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35歳、一人暮らしの憂鬱

この3月で一人暮らし歴11年になった。

マイペースで自己中で協調性がなく1人をこよなく愛し、人と一緒にいると気を使いすぎて疲れてしまう私は、一人暮らしは相変わらず最高すぎる日々。
でも、一人暮らしをしてきて辛かったこと、困ったことだってもちろんある。
「あー!!!もう誰かー!!!」と絶望したことから、ただただ不便なことまでまとめてみた。

憂鬱リスト


・歯を折った時
・酔っ払って朝起きたら捻挫してて歩けなかった時(あれはちょうど2年と2ヶ月前だった…)
・スマホの画面保護シート貼りたいとき(自分でやると空気とホコリが入るから)
・ピップエレキバンが背中のいいところに届かない時
・背中に湿布がピヤッとぐちゃぐちゃになって貼れないとき
・深夜、自分の力とゴルフボールではどーにもならない背中と腰の凝りをほぐしたい時
・結婚式参列時のワンピースの背中チャックが上まで上がらない時(髪で隠して行って美容院であげてもらっている)
・ワインを飲もうとしたらちゃんとしたコルクだった時(自分で開けられない)
・スパークリングを開けたけど飲みきれない時
・ベランダでセミが死んだふりしているけれど洗濯が干したい時
・カメムシが静かに落ちてた時
・無印の棚の組み立てが思いのほか難しかった上に重かった時
・組み立て家具に「2人以上で組み立ててください」とあったとき(意地でも1人で組み立てやると決意する瞬間)
・近所で火事があった時
・地震が連発している時
・大型の台風来ている時
・外出自粛が叫ばれて素直に自粛していた頃、スーパーとホームセンター行ったら幸せそうなカップルと家族のデートスポットと化してた時
・ホームセンターに大きめかつ重めの買い物行きたい時
・メルカリで嫌な購入者さまに出会って、突発的に誰かに八つ当たりしたい時
・最長17日間コンビニのお姉さん以外誰とも会話してなかったことに気づいた緊急事態宣言中(スーパーすら無人レジ…)
・何日か家を出ておらず、スーパーで袋いりますか?のいらないですが声が擦れてた時(声を久しぶりに発したから)
・久々外に出てスタバに行ったら、ファミリーの宝庫だった時(こういう時だけ仲間意識を感じる勉強してる一人の若者はどこへ)
・カードの支払いがヤバくて「誰か家賃払ってくれ!」と思った時
・会社で「クソこの野郎めが!!!!」な出来事があり、誰かに言いたくて飲み誘いまくったが全員に断られて仕方なく1人お家で飲んいでる時

などなど。

その他、インスタのフォロワーさんたちからは
・天井の電球交換
・やっぱり虫系
・オバケ系
・食べたい食材がファミリーパック祭りだった時
・外で大量の買い物をした時のトイレ
などなど

やはり、体調不良系、虫系、不便系が多い。
フォロワーさんたちもそうだったが、この歳になると精神的な孤独耐性はみんなついている。

1番辛かったのは捻挫した時


当時転勤中で、家族も周りにいなく、買い物を頼めるほど仲の良い人もその時点ではいなく。
家の前の6車線の大きい道を渡らないと周りにお店が何もない。
しかし、そこの信号は歩行者に冷たくて、怪我をしていなくても私のペースだと渡り終わる頃に点滅始まることを知っていたので、青信号のうちにこの足で信号渡りきれない可能性が高い。
結局、ご飯も買いに行けず、湿布も買いに行けず、家に偶然あったもので何とかした数日間。当時Uberがその都市にはなかったのだが、出前をお願いすればよかったのだと今気づく。
トイレもジャンプして行っていたが、ジャンプの振動すら痛かった。(最終的に引きずるのが1番痛くないと判明)
病院にも行けないとは…。
辛かった。とにかく辛かった。

孤独の練習だと思えば


辛い時、やはり人に支えられて生きていると知る。
人という言う字は、の金八先生が浮かぶ。
(しかしこれを今調べたら、自立している人を横から見た姿だと金八先生本人が近年訂正しているではないか!)
でも、結局人って1人なわけだから、1人で生きる試練や寂しさみたいなものも人生のどこかで味わう人がほとんどだと思う。
それが今と思えば!
初めての孤独が老後に訪れるより良いかなと(老後も1人だったらどうしよう)

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