東京路地紀行 32 世田谷区三軒茶屋
三軒茶屋といえば…
パッと頭に思い浮かぶものがない。
少し考えて、芸能人が歩いている町、おしゃれな印象の街、世田谷線の始発駅、というあたりがやっと出てくる程度。
生まれてから四半世紀、東京に暮らしていましたが、城北地区に住んでいたからだと思いますが、三軒茶屋には縁がありませんでした。
そんな三茶、突然ブロークンな感じで(笑)、街歩きをするようになってから駅前にレトロな横丁があること、近くの下馬、駒沢あたりは旧陸軍用地で史跡がいまも残っていること、そして烏山川緑道という暗渠が町の近くにあることを知りました。
さて、今回はその三軒茶屋の駅前に広がる横丁を歩いてみました。
狭い横丁を自転車で駆け抜けるおばちゃん!生活感あふれてますね(笑)
おしゃれな街で知られる三軒茶屋にこのディープで渋い横丁。
なぜこのような場所は残っているのかというと戦後の闇市に由来しているそうです。三軒茶屋の「三」に関連付けたわけではないでしょうが、デルタの形の横丁です。
戦後まもなくからある横丁のあるあるですが、ここもご多分にもれず1店舗のサイズはとても狭い。今回も歩き回りましたが、一見客には敷居が高いです。しかも夕方明るいうちから開いている店にはお客さんが入っています。常連の方々でしょうか、もう満員になっているところもあったり。
こんなところに路があるの?ということころ通り抜けていきます(^-^;
それが横丁散歩、路地散歩の楽しみ(^^)/
横丁の路地をどんどんと奥へ進むとだんだんディープな、後ろの高層ビルがなければ昭和30年代と思ってしまう空間へ入っていきます。
二階席あります、どんな風になっているのか興味しんしん
上を見ると洗濯物。生活感たっぷり、こういう路地もいいですね
建物に対して、扉がちょっと斜めになっている構造は昔ながらのバー、スナックなどの店舗に多いですね。入りやすくしている?
どういう意味なのかな?
横丁、路地ならではの悩みですね。どんなに狭い路でも歩く人はいるのだからきれいに使いましょう。
何周もしてみたけど、飽きませんね、三茶の横丁路地。
おかえりはこちらのようですよ、世田谷線の方。
田園都市線はどっちだろう?迷路、迷宮で分からなくなりました。
このまま抜け出られないかも。。。ではまた。
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