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アーユルヴェーダセラピスト、スリランカで魂の癒しを受けとる旅 ③ ~パンチャカルマの目的:リラックスの練習と『人生のからっぽ感』解消~

2020年にスリランカで受けたアーユルヴェーダの浄化療法「パンチャカルマ」の体験記の続きです。

体験記➀はこちらから

体験記②はこちらから


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今回は、私がアーユルヴェーダのパンチャカルマ(浄化療法)を受けようと思ったその理由と目的をお話ししたいです。

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2013年ころ、28歳のときにアーユルヴェーダを学び始めました。

学びながら、そしてトリートメントを受けながら、私は自分の体や心がどんな傾向をもっていて、自然や社会、周りからどんな影響を受けているか、体感とともにすこしずつ理解していきました。

生まれ持った体質(プラクリティ)は、ヴァータ(風)の傾向が一番強くて、その次にピッタ(火)、カパ(水・土)の順に構成されているらしく。

また、短~中期的な不調や症状として体と心に表れている傾向(ヴィクリティ)も、もっぱらヴァータ(風)の症状。

20代で私が抱えていた不快や不調は、
たとえば

◆身体の症状
・便秘
・ガス腹

・冷え性
・乾燥肌
飲み物が飲み込めない
・食欲のムラ
・眠れない、眠りたくない
・PMS

◆心や行動の症状
・過緊張
・日中の居眠り

・不安定
・妄想、意識過剰
・怒りっぽい、癇癪
・神経過敏
・気にしい

などなど・・・

特に会社員のころは太字の症状がけっこう重くて、
通勤したり会社に居るだけで体も神経もこわばって胃腸の働きが止まっていました。あと、おならで空を飛べるくらいガスでお腹が張ったり(真面目に宙に浮けるくらい出てた笑)、そしていつも緊張で疲れてしょっちゅう昼間にウトウトしていました。

それからとても困ったのは、外で誰かと食事するとき、緊張してなぜか水分や自分の唾液さえのどを通らなかったこと。
うまく「ごっくん」できずに一口ごとに戻しそうで、目を白黒させながら食事する苦しい時期が7~8年?続いていた気がする。この「外で飲み物をごっくんできない」症状は、自分が正常じゃないことを明らかにしてる気がして、ちょっと辛かった。

アーユルヴェーダを学ぶようになり、自分の体質を理解して、過剰なヴァータ(風)を鎮静する実践を初めてから、こういった症状が少しずつおさまってきたときはとても嬉しかった。。♡

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もう一層深いところにある問題が見えてきた

アーユルヴェーダを学んで数年、便秘や胃腸の調子、気分の不安定さなど、わりと表面的なヴァータ症状が治まってくるにつれて、自分の心身のより深い部分により注目できるようになって、さらに抽象的な問題にも気が付くようになりました。

それは、

➀リラックスの仕方がわからない。

なんでこんなに疲れるんだろう、という観察から気が付いたのは

自分はゆっくりのんびりを楽しんではいけない。
疲れ果てて休むのはOK。でもそれ以外はリラックスしてはいけない。
周りにも忙しいアピールをしないといけない。
何もしてない自分は、いてはいけない。

・・という謎の縛りが心の奥の方にいて、いつも私自身を見張り、のびのびと振る舞うことを制限していたこと。

生まれてこのかた、家族も友達も夫も、だれもそんな風に私に言う人はいなかったんだけど、なぜか社会人になってそういう思い込みが根付いてしまった。

リラックスって何?どうやって力を抜くの?そもそも私ゆっくり休んでるところ周りの人に見られてもいいの?みたいな状態に、なぜか陥ってしまって。その状態から、会社を辞めても抜け出せずに苦しくなっていたのでした。

②空虚感、胸の中にあるぽっかり感

これは小さいころから持っている感覚で、私にとってすごく嫌なもの。大人になって忙しくなるにつれて忘れかけていたけど、ずっと抱えていた。

このぽっかり感、説明するのが難しいけど、
例えば幼稚園くらいの頃に姉と二人で留守番してるうちに夕方になってしまって、ガラーンとした家に両親がいないとき。家の中が静かで、夕日が差し込んで暗くなってきて、家の中には自分と本を読むお姉ちゃんしかいない。家のリビングの空間が自分に対して大きすぎて、虚空にぽつんと取り残されたような感覚。

そのがらんどうな空間が、自分の内側にまで入り込んで、言葉にできない気持ち、耐えがたい変な感覚。寂しいとも違う、ぽっかり、ガラーン、空間、というイメージに支配された感覚。


大学生や社会人になっても、ふとした瞬間に、大げさなものではないけれど自分と周りの世界にギャップを覚えて、そこにぽっかりした穴を感じていた。

たまにイベントで仲間と熱い時間を過ごしたり、何かに没頭している一瞬以外は、すぐに胸にスペースが空いてそのガラーンとした何かに飲み込まれてしまって、なんとなく満たされない、疲れた感覚がいつもあった。

それが空虚感と言い表せると気づいたのは、アーユルヴェーダを学んでからだった。

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長くなったけど、この二つ

・リラックスができない
・胸のぽっかり感

これらを解消したら、自分のこれからの人生はもっと安らいで満足したものになる気がして、それをアーユルヴェーダで何とかできないかなぁと思って、それがパンチャカルマへの期待につながっていきました。

せっかくスリランカに行くなら一か月休暇をとって、ゆっくりすればきっとリラックスの練習(リラックスと練習という言葉の相容れなさよw)になるし。

リラックスすることで胸のぽっかり感も満たされてくるかもしれないし、と。

そんな気がしていました。


③手湿疹

そしてもう一つ、パンチャカルマを受けたい大きな理由がありました。
パンチャカルマを受ける1年半くらい前から、ひどい手湿疹に悩まされていて、仕事にも日常にも支障が出るくらい悪化してしまいました。

湿疹の原因は、

・セラピストとして毎日使うハーブオイルが熱性(身体を温める効果のあるハーブ)のものが多く、ピッタ(火のエネルギー)が増えすぎて炎症を起こしたのが直接的な原因だと思う。

それ以外にも、

・転職して環境が変わったり

・人間関係でのストレスが続いて困惑や怒りをため込んだり

・過去10年間の会社員生活でため込んだ無理や毒素(アーマ)が、セラピストとして毎日ハーブオイルに触れるうちにデトックスを始めたんじゃないかな~とか。

いろいろ考えていました。



【当時の湿疹】
前腕の外側中心に湿疹が出て、治る暇もなく膿がでて痒みで掻いてしまって皮膚がほとんどなかった時。夜中になると痒くて眠れなくて叫ぶような日が1年くらい続いた。

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湿疹の場所は、腕と手の甲、悪化したときは顔やその他全身まで。

施術につかう手のひらだけは湿疹が出なくて、全身ボロボロでも仕事を続けられてしまうというイヤな湿疹の出方でした。笑

休む選択をするのか、ずるずる仕事を続けるのか、自分の行動が試されていた気がする。早く休むべきだったけど、意地で続けて悪化させてしまった。


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アーユルヴェーダ的なレメディを色々試して生活改善もして、それから皮膚科にも相談に行ったけどあまり改善しませんでした。

これ以上長引くなら一旦サロンワークを辞めようと思うくらい悪化したので、2020年の年明け、思い切って1カ月の休みを取って、パンチャカルマを受けようと思い立ったのでした。

アーユルヴェーダセラピストに転職して3年、いったん環境を変えてリフレッシュするのにちょうどよいと思って、この時期にスリランカに行くことに。


ということで、まとめると、

私がパンチャカルマを受けようと思った理由は

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➀リラックスできるようになりたい
②胸のぽっかり感を何とかしたい
③治らない皮膚疾患(手湿疹)の治療

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という3つでした!


治療を受ける前のそれぞれの症状改善にかける期待度は、

アーユルヴェーダのドクターに伝えやすく、結果も出やすそうなのは ③手湿疹の治療、だけど

私としては①リラックスできるようになりたい、②胸のぽっかり感を何とかしたい、の方が、アーユルヴェーダだからこそ頼れる分野だと感じていたので断然期待度大だった。

きっと、この二つが解消されれば、自然と湿疹はよくなるような気がしていたから。




次回の記事は、いよいよこれらの悩みをアーユルヴェーダドクターに伝えて診察を受けた時の話です。

ゆっくり下記進めていますが、よろしければまた読んでください♪


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