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【心に残るプログラムへの想いを語る】ウィリアムテル

ステファン・ランビエール選手のウィリアムテルについて語ります。
ウィリアムテルをプログラムに使用する選手は珍しく、バンクーバーオリンピックでの彼の演技はとても心に残っています。


 
ランビエール選手の衣装はいつも美しく、ウィリアムテルでもランビエール選手らしい衣装でとても好きです。
 
彼の一番の強みはやはり美しいスピンではないでしょうか。
このウィリアムテルでも素晴らしいスピンを見せるために、ジャンプを前半に固めて工夫を凝らした作りになっています。
 
ウィリアムテルといえば有名な旋律。
彼の美しいスピンの最中に、有名なメロディーがはじまります。
彼の良さを存分に生かした振付と演技構成になっています。
 
そしてスピンの後には、彼の見どころの2つめであるステップに入ります。
足首が柔らかいからこそ可動域が広く、氷の上を滑らかに滑るステップは美しいです。
昔習っていた先生から、美しいスケーティングは温めたバターナイフをバターに入れるような滑らかなものだよ。と教えてもらいましたが、まさに彼のスケーティングはこの表現にぴったり当てはまります。
 
スケーティングの美しさと回転軸の綺麗なスピンを存分に楽しめるウィリアムテル。
またルール改正前のため、ステップが2本入っているため美しいスケーティングをじっくり見ることができます。

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