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掃除とは

こんばんは、今日も1日お疲れさまでした。

昨夜も夜中3時過ぎに目が覚めた。
ここ最近はそんな日ばかり。
季節の変わり目ということもあるのか、身体のだるさや疲労感も抜け切らず、何ともスッキリしない毎日。

自分がやろうとすることは集中力が途切れるけれど、家事や育児は何とかできる。
妻や母は気遣ってくれるものの、どうしても私が食事の支度や片付けをすることが多い。

前回の休職期間中も、まるで育児休暇を取っているかのようなものだった。
4月から娘が保育園に通い始めたので、平日の日中は自由に動けるようになった。
その分、前回よりは苦にならない。

それなのに自分のことに集中できないのが歯痒い。
好きなことができるのに、できないのが辛い。
それほど弱ってるのか、私。

以前は掃除や洗い物をしている時、スマホをいじって動かない妻に対して不満があった。
私は何のために辛く苦しみながら休んでるのか、と。
でもそれは間違っていた

先日、顔面けいれん治療の通院の際に、電車内や待合室で読んでいた本がある。

私がよく読ませていただく、禅僧である枡野俊明さんが書かれた著書。
その中でこう書かれている。

汚れがひとつ落ちれば、その分、心が軽くなります。
ゴミがひとつ片づけば、その分、気持ちがスッキリします。
心の曇りを取り払い、ピカピカに輝かせるつもりで掃除をしてください。
そうやって整えた空間で過ごせば、おのずと心の曇りもつきにくくなるでしょう。
掃除とは、汚れを取ることが目的ではありません。
あなた自身の心を磨くことなのです。

片づける 禅の作法(著:枡野 俊明)より抜粋

掃除や片付けは家族や誰かのためじゃなく、自分の心を磨くため
この本を読んで気付いた。

以前の私はスマホを見て動かない妻に対して、
『なんで自分ばっかり?』とイライラ。
『休職している自分が代わりにやってあげてるのに』と、上から目線で思っていた。

迷惑を掛けて申し訳ない思いから、率先していたはずなのに。
いつの間にか恩着せがましく考えていた。

今回の休職期間中も進んで家事をしている。
けれどそれは自分の心を磨くため
今日も心を磨けると思って掃除機をかけて、洗い物をしている。

そうすると恩着せがましい気持ちが無くなって、イライラが溜まらなくなった。
ちょっと考え方を変えるだけで、ストレスが減ったのを実感している。

他にも考え方を柔軟にすれば、抑うつ症状から抜け出せるのかも知れない。
なかなか一気に読むだけの集中力は続かないけれど、この機会にいろんな本を読んで学びたいと思う。

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