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高校生の私が、先生と付き合った話

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わたしの高校生だったときの実体験です。
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2022年11月の記事一覧

高校生の私が、先生と付き合った話7

高校生の私が、先生と付き合った話7

それからしばらくは学校で鈴木先生を見かけるとドキドキして、ふとした瞬間には彼と別れたことで心が沈んでの繰り返しの日々でした。
(なんだかんだで思い出してしまう)



5月中旬。
鈴木先生の体育の授業がある日。
朝から心がどんよりしてしまい、とてもじゃないけれど授業を受ける気が起きず・・・体育の授業は見学させてもらうことにしました。

まるで抜け殻のようなわたしはイスに座ってボーッとするしかでき

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高校生の私が、先生と付き合った話6

高校生の私が、先生と付き合った話6

彼氏とどんなに連絡が取れなくてもまともに会えなくても、それまで【別れる】という選択肢はありませんでした。
でも鈴木先生への気持ちに気付いた時に初めて『もう別れなきゃ』と思ったのです。

わたしは携帯を手に取り、メールを打ちました。

_______

別れてください。
_______

しかしすぐに送信ボタンを押すことはできず、ぼーっと携帯の画面を見つめました。

つらいこともあったけど、楽しいこ

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高校生の私が、先生と付き合った話5

高校生の私が、先生と付き合った話5

鈴木先生にベッタリするアカリちゃんを見てしまい、胸がなんだか苦しくてスッキリしないGWが始まりました。

いてもたってもいられなくなり、アカリちゃんと仲の良い美香子にメールで聞いてみることにしました。

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『アカリちゃんも鈴木先生ファンなの?』
『ファンではないね~』
『じゃあ、本当に好きとか?』
『そんなわけないじゃん(笑)アカリちゃん、ラブラブな彼氏いるよ』
_______

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高校生の私が、先生と付き合った話4

高校生の私が、先生と付き合った話4

ゴールデンウィークが近づいてきた4月下旬。

いつものように帰りのHRが終わったら、美香子と一緒に帰るため教室まで迎えに行きました。

それまではただ「迎えに行く」だけだったのに、それに加えて「鈴木先生と絡めるかな?」と思うようになっていました。

でもこの時点では「男性として好き」とは頭にもありません。
まだ「大好きな先生!」という程度でした。

HRが終わると次々と生徒が教室から出てきました。

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