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【詩】冥府

自分と似て非なるものを
次々と産み出し
増えゆく人間達を見ても
興味がなかった

人間というものを法理的に噛み砕き
根元的に理解せしめた存在

絶望の中で
屈伸運動できたエネルギーだけが
世界の絶望を照らし得たという真実

それも今となってはどうでもいい
冥府の王となった今では

人類は潰えた




水もしたたる真っ白い豆腐がひどく焦った様子で煙草屋の角を曲がっていくのが見えた。醤油か猫にでも追いかけられているのだろう。今日はいい日になりそうだ。 ありがとうございます。貴方のサポートでなけなしの脳が新たな世界を紡いでくれることでしょう。恩に着ます。より刺激的な日々を貴方に。