徒然日記~気になる本
amazonで見つけた、気になる本。
海野弘さんの美術関係の本は、どれも見ごたえがあるものばかり。
風景画というと、印象派やイギリスのターナーあたりがメジャーだが、北欧やロシアの風景画なども含まれる、というのが興味深い。
ロシアの風景画は、数年前に「ロマンティック・ロシア」展を取材した時に、興味を持ったものの一つ。
http://girlsartalk.com/feature/31176.html
単に、「きれいだなあ」と思うだけではない。
一歩進んで、中に入ってみたい、この空の下を歩いて見たい。雪に足跡をつけてみたい。
そう思わせるものがあった。
冷え性持ち、寒がりという自分の特性をわかってはいても。
春の雪解けから始まり、厳しくも美しい冬景色、そこで生きる人々の姿を見せてくれた展覧会は、あの年見た中でも印象に残るものの一つだった。
あの感動をもう一度、端的にでも再び経験できるだろうか。
二冊目はこちら。
「ボードゲームは、革命であり教育でありエンタメであり文化史でありジャーナリズムでもあった」
どんな本だ、と解説を読んで、最初に鴻巣さんのこの一文にやられてしまった。
何か美味しそうな匂いがする。
ネタの仕入れ先として、チェックしておきたい一冊。
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