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📚死にたかった発達障がい児の僕が自己変革できた理由📚

麹町中学校で工藤勇一先生から学んだこと
西川幹之佑 著

読みやすい本だなぁ
と なんとなく感じながら
そして 目の疲れを感じずに
読み進めていくと

やっぱり!

考えられていました
「UDデジタル教科書体」
はじめて聞く書体の名前

いろんな方向から
いろんな人たちが
勉強しづらい を助けてくれているのね

UD とはユニバーサルデザイン のこと

年齢
性別
文化
身体の状況など
人々が持つさまざまな個性や違いに
関わらず
最初から誰もが利用しやすく
暮らしやすい社会となるよう
まちや建物
もの
しくみ
サービスなどを
提供していこうとする考え方のこと

なんだって!

実際、読んでても目がくたびれなかったし
こりゃぁいい!
と思いました

さてさて本の内容ですが
誰一人、全くおんなじ状況です
全くおんなじ感情です
なーんて人はおらんのです

でも、代弁してくれてる
と感じる人はきっといるだろうと想像します
私もその一人です

「他人と比べるな」
とは言いますが
一番比べているのは身近にいる私たちではないでしょうか

「このくらいで傷つくな」
とは言いますが
何にどのくらい傷つくかというのは本人の自由ではないでしょうか

その人が辛いと感じれば辛いことなんだと思います

ただ、辛い辛いと言ってばかりもいられません

そんな時に
「こんなことをしてみたら どう?」
というアイデアがたっぷり詰まっている本だと思います

自分で見つけ出すことで
生きる価値や意義を感じることができる
「最上位目標」

時間の有限さ貴重さを感じることができる
「タイムマシン・クエスチョン」

などなど
ビジネスの場で使われているような手法も
この方の学校生活や家庭生活での
シチュエーションで紹介されていて
スルッと心に落ち着きます

読んでいて 一番嬉しいなぁと思ったことがあります
それは
自分ばっかりなんでこんなにダメなんだ!
自分以外の周りはみんな幸せなんだ!
自分だけ、、という辛い思いの中にいた著者が
出会いとともに
成長とともに
心の視界が広く暖かく開けていくところです

そして著者は
昔の自分のように
今現在苦しんでいる自分より年下の子供たちが
この本を読んでくれて 苦しみから抜け出せるように
この苦しみは僕で最後にしたい
と願いながらこの本を書いたそうです

多様性 Diversity

まずは知ることが一番大事ですね
自分とは縁のない世界の人のことだと思っていても
知ってみれば
自分の中にも共通するものがあるかもしれない
共通するものが全くなかったとしても
知ることで
自分の経験値が一つアップするはずですね

親として
大人として
一人の個人として
いろんなことを感じることができる本です

そしてもう一度言いますが
目がくたびれにくい本です

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