新しいお仕事を受注した後、継続されるために取り組んだこと【ちきぺーすVol.12】
【お知らせ】2023.05.30
2023/06/30をもってこのマガジンを停止いたします。更新は5月末までとします。
すでに購入済の記事は今後も閲覧できるため、ご安心ください。
なお、今後はブログを更新していきますので、よろしければご覧ください。
こんにちは。6年ほどフリーランスでライターをしていた「ちき」です🐥
このコラムではフリーランス生活で感じた「フリーランスに必要なのはスキルとメンタル(物事の捉え方)である」という結論の内、特に重要なメンタルや心構えに関する話を書いています。
第12回目は営業がうまくいって、新規案件を受注した後について。
新規案件を受注したと思っても、途中で終了してもらうなど、なかなか継続にならないこともあります。
これまで受注した案件は基本的に4〜5年スパンで継続、フリーランス初期からほとんどクライアントさんが変わらなかった私が当時実施していたことを紹介します。
悩むライターさんやフリーランスの参考になれば幸いです。
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「新しい案件が取れた!」と感じて喜ぶのもつかの間、
「継続してもらえるかな……」「途中で終わったらどうしよう」
という不安も残るのではないでしょうか?
安心するのもつかの間、お仕事が取れたところが本当のスタート地点です。
そこから長いお付き合いにするために、さらに上流の仕事を得るためには、いま与えられた仕事で何らかの結果を残す、または良い印象を与えることが必要です。
そしてそのためには「最初の1本目」が重要で勝負どころ。
最初の印象はしばらく、下手したら何年も続いてしまうので、ここの印象が良ければ長く良い印象が続くのです。
新規案件を取得したときに取り組んだことを3つ紹介します。
▼取り組むのが億劫な初めての案件をスムーズに進めるコツ
🚩クライアントさんのメデイア、書籍、SNSがあれば読み込む
これは絶対にやることをおすすめします。なぜならばメディア・企業の方向性を理解できるからです。
「この記事はどんな目的で書いているのか?」を理解でき、自分の執筆時でもどういう方向性や文体で執筆すれば良いのか分かり、書くのが楽になります。
結果として記事の質が上がり、修正が少なくなることもあります。
🚩納期死守。3日前に出す
そもそも納期は死んでも守るべきものですが、最初は絶対に守りましょう。理想としては3日前には出したいところです。
なぜなら「最初の1本目はお互いの認識をすりあわせる過程が発生するから」。
どういう文体が好まれるのか?マニュアルは守れているか?など、執筆する私たちもマニュアルを読んだりMTGで話を聞いたりしただけでは分からないことが多々あります。
希望の納品物のイメージをもっともすり合わせできるのが、実際の記事を見たとき。特に初稿はお互いのイメージをすり合わせるために、どうしても修正依頼が多くなります。
そのようなときに納期ギリギリに出していたらどうでしょう?
修正依頼を受けて再提出するまでの時間が短くなり、焦って作業することになります。
焦って執筆すると、クオリティの高い納品物はなかなか出せません。
また編集さんやディレクターさんが私たちの記事をチェックした後、さらに上のクライアントさんに提出する義務があったら?
結果として私たちライターに修正依頼を出さず、編集さんやディレクターさんが修正してくれることもあります。
私たちは納期に間に合っていたとしても、編集さんやディレクターさんを時間に追わせることになり、苦しい思いをさせてしまうのです。
その後の依頼本数が少なくなってしまう、文字単価が上がりにくくなるといったことも考えられるため、負担をかけないためにも3日前には出すべきなのです。
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🚩同じミスをしないよう、自分用マニュアルを作る
ミスは徹底的になおした方が良いです。理由は以下の2点です。
みんながやっていることを同じようにやるよりも、「他の人ができていないこと」を攻略していく方が相手には刺さります。
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