かもめ食堂』にちなんだエッセイ。

美味しいものを食べた時の多幸感というのは、本当にどこから来るのでしょうか。本能か。けどそれを言ったらつまらない。私はやっぱりラーメンですね。特に奇を衒わない、ナルトとメンマとネギと薄いチャーシューが載った醤油ラーメンがいい。疲れている時に食べると、思わず嘆息してしまいます。ちなみに本エッセイに触発され、編集長も『かもめ食堂』を観ました。良かったです。特にもたいまさこのキノコ。あれは何かの象徴なのかな。

みくりや佐代子さんはnoteの「文活」というノベルメディアに小説も寄稿されています。常に書いているこの姿勢、見習いたいですね。

ノベルゲーム作家の隷蔵庫さんによる、Netflixで配信中のオムニバスドラマ『ブラックミラー』のレビュー。

ちょっとした空き時間に、続きを観ることのプレッシャーを感じることなく楽しめるオムニバスドラマは、私も好きでよく観ます。ドラマではないのですが、青年期には少年ジャンプに連載されていた『アウターゾーン』を愛読しておりました。毎回ジャンプの最後のほうに掲載されるので、いつ打ち切られてしまうのかヒヤヒヤしながら、毎回楽しんでいたのを覚えています。どうやら続編シリーズもあるようですね。根強い人気なのかしら。

隷蔵庫さんが手がけた最新ノベルゲーム、『ベオグラードメトロの子どもたち』もぜひ、遊んでみてください!超能力バトルもあります。

隷蔵庫さんへのインタビュー記事もぜひ。創作の秘訣の一端が明かされます。

心に水を。最後に編集長のショートエッセイも併せてどうぞ。最新作は「スキットル」についてのお話です。わけのわからない文章を書いてしまって、すみません。けど何を書こうが私の自由だ。そうだろう?

我が家にもついにワクチン接種券が届きました!仕事がひと段落ついたら、打っておこうかなと思います。

それではまた次回のまとめで!




これもう猫めっちゃ喜びます!