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戦国武将料理

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戦国武将について妄想しながら料理した記録。
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2023年1月の記事一覧

残忍人蒸しパン

残忍人蒸しパン

忍人と呼ばれた戦国大名がいます。どういう意味かというと、残酷なことを平気で行う人のこと。
誰のことかというと、武田信玄。
地元の山梨では現在では神として崇められている武田信玄公。以前、信玄にまつわる話を書きました。↓

今回は彼の負の部分について妄想しながら料理します。

人参 半分
米粉 100グラム
卵 2個
ベーキングパウダー 大匙 1
オリーブオイル   大匙 1
蜂蜜        大匙

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土手鍋島直茂

土手鍋島直茂

猫の祟りは恐ろしいという。家の近所をうろうろしている猫達を見ていると、ふとそんなことを思い出す。猫を殺すと七代祟るとか聞く。
犬のような単純さではなく、何か魔に通じる要素があるのかもしれない。
(考え過ぎ?)
江戸時代には、鍋島の化け猫騒動という芝居になった話もあり。
土手鍋を作りながら、ふとそんなことを妄想した記録。

牡蛎 大粒が10から12程?
白菜 1/4
人参 1本
青梗菜 2本
青葱 

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ハチば筑前煮

ハチば筑前煮

今頃の時期、今はもう亡い父親がよく筑前煮を作っていたのを思い出す。がめ煮とも呼ばれる根菜の煮物。ふと懐かしくなり、作ってみることに。

牛蒡 1本
人参 1本
蓮根 2節
大豆肉ナゲット状 適量
味醂 大匙1
醤油 大匙3
だしつゆ 1/4 カップ
蜂蜜 大匙2

筑前煮、筑前といえば思い出すのが羽柴筑前守。つまり豊臣秀吉。
百姓出身である秀吉(実はサンカだったという説もありますが)には代々、名乗

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前田利家のき玉揚げ

前田利家のき玉揚げ

エノキダケって細くて長い。まるで槍のような。
ということで、今回の料理の妄想は槍の又左こと、前田又左衛門利家に決定。

エノキダケ 1パック
玉葱 半分
卵 2個
だしつゆ  大匙 2
片栗粉 大匙 5
揚げ油 適量

江戸時代、100万石という石高を誇っていた大名家は前田家のみ。その藩祖となった前田利家。決して平坦な道を歩んで、そこまでの地位を得たのではなく、結構な波乱万丈。
何しろ彼は四男。継

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伊達巻宗

伊達巻宗

おせち料理に入っている品々、それぞれ意味や願いが込められています。例えば、黒豆はマメに働く。きんとんは黄金色なので金運。海老は腰が曲がる程の長寿。数の子は子宝。
巻物を模した伊達巻は学業向上。ということで自分流伊達巻を作った記録。

卵 3
長芋 適量
豆腐 半丁
蜂蜜 大匙 1
醤油 小匙 1
塩 一つまみ

料理をする人の中には、この材料を見て、?と思われるかもしれません。
通常、伊達巻とはは

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