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漫画「チェンソーマン」と映画「パラサイト〜半地下の家族〜」の共通点から知った自分の好み

ハッと!?

と気付く事がたまにある。

考えに考えた時でなく何気ない瞬間に訪れる。

材料が揃い、それがパズルのピースだったと気付く。

今回は買い物の帰り。
いつもの道を歩いている時だった。

ジャンルが急に変わる作品に心動かされる

最近は週刊少年ジャンプ連載中の「チェンソーマン」に心揺さぶられまくっている。


騙され借金まみれで、貧乏な生活を送っていた少年デンジ。
チェーンソーの悪魔のポチタと共にデビルハンターをしながらどうにか生きていたが、ある日残虐な悪魔に狙われてしまい...!?

というのが超簡単なあらすじ

ジャンルはダークファンタジーと言われている。らしい。
しかし話ごとに、ある時は次のページにはジャンルが変わっている。

アクションからコメディだったりホラーだったりエロスだったりナンセンスだったり家族ものだったりミステリーだったり

その七変化ぶりったらない

巻頭カラーだった今週発売の最新号もそうだった。

映画的なコマ割り、斬新で残酷で美しくもある絵、唐突なギャグ?

静と動のバランス

が読者を混乱させ新しい感情を与える。

こんなジェットコースターな作品なかなかない。

作者の藤本タツキ先生の前作「ファイアパンチ」

先が読めない斬新な設定で虜になってしまった。

コチラもオススメです。

しかしこれだけでは自分が

ジャンルが急に変わる作品に心動かされる

とは気付けなかった。

どれだけ鈍感なんだと思われるかもしれないがそんな性分です…

その前段がありました。

今年始めに公開された映画「パラサイト〜半地下の家族〜」

初の海外(韓国)でアカデミー最優秀作品賞を受賞した作品だ。

僕は映画館を出た後に衝撃を受けた。
最初はコメディかと思いきやサスペンス、そしてホラーにミステリー、ブラックユーモアに溢れた社会問題の風刺まで。
それらがない混ぜになりならがも全然くどくない。
観るものに押し付ける感じがないのが洒落ていて、野暮じゃないのがめっちゃ好み。

いろんな感情がごちゃ混ぜになった。

いままで映画を観てきて初めての経験。

年始めの映画「パラサイト〜半地下の家族〜」
藤本タツキ先生の漫画「ファイアパンチ」「チェンソーマン」

3つピースが揃いやっと辿り着けた自分のツボ。

これってなんなの!?と戸惑わせてくれる

簡単にジャンル分けできない、そんな

ジャンルが急に変わる作品


が好きなのだと。


最近はたまたま知った早川モトヒロさんと言うアーティストにも同じ感情をもらった。

古今東西とサブカルがごちゃ混ぜになっている。

いつも点と点が線になり、蓄積された何かがハマった時にしか気付きのスイッチが入らない。

これからもこんな不思議な気持ちを与えてもらえるものを探していきたいと思います。


共感してくれる人がいてくれたら嬉しいです。
最後までお読みいただきありがとうございました。

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