無知からのスタート:コミュニティスクール委員としての成長記
新たな役割との出会い
今年4月、私は「コミュニティスクール委員」と「地域コーディネーター」という、これまで縁のなかった役割を引き受けることになりました。
正直なところ、当初は「コミュニティスクールって何?」というレベルで、役割の具体的な内容や目的についてもほとんど知識がない状態からのスタートでした。でも、子どもたちが安心して過ごせる学びの場をより良くしたいという気持ちからやってみることにしました。
知ってもらうことから
まずは、コミュニティスクールの存在や目的を知ってもらうことが大切だと考えました。だって、私自身がこの小学校の保護者をもう10年近くやってきたのに、コミュニティスクール委員会について、何も知らずに過ごしてきたから。
私ができる最初の一歩として、委員会で議事録を取ることにしました。議事録をもとに「コミュニティスクール委員会だより」を作成し、校長・副校長のお墨付きを経て、保護者や地域の方々に配布することで、誰がどのようなテーマで議論をしているのか、どんなことが決まったのかを伝えることを始めました。すでに実践している学校にとっては、当たり前のことだと思いますが。
地域コーディネーターとしての役割
一方で、地域と学校の連携を支える「地域コーディネーター」としても活動を開始しました。この役割も初めてのことで、まずは「この活動の存在を知ってもらうこと」が課題でした。
そこで、学校と地域が子どもたちの教育を共にサポートする取り組みであることをおたよりに書いて、PTAのメール配信システムも活用させてもらい発信しました。保護者や地域の方々が少しずつ関心を寄せてくれるようになりました。
ボランティアの募集と温かなフィードバック
続いて、学校ボランティアにもっと参加してもらえるように、ボランティア募集のためのGmailアカウントと申し込みフォームを設けました。
予想以上に多くの方がボランティアに応募してくださり、すぐに枠が埋まる状況になりました。
そして、ボランティア終了後には参加者から感想を募るフォームを用意し、たとえば「参加してよかったこと」や「学校への応援メッセージ」といった前向きな質問を通して、学校に対する感謝や応援の声を集めました。いただいた温かいコメントは先生方にも共有し、大いに喜ばれています。
距離を縮めるために
学校と地域、そして保護者との距離が少しずつ縮まってきたように感じます。ボランティアやフィードバックの機会を通して、地域の方々が学校に関わり、また学校も地域を頼ることができるようになることで、子どもたちの学びの環境がより豊かになると思います。
これからも地域と学校をつなぐ役割を、いろんな人を巻き込んで、いろんな人に助けてもらいながら、そして楽しみながら果たしていきたいと思います。
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