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📚一汁一菜でよい という提案📚

ご飯の色
菜の色
味噌の色
の表紙にこの題名
そして書く文字には人柄思想が滲み出る となれば

これは表紙で全てを語る本 
他にあるだろうか

家族の健康はわたし(母親)が握っている
強迫観念のように常識として心に沁みつきながらも
できない自分 
あのひとのように できない自分を反省しつつも
いいんだもん と開き直る日々

この本は導入からそんなわたしの心を優しくほぐしてくれます
そしてほぐれた心に著者の哲学が厳しくも優しい言葉で沁みてきます
著者の経験 著者が影響を受けた人々 そしてその人々もまた、、、
脈々と連綿と
人々の思想というものは受け継がれているんだな
そして読んだわたしにも 嬉しいな

大切なことは

決して難しい言葉で語られるものではなく
歯を食いしばるような行動を求められるものでもなく

淡々と過ごす日々の中に取り込まれ
笑顔と何気ない会話の中に沁み込んでいるもの

もしかして 現代はそれが感じにくくなっているのだろうか
著者は一家庭人として 広い意味での親心で この本を作ってくれたのだろうか
「提案」という言葉に優しく見守る著者の佇まいを感じます

前半にある一文
「掃除を終えて、またすぐに木の葉が落ちることがあります。まるで何かの風刺漫画のようですが、掃除する前の庭に戻ってしまったのではなく、掃き清めた新しい庭に、新しい木の葉が落ちたのです。そこにまた、新しい庭が現れているのです。」

この文章を読んだ時 日々の生活の中にある 
「繰り返し」へのやる気がググーンと上がりました

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