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徒然日記

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2021年1月の記事一覧

徒然日記

徒然日記

まずい。

まずいまずい…。

うまく言葉がでてこない。

書きたい事はあるはずなのに、文章になってくれない。

原稿を書く上で、これは大問題だ。

何が原因で詰まっているのか、がうまく解明できない。

(そもそもスムーズにできれば、こんなに焦るまい…)

吉田博展は、会場を一通り見ただけでも、使いたいパーツはいくつもあった。

例えば、特大版に挑戦していた頃、<渓流>(下)の水の流れを彫ることに

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徒然日記~就職の話

「学芸員の資格を取らなかったの?」

とはよく聞かれることの一つだ。

 うん、と頷きながら、頭の中でその理由に思いをはせる度に、感じるのは後悔などというよりも、面倒くさい、という思いだ。

 どう説明したら、相手は納得してくれるのか。

 一つ言っておきたいのは、資格は万能ではない。

 学芸員資格を取ったから、と言って即就職にはつながらない。

 学芸員の募集自体がレアだから。

 学部2年で

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カレンダー遍歴

 覚えている限り、最初に自分の部屋に飾ったカレンダーは、印象派だったと思う。

 ルノワールだっただろうか。

 とにかく、美術史にはまり始めたばかりの頃で、そのきっかけが「印象派」関係の展覧会に行き、『巨匠に教わる名画の見かた』なる本を手にしたことだった。

 その後、どんなカレンダーを飾っていたか。

 思い出せる限りのものを書き出して見ると、

・トスカーナ地方(写真)

・猫

・花

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似ているけどちょっと違うもの

「観客は、既成のものと似ているけれど、少し違うものをいつも求めている」

 『Save the catの法則』で、著者がこんな事を言っていた。

https://www.amazon.co.jp/SAVE-CAT%E3%81%AE%E6%B3%95%E5%89%87-%E6%9C%AC%E5%BD%93%E3%81%AB%E5%A3%B2%E3%82%8C%E3%82%8B%E8%84%9A%E6

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徒然日記~辞書が買いたい

 欲しい、と瞬間的に思う本は沢山ある。

 だが、寝ても覚めても頭から離れない本、あるいは一通り読み終わった後も、手元に置き続けたい、そして実際に開く本は、そのうちの数パーセントではないだろうか。

 そして、買ったはいいが、いつか読もう、と思って積ん読状態にしてしまう本は、買った本の8割、と言っても過言ではあるまい。

 我ながら阿呆な話だ。

 今この瞬間でも、手元に置きたい本は何冊かある。

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甘党?辛党?

 甘党か、辛党か…。

 自分についてどちらに分類できるか、と問われたら、たぶん「甘党」ではないか。

 昔はとにかく甘い物、特にチョコレートが好きだった。

 毎日のように食べて、虫歯だらけになるという自業自得の結果をもたらし、それでも手が伸びてしまう、ということがずっと続いていた。

 受験生の時は、「志望校に合格するまではチョコレートを断つ!」と決意。慣れていたものを突然断ったことで、悶絶す

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反省中

週一で、エッセイを書く、という修業を決意したのが昨日。

参考のために、とも思って仕事の帰りに書店に寄って、ananや、その他週刊誌の、コラム頁をパラパラと見てみた。

のだが、コロナの話題がやはり多い。
最近、毎日更新を目指すという名目のもと、愚痴っぽい内容のつぶやきが増えてしまっていたので、コロナについての愚痴はなるべくは書くまい…と思っていたが、つい引きずられてしまった。

反省。

ここで

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徒然日記

「もういっそ閉館して欲しい」
「無茶ぶりするなら、その分、補償(お金)が欲しい」
 最近、昼休みに飛び交う不満は、この二つに集約される。
 仕事内容柄、リモートワークの形が取れないのが辛い。

 それにしても、今回の緊急事態宣言は、なんと中途半端なのだろう。
 普通に渋谷などには人も出ているし、映画館や図書館も開いている。
 「緊急事態」とは言っても、表面だけとしか思えない。
 20時以降の外出は

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『週刊ヴェルデ』プロジェクト

「脚本家を目指すなら、週一回、1400字~1800字のエッセイを書く訓練を課す」
 先日出た月刊ドラマ2月号で、内館牧子さんのロングインタビューで、こんな内容の行を読んだ。
 何気なく読みすすめていた中で、この箇所は私の深い深い部分に刺さった。
 脚本家なんて別に目指してない、という人でも、今月号の彼女のインタビューの後半だけでもいいから読んで欲しい、と思うほどに。
 理由の一つは、noteが最近

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徒然日記~『肖像画と女心』ネタメモ

徒然日記~『肖像画と女心』ネタメモ



次回の「肖像画と女心」で扱いたい作品の一つ。
フーケの〈ムランの聖母子〉。
胸をはだける、というなかなか大胆なファッションのマリア様。(そう、これは一応宗教画のパネルである)
昔、初めて見た時の印象、というか、連想したのは、「理科室の人体模型」。
主役の聖母子の肌は、色白、というよりも、骨そのものの白さ。
加えて、聖母の坊主頭が、頭蓋骨を生々しく想起させる。
極めつけが、背後を固める天使たち。

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徒然日記

もやもやする原因について、思いつく物をいくつか。

①インプットのストック不足

何事においても、日ごろの積み重ねは大事。
インプットも、アウトプットも。
アウトプットを実践することで、「インプットのストックがどれくらい充填されているか」などの状況確認もできる。
今の私は…かーなーりギリギリの状況かもしれない(笑)

何でもって補給するか…がいつも悩みどころ。

とりあえず、直感で選んだのは、韓国

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徒然日記

 昨日はひどい目にあった。

 一体何だったのだろう。

 頭痛と吐き気で、動くのに時間がかかった。

 朝はとりあえず、お茶づけなら受け付けられる、と感じてそれで済ませたが、その後はあまり食べられなかった。

 体調管理も、仕事のうち…だと実感。

 書き終わる度にバタンと調子がくるってしまうのはいかなるものか。(苦笑)

 

 とりあえず、目標の一つは達成できた。

 次の目標についても、大

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徒然日記~昔の夢

「登場人物のドロドロした内面、心理を、とことん描写して、本人が読んだら『やめてくれ!』と泣きたくなるような小説を書きたい」

 大学時代あたりだったろうか。

 そんなことを考えていた時期があった。

 今思っても、意地が悪い。

 そのようなジャンルがあるとすれば、最近の「イヤミス」だろうか。

 と思うが、自分であのようなものを書きたいか、と言われれば、少し微妙。

 面白い事は面白い。

 

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