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【心に残るプログラムへの想いを語る】タイスの瞑想曲

現役時代大好きな選手の一人だったミーシャ・ジー選手。
今日は彼の2017-18シーズンFSの「タイスの瞑想曲」をご紹介します。
リンクは四大陸選手権のものです。

ミラノで現地観戦した世界選手権の試合では、ノーミスの演技、また美しく気持ちのこもった演技は心動かされ自然と涙が溢れました。
現在は振付師として活躍しているミーシャ選手。
音の取り方と体の使い方がとても美しい彼のプログラムは、個性的でありながらもスケートの楽しさを感じます。
 


 
このタイスの瞑想曲のプログラムは、スケートの美しさが詰まった彼の集大成のプログラムだと思います。
 

見どころ
・プログラム全体が流れるように美しい構成のプログラム
・音楽の盛り上がりに合わせた、キレのあるステップシークエンス

 
ミーシャ選手の良さはプログラムが一つの芸術作品のような美しさがあります。
タイスの瞑想曲はスケートに使われる代表的な音楽、優雅なバイオリンの音色に合うしなやかなスケーティングは心奪われます。
この世界選手権の演技では、選手自身もジャンプを決めるにつれて気持ちの高ぶりが演技に表れているように見えました。
見ている観客も次第に高まりを感じた演技。
そして最後のステップシークエンスは音楽の緩急にぴったりと合っていて、ドラマチックでありながらはかなさも感じるような美しい演技です。
全ての動きがぴったりと音楽にはまっていて、音楽をよく聞いているなと思いました。
 
演技終了は思わずスタンディングオーベーションしてしまいました。
回りの方も立っていたので、この演技に心動かされた人はとても多いと思います。
会場の熱気や空気感も含め、とても思い出のあるプログラムの一つです。
 

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